Perfume(パフューム)は、2005年にメジャーデビューした広島出身の3人組ユニットです。
メンバーのあ〜ちゃん・かしゆか・のっちにしか出せない唯一無二の世界観や、おしゃれで先進的な楽曲が、幅広い層から支持を得ている理由となっているのでしょう。
この記事でわかること
Perfumeのデビュー曲は「リニアモーターガール」
「リニアモーターガール」は、2005年9月に発売されたメジャー1stシングルです。
「近未来テクノポップユニット」というコンセプトのもと制作され、新鮮さを感じる曲調に話題を集めました。
独特な世界観は今のPerfumeを物語っており、まさに彼女たちの原点ともいえるでしょう。
また、インディーズ1stシングルは、2003年に発売された「スウィートドーナッツ」です。
アイドルらしさ溢れる元気いっぱいな楽曲で、初々しい彼女たちの姿が見られます。
ぜひ2曲とも聴いて、Perfumeの軌跡をたどってみてはいかがでしょうか。
Perfumeの人気代表曲10選
ここからは、Perfumeがリリースしてきたなかでも特に人気の代表曲を10曲紹介します。
Perfumeを知るうえで、この曲を聴けば間違いありません!
ポリリズム
「ポリリズム」は、リサイクルキャンペーンのCMソングとして2007年に書き下ろされた楽曲です。
資源が巡り巡ってリサイクルされる様子を恋愛に重ね、相手に何度も惚れ直しながら恋する気持ちを歌っているのが印象的。
キャッチーなダンスと革新的なサウンドはクセになり、思わずリピートしてしまうでしょう。
2008年の紅白歌合戦に初出場するきっかけにもなり、Perfumeの代表曲の1つとなりました。
チョコレイト・ディスコ
2007年のバレンタインデーにリリースされた、4thシングルの収録曲「チョコレイト・ディスコ」。
好きな男性に想いを届ける女性の心情を歌った歌詞がなんともキュートで、バレンタインデーならではのドキドキを味わえます。
MVではディスコを舞台としており、カラフルな衣装で踊る3人の揃ったダンスには目が離せなくなるでしょう。
発売から15年以上が経っても色褪せない、Perfumeの人気曲です。
FLASH
2016年にリリースされた「FLASH」は、映画「ちはやふる -上の句- / -下の句-」の主題歌として書き下ろされた楽曲です。
戦いをテーマとしており、MVでは映画の内容に沿って、弓矢や正拳突きなどの振り付けを取り入れているのが特徴。
これまでのPerfumeの曲にはない力強さを感じつつも、3人の爽やかな声がスッと耳に入り、心地よさを覚えるでしょう。
iTunesのリアルタイムランキングで初の1位を獲得し、配信としては最大のヒットソングとなりました。
TOKYO GIRL
「TOKYO GIRL」は、ドラマ「東京タラレバ娘」の主題歌として2017年に書き下ろされました。
たくさんの人が行き交う東京という場所で、悩みを抱えながらも強く生きていく女性を描いた歌詞が印象的です。
サビにある「踊れ Boom Boom TOKYO GIRL」のフレーズは、日々の疲れや葛藤を振り払って、思わず跳ねたくなる高揚感を覚えるかもしれません。
カラフルな音色に「また明日からも頑張ろう」と前向きにさせてくれる楽曲です。
ねぇ
2010年にリリースされ、ファッションブランド「NATURAL BEAUTY BASIC」のCMソングとして起用された「ねぇ」。
彼氏とのデートを楽しみに待つ女性の気持ちを描いており「キミといると行き先はどこも特別に変わるの」というフレーズには、彼へのあたたかい愛情が感じられますね。
MVでは3人がステップダンスを披露し、ハイヒールでの軽やかな足さばきは見事としか言いようがありません。
大好きな人とのデート中に、一緒に聴きたい作品です。
Dream Fighter
「Dream Fighter」は、2008年に発売された8thシングル曲です。
日々努力を続けている人に向けた応援歌で、前に進むことへの大切さを歌った強いメッセージ性を感じられます。
歌詞にある「最高を求めて終わりのない旅をするのは、きっと僕らが生きている証拠だから」は、下積み時代が長かったPerfumeが歌うからこそ説得力を持たせられるのでしょう。
