NHKのテレビ番組「みんなのうた」で怖い歌が流れたことをご存じですか?
「きっとあの曲だ!」と思う人もいれば、心当たりのない人もいるかもしれませんね。
この記事では、「みんなのうた」についてや、怖いと言われている実際の曲を紹介していきます。
この記事でわかること
「みんなのうた」とは?NHKで怖い歌が流れたって本当?
「みんなのうた」とはNHKが放映している約5分間の短い音楽番組。
映像とともに音楽が流されるのが特徴的で、NHKの教育テレビに慣れ親しんだ人なら知っている人も多いのではないでしょうか?
実は「みんなのうた」ではトラウマ級に怖い歌がいくつか流れたことがあります。
当時見ていた子どもにとっては「怖い」と思った経験のある人も多いでしょう。
以下で実際の怖い歌をご紹介します。
「みんなのうた」のトラウマ級に怖い歌 TOP3
「みんなのうた」で流れた、トラウマ級に怖い歌は以下の通り。
ランキング形式でご紹介します。


3位ラジャ・マハラジャ
第3位は「ラジャ・マハラジャ」。
1985年の「みんなのうた」にて放映されました。
異国感溢れる曲調と恐怖感を煽る映像が子どものトラウマを加速させます。
何度も放映されているようなので、それだけ人気があるのでしょうが、もしかすると皆怖いもの見たさで見てしまうのかもしれませんね。
映像に出てくるマハラジャの表情がなんとも不気味です。
2位まっくら森の歌
第2位は「まっくら森の歌」。
こちらも1985年に放映されました。
子どもの頃に聞いて「怖い」という印象を受ける人が多いようですが、大人になって改めて聞くと「美しい」と感じられる人もいるようです。
低めのメロディラインと不気味に感じられる映像により、子どもの場合は恐怖心を煽られるかもしれません。
1位青天井のクラウン
第1位は「青天井のクラウン」。
映像に出てくるピエロの姿が脳裏にこびりついて離れない人も多いでしょう。
どことなく不安感を感じさせるメロディ、不気味なピエロの映像とトラウマになるには十分な要素が詰まっています。
サビでピエロの手がどんどん伸びていくのも非常に不気味です。
「みんなのうた」で歌詞の意味がわかると怖い歌
続いて「みんなのうた」で歌詞の意味がわかると怖い歌を紹介します。
「これって本当に子ども向け?」と思えるような曲もあるので、ぜひ見てみてください。


泣いていた女の子
「泣いていた女の子」は1979年に放送された楽曲。
東京放送児童合唱団が歌っており、物悲しい歌詞と相まって不安を感じさせます。
歌詞としては、小さな女の子が帰ってこない母親を待ち続けるというもの。
曲が終わるまで母親は帰って来ませんが、最後に笑う女の子がアップになって終了します。
本当に母親は帰って来たのでしょうか。
メロンの切り目
こちらも意味がわかるとじわじわ恐怖心が込みあがってくる曲「メロンの切り目」。
子ども向けとは到底思えない歌詞と映像なのです。
歌詞としては、恋人とのすれ違いが続き、悲しい気持ちを表現する女性を歌った曲です。
内容が非常に怖く、合鍵を使って恋人の家に上がり込み、メロンに切り目を入れるなど「え?なんで?」と思ってしまう行動をとるのです。
「一歩間違ったらストーカーでは?」と思うと、じわじわ怖くなりますよね。
メトロポリタンミュージアム
「メトロポリタンミュージアム」も怖い曲として名前が挙げられる曲のひとつ。
曲としてはゆったりしていて、歌声もささやかで優しい曲調なのですが、むしろそれが怖いと感じる人もいるようです。
夜中の美術館でミイラや天使の像と踊る、という映像もどこか不気味です。
勇気一つを友にして
「みんなのうた」の中でも最恐に怖いと話題に上るのが「勇気一つを友にして」。
ギリシア神話のイカロス伝説を基にした曲ですが、映像が怖すぎるという声も。
映像では、背中に翼の生えたイカロスがずっと背中を向けたまま動くことはありません。
それだけでも不気味ですが、最後には太陽に近づきすぎたことで蠟(ろう)が溶け翼が散る。
その後、元の姿勢を保ったまま落下していく様を見たことで肝を掴まれたような不気味さを感じる人が多いようです。
「みんなのうた」には怖い歌がたくさんある!大人になってもう一度振り返ってみよう
「みんなのうた」にはじんわり怖いと感じるものから鳥肌が立ちそうになるほど不気味に感じられるものまで、意外と多く怖い歌が放映されていました。
特に1970〜80年代にはその傾向が強いように思われます。
怖いもの見たさで繰り返し、結果としてハマる人もいるかもしれませんね。
大人になってから見ると、捉え方が変わることもあります。
「怖い」から「美しい」に感想が変わった人もいるように、何度か見ることで感じ方が変化するのも面白いですね。
この記事のまとめ!
- 「みんなのうた」とはNHKが放映している約5分間の音楽番組
- 曲に合わせて映像が流れるのが特徴
- 「みんなのうた」では怖い歌が実際に流れ、トラウマになる子どももいる
- 大人になって再度見ると、捉え方が変わることもある

