塔の中で暮らしていたラプンツェルが泥棒のフリン・ライダーと外の世界に飛び出す、そんなストーリーが魅力的な「塔の上のラプンツェル」はディズニーの人気映画です。
そんな「塔の上のラプンツェル」は主題歌や挿入歌も美しいものが多く人気を集めています。
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ラプンツェルの主題歌の曲名は?
「塔の上のラプンツェル」の主題歌はオープニング曲とエンディング曲の2曲です。
どちらも原曲は英語で、オープニング曲のみ日本語の歌詞で歌われた吹き替え版が存在します。
どちらもラプンツェルの気持ちや生き方を歌った名曲なので、アニメを見たことがある人もまだ見ていない人もどんな曲が流れるのかチェックしましょう。
ここでは、2曲の歌詞やタイトルの意味について紹介します。
自由への扉(When Will My Life Begin)
「自由への扉」は「塔の上のラプンツェル」の主題歌で、作品の始めの方で登場する楽曲です。
アップテンポで楽しげなメロディとラプンツェルの明るい歌声が印象的な曲ですよね。
歌詞も彼女が塔の中で家事をしたり本を読んだりする日常が楽しげに歌われているのですが、後半になると同じことを繰り返す毎日に退屈し、そして外に出たいと願う歌詞に変わっていきます。
この曲の原題である「When Will My Life Begin」は直訳すると「いつわたしの人生が始まるの?」という意味です。
そのタイトルの通り、この楽曲は外の世界に飛び出してこそ自分の人生がスタートするという彼女の強い願いを歌っているのでしょう。
Something That I Want
「Something That I Want」は「塔の上のラプンツェル」のエンディングテーマです。
原題も邦題も同じタイトルで、歌詞も英語のままになっています。
アップテンポでポップなメロディはハッピーエンドにふさわしい楽しげな雰囲気。
タイトルは「私が求めている何か」という抽象的な意味で、歌詞も女の子が自分がほしいものを探し求めている気持ちが歌われています。
これは「外の世界」に憧れたラプンツェルの心情にぴったりですよね。
また「冒険好きな男の子」というライダーを指しているような歌詞もあることから、この曲はラプンツェルとユージーンの関係や物語を歌ったものなのでしょう。
ラプンツェルの劇中歌の曲名は?
ディズニーアニメといえば登場人物たちが歌う劇中歌ですよね。
「塔の上のラプンツェル」でもワクワクするアップテンポな曲からしっとりとロマンティックな楽曲まで、さまざまな劇中歌が歌われています。
その中でも特に有名で人気な曲を4つピックアップしたので、英題の意味や歌詞の内容をチェックしましょう。
輝く未来(I See the Light)
「輝く未来(I See the Light)」は、2人が念願の空飛ぶ光を見たゴンドラの上で歌われる楽曲です。
ラプンツェルとユージーンのデュエットソングになっていて、お互いの今までの想いや相手に対する気持ちが素直に表現されています。
英題の「I See the Light」は直訳すると「私は光を見た」となりますが「see the light」というフレーズには「やっと分かる」「理解する」という意味もあります。
つまり光を見ることができたラプンツェルと、大切な存在に気付いた2人の気持ちを表したダブル・ミーニングになっているのです。
魔法の花(Healing Incantation)
「魔法の花(Healing Incantation)」は、物語の導入部分で魔女のゴーテルが歌っている劇中歌です。
魔法の花に対して「かつての私を取り戻せ」という歌詞は、ゴーテルがラプンツェルを攫って塔に閉じ込めた理由にもつながります。
英題の「Healing Incantation」は直訳すると「癒しの呪文」ですが、歌詞の意味を考えると「healing」は癒しというより「若返り」や「よみがえり」という訳し方が適しています。
「若返りの呪文」と訳せば、ゴーテルが老婆から若い女性に変わるシーンにも合いますよね。
この曲はラプンツェルやユージーンが歌うシーンがあり「塔の中のラプンツェル」の代表的な楽曲です。
お母様はあなたの味方(Mother Knows Best)
「お母様はあなたの味方(Mother Knows Best)」は、空飛ぶ光を見に行きたいと願ったラプンツェルに対してマザーゴーテルが歌う曲です。