頑張ることに疲れて立ち止まったときに、そっと背中を押してくれそうですね。
レーザービーム
2011年にリリースされ、KIRIN「氷結」のCMソングとして起用された「レーザービーム」。
音楽プロデューサーの中田ヤスタカが缶入りチューハイをイメージしながら作詞し、飲んだときの爽快感と、恋愛のドキドキを重ねて表現しています。
スピード感とエネルギッシュさは聴くだけでパワーをもらえ、明るい気分にさせてくれそうですね。
イントロの近未来的なサウンドはPerfumeらしさが詰まっており、発売から時間が経ってもファンが多い楽曲です。
ワンルーム・ディスコ
「ワンルーム・ディスコ」は、2009年にリリースされた楽曲です。
「これから一人暮らしを始める人」をテーマに描き、新生活へのドキドキと不安をストレートに表現しています。
「たぶんできるはずって思わなきゃしょうがない」というフレーズは、一人での生活に緊張している心をほぐし、気楽にさせてくれそうですね。
前向きで明るいサウンドが魅力で「これから頑張ろう」と元気が出る曲です。
未来のミュージアム
「未来のミュージアム」は、映画「ドラえもん のび太のひみつ道具博物館」の主題歌として起用された2013年リリースの楽曲です。
「大切なものを探す」というテーマで描かれ、サビの最後には「キミにもできるはずさ」と前向きに歌われています。
MVではメンバーがドラえもんの世界観とコラボレーションしており、ストーリー仕立てのアニメが当時話題を集めました。
Perfumeの爽やかでキュートな声質に気分が明るくなり、1日が始まる朝にぴったりな作品です。
微かなカオリ
KIRIN「氷結」新商品のCMソングとして起用された、2011年リリースの「微かなカオリ」。
片想いしている女性の切なさを歌っており、商品のコンセプトに沿った歌詞が印象的です。
「やさしいキミのホントのキモチ、知りたいんだけどこわいから」という心情は、経験のある人も多いのではないでしょうか。
恋の不安な気持ちをそのままに表現しており、グッと心に響く1曲となっています。
Perfumeのダンスがかっこいい曲4選
Perfumeの印象といえば、メンバー3人の息がピタッと揃ったダンス!
可愛らしい振り付けが多いですが、目が離せないほどバキバキに踊る曲も存在するのです。
ここでは彼女たちの新しい魅力を知れる、ダンスがかっこいい曲を紹介していきます。
edge
「edge」は、2008年に発売された7thシングルのカップリング曲でKOSE「Fasio」のCMソングに起用されました。
日本語と英語のパートが交差しているこの曲は、約7分と長さのわりに歌詞が少なく、ダンスを魅せるために作られたといってもおかしくありません。
ライブパフォーマンスでは映像や演出が曲と見事にマッチしており、会場が一体になって盛り上がれるでしょう。
後半に進むにつれて激しくなるダンスを、涼しげな顔で踊る3人の姿は必見です。
Spending all my time
2012年にリリースされた「Spending all my time」は、ほぼ英語詞で作られている楽曲です。
今までのPerfumeにない、洋楽っぽさを取り入れた新鮮なサウンドのダンスナンバーに仕上がっています。
全身を使う激しい動きはないように感じますが、一つひとつの手の角度や、素早く変化するダンスフォーメーションは圧巻。
海外ツアーでも大盛り上がりを見せており、リズムの良さに思わず体を揺らして踊りたくなる1曲です。
Pick Me Up
「Pick Me Up」は2015年にリリースされ、伊勢丹とのコラボソングとしても話題を集めた1曲です。
サウンドのスピード感と緩急をつけた振り付けは、曲のテーマになっている「買い物引力」と見事にマッチしています。
伊勢丹とのコラボ企画で、メンバーが監修した「踊っても痛くないダンスヒール」をMVで実際に着用。
軽やかに踊る姿は機能性の高さを証明するきっかけになり、現在でも予約販売が続いているのだとか。
指先まで華麗に揃ったシンクロダンスは「さすがPerfume!」と声を上げたくなるでしょう。