ゴーテルは外の世界に憧れる彼女に対して「あなたはまだ若い」「外には恐ろしいものがたくさんある」「お母さんを信じなさい」と洗脳のような歌詞で語りかけます。
また、物語の後半でラプンツェルを連れ戻そうとするときにも同じ曲を歌っていました。
英題の「Mother Knows Best」は「母親は1番よく知っている」という意味で、歌詞でも同じフレーズが使われています。
母親の愛を感じる内容に思えますが、ゴーテルの正体を知っていると少し怖い歌詞ですよね。
誰にでも夢はある(I’ve Got A Dream)
「誰にでも夢はある(I’ve Got A Dream)」は物語の中盤で酒場の荒くれ者たちが歌う楽曲です。
ラプンツェルに「あなたたちには夢はないの?」と聞かれた酒場の悪党たちは「ピアニストになりたい」「恋人が欲しい」「お菓子作りが好き」など、見た目からは想像できない素敵な夢をアップテンポなメロディに乗せて語ります。
この歌詞は物語のエンディングを盛り上げるスパイスになっているので、ぜひ英語版、日本語版両方聞いてくださいね。
英題の「I’ve Got A Dream」は日本語訳の通り「誰にでも夢はある」という意味のフレーズです。
ラプンツェルの挿入歌でおすすめの曲は?
「塔の上もラプンツェル」は劇中歌だけではなく、ストーリーを盛り上げる美しい挿入歌がたくさんあります。
物語の雰囲気に合った完成度が高い楽曲ばかりなので、どんな曲がどのシーンで使われているのかチェックしましょう。
ロマンチックなメロディが多いので、イベントや結婚式の挿入歌にするのもおすすめです。
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あの灯りが待ち遠しい(Waiting for the Lights)
「あの灯りが待ち遠しい(Waiting for the Lights)」はラプンツェルとユージーンがゴンドラに乗ってランタンを待つシーンで流れる挿入歌です。
ラプンツェルにとって「外に出たい」と思うきっかけでもあった「空飛ぶ光」を2人で見ることができた感動のシーンは物語の要ともいえます。
そんな場面で流れる「あの灯りが待ち遠しい(Waiting for the Lights)」は優しくロマンチックなメロディの名曲です。
二人のキャンプ(Campfire)
「二人のキャンプ(Campfire)」は衛兵やスタビントン兄弟から逃れたラプンツェルとユージーンがお互いに秘密を打ち明け合うシーンの挿入歌です。
困難を乗り越えお互いに距離を縮める2人の心境を表したかのような穏やかな楽曲となっています。
王国でダンス(Kingdom dance)
「王国でダンス(Kingdom dance)」は王国についたラプンツェルが広場のみんなを巻き込んでダンスを踊るシーンの挿入歌です。
ユージーンとなかなか一緒に踊れない姿がもどかしくて、最後にちょっと照れる2人の様子は必見。
異国に旅に行った気分を味わえる、オリエンタルな雰囲気の明るい楽曲となっています。
歓びに包まれる王国(Kingdom Celebration)
「歓びに包まれる王国(Kingdom Celebration)」はラストシーン、ラプンツェルが王国に戻ってきて喜びに溢れる王国のシーンで流れる楽曲です。
今までの登場人物の夢が叶っているハッピーな様子にふさわしい晴れやかなメロディはエンディングにぴったり。
ラプンツェルとユージーンのこれからの幸せな未来が想像できる名曲です。
ラプンツェルの歌は名曲揃い!英語と日本語の歌詞を聴き比べてみよう
「塔の上のラプンツェル」はストーリーはもちろん、作中に流れる音楽も人気なディズニーアニメです。
歌詞の意味や流れる場所をあらかじめ知っておけば、感動のストーリーもさらに深みを持つでしょう。
「塔の上のラプンツェル」の歌は英語版も吹き替え版もあるので、両方聴いてディズニーアニメの世界をたっぷり堪能してくださいね。
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この記事のまとめ!
- 主題歌の「自由への扉(When Will My Life Begin)」はラプンツェルの退屈な日常と外への憧れを歌っている
- 輝く未来(I See the Light)はラプンツェルとユージーンによるロマンチックなデュエットソング
- 「塔の上のラプンツェル」は挿入歌もレベルが高く聴きごたえがある