Party Maker
2013年にリリースされた「Party Maker」は、エーザイ「チョコラBBシリーズ」のCMソングに起用された楽曲です。
クラブで流れていても不思議ではないほど、全体的にハイテンポでノリが良く、まさに踊るための曲。
ライブパフォーマンスでは3人のシンクロする動きやソロダンスが見られ、ハイヒール姿でキレキレに踊る姿に思わず目を奪われます。
Perfumeのダンスがかっこいい曲を知るうえで、絶対に外せない1曲です。
Perfumeファンが選ぶ隠れた名曲5選
誰もが知っている定番曲を数々生み出している、人気アーティストグループのPerfume。
しかし、なかにはメジャーではないものの、埋もれるにはもったいないほどの神曲もあるのです。
最後に、Perfumeファンだからこそ知る、隠れた名曲を紹介します。
だいじょばない
「だいじょばない」は、2013年にリリースされた17thシングルの収録曲です。
不思議なタイトル名は「大丈夫」の対義語を意味し、刺激的なキミに夢中になっている主人公の、可愛らしい心の内側を表現しています。
サビのキャッチーなメロディはクセになり、一度聴くと頭から離れない人が続出。
早口言葉のような楽しさがあり、思わずリピートして歌いたくなる1曲です。
ナナナナナイロ
「ナナナナナイロ」は、2019年に発売された全52曲収録のベストアルバム「Perfume The Best “P Cubed”」に収録されている楽曲です。
旅をテーマにしており「肌美精」シートマスクシリーズのCMソングとして起用されました。
「春夏秋冬それぞれの景色をキミと見たい」という気持ちをストレートに表現し、3人の可愛い声と曲調が見事にマッチ。
Perfumeとしては珍しく、ヒップホップダンスを意識した振り付けに仕上がっています。
メンバーが実際に旅をしながら撮影した、笑顔でいっぱいのMVにも注目です。
MY COLOR
2011年に発売された3rdアルバム「JPN」の収録曲「MY COLOR」。
「ネット社会」をテーマに描かれ、インターネットの世界を想像できるフレーズがちりばめられています。
振り付けは歌詞とリンクしており、ライブではメンバーが観客にダンスをレクチャーしながら踊る場面も。
会場全体が一体となって楽しめて、多くのファンに愛されている楽曲です。
ぜひ振り付けを覚えて、ライブでPerfumeと一緒に踊りましょう。
SEVENTH HEAVEN
「SEVENTH HEAVEN」は、2007年にリリースされた5thシングルのカップリング曲です。
タイトル名はユダヤ教などで天国の最高位を意味し、Perfumeの曲のなかでもかなり繊細な曲に仕上がっています。
叶わない片想いを連想する歌詞や可憐なピアノの旋律、3人の美しい声が切なさを倍増させ、涙をポロリと流すことでしょう。
はかなくも、心がじんわりと温かくなる癒しを与えてくれる1曲です。
願い
2008年に発売された、8thシングルのカップリング曲「願い」。
Perfumeは明るいアップテンポの曲が多いですが、この曲はバラード調のメロディで優しく歌われています。
片想いをする女性の心情としても、夢を追いかける自分自身への気持ちとしても解釈できる歌詞は、聴く人が自由に当てはめて思いを馳せられる魅力的な曲。
ライブのラストに歌われることもあり、心を浄化してくれる感覚を覚えるでしょう。
仲間や恋人とのカラオケで、しっとりと歌い上げたい1曲です。
Perfumeの曲は一度聴いたら耳から離れない!お気に入りの歌をプレイリストにまとめよう
一度聴くと何度も頭のなかをループする、中毒性のある楽曲を多くリリースしているPerfume。
「近未来テクノポップユニット」という革新的なコンセプトにマッチする世界観や、美しい歌声、ハイヒールでの軽やかなダンスは、彼女たちにしかない魅力です。
誰もが知っている有名ソングはもちろん、バキバキのダンス曲や切なさ全開のバラードなど幅広い楽曲を聴いて、Perfumeの沼にハマりましょう。
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