モチベーションを上げたり、心を落ち着かせたり、音楽は大事な場面で重要な役割を果たします。
また、日常生活において音楽は大きな力を発揮します。
音楽を聴きながら勉強すると記憶の定着がよくなる、寝る前に音楽を聴くと睡眠効果があるなど、音楽がさまざまなシーンで与える好影響があらゆる実験で立証されています。
今回はランニングの時に音楽を聴くとどのような効果があるのかお伝えしていきます。
この記事でわかること
ランニング中に音楽を聴く効果とは
ジムに通おうと思うとそれなりにお金がかかりますよね。
それなら、上手く音楽を取り入れてランニングやウォーキングを習慣化しちゃいましょう。
そうすれば、無料のジムに通うみたいな感覚で筋トレができて、ダイエット効果も狙えて、おまけに節約もできちゃいますよ!
では、ランニング中に音楽を聴くことのデメリットとメリットをチェックしていきましょう。
ランニング中に音楽を聴くデメリット
まずはデメリットをみてみましょう。
ランニング中に音楽を聴くデメリットは心理的なデメリットよりも物理的なデメリットが大きいです。
イヤホンコードが邪魔
音楽を聴きながら走ると、腕にイヤホンコードが引っかかり、ウォークマンやスマホのイヤホンジャックからイヤホンが抜けてしまう、もしくはイヤホンが耳から抜けてしまう可能性があります。
これは単純にランニングに集中できないだけでなく、イヤホンそのものの寿命が縮む可能性があるため、イヤホンコードの扱いには注意しましょう。
周りの音が聞こえづらく危険
一番のデメリットは周りの音が聞こえづらくなることです。
自転車の通行を妨げていることに気づかなかったり、後ろから来た車に気づかず事故に巻き込まれたりという可能性があります。
周りに迷惑をかけず、かつトラブルに巻き込まれないようにするために、周りの音がある程度聴こえる音量に設定した上で、公園などの安全なコースを選んでランニングするようにしましょう!
ランニング中に音楽を聴くメリット
次に、メリットを見ていきましょう。
実は音楽を聴きながらランニングをすることで得られる効果は、心理学的な部分でも認められています。
走るスピードを一定に保てる
ランナーにとって最も重量なポイントが、同じスピードで走り続けられるかどうかです。
ランニングをしていると、前半にスピードを出しすぎてしまい、後半でバテてほとんど歩いているくらいのスピードになってしまう、なんてことがよくあります。
これでは「ツライ」という記憶で終わることになり、せっかくダイエットのために!と張り切ってはじめても、早い段階で挫折してしまう可能性が高いです。
そこで音楽の力を借りましょう。
音楽を聴きながら走ると、自然と楽曲のリズムやテンポに合わせて走るようになるため、走るスピードを一定に保つことができます。
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飽きずに走り続けることができる
「ランニングを始めてみたのはいいけれど、なかなか続かない…」なんて方も多いはず。
ランニングを続けることの大きな壁は「習慣化できないこと」です。
これはランニングは辛い、つまらないなどネガティブバイアス(思い込み)がかかることで、ランニングは楽しくないものと無意識のうちに認識してしまうことがひとつの原因です。
実際に走ってみて「やっぱり辛い、楽しくない」と思ってしまうと、すぐに飽きてしまいます。
けれども、好きな音楽を聴きながら気分を上げて走れば、ランニング=楽しいこと、とポジティブなバイアスをかけられます。
すると、飽きることなく走ることを習慣化できるのです。
また音楽を聴くことで、ランニング中に脳が感じた疲労が軽減されること、エネルギー効率がアップすることがわかっています。
ランニングをする際にはできるだけ音楽を聴きながら走るようにしましょう。
ランニングで音楽を聴く時のポイント
イヤホンが抜けたり、スマホがポケットから落ちそうになったりで、音楽を聴きながらだとランニングに集中できないという方は多いでしょう。
その解決法と自分のペースで走れる選曲の仕方を解説します!
イヤホンにこだわる
まずは、悩みの多いイヤホンについてです。
イヤホンを選ぶポイントは主にこの2つです。
- Bluetooth対応イヤホンであること
- 軽量で耳から外れにくいもの
音楽を聴いて走ることのデメリットであげた「イヤホンコードが邪魔」という点を改善するために、ワイヤレスイヤホンを使うようにしましょう。
また、できるだけ軽量化されていて、かつ外れにくい耳に引っ掛けるタイプを選ぶか、フィット感があり耳から抜けにくいものを選ぶようにしましょう!
また、ミュージックプレーヤーがBluetooth対応商品かどうかもきちんと確認しておきましょう。
さらに、イヤホンに防水機能がついていると汗をかいた状態でも安心して装着できます。
スマホアプリ派は持ち運び方に注意
スマホアプリを使って音楽を聴いている人に起こりうる一番の危険は、ポケットからスマホが落ちてしまうことです。
画面が割れるだけではなく、スマホにしか保存していない連絡先や大切な写真のデータが消えてしまうなんてことになりかねません。
できるだけ深いポケットの付いたパーカーやパンツを着用するか、ランニング用の小さいウエストポーチを使うなどして対策をしましょう。
走るペースに合わせた選曲をする
ランニングをしながら音楽を聴くメリットを最大限に生かすためのポイントは「選曲」です。
好きな曲を選ぶのは大前提として、いろいろ聴きながら実際に走ってみて、自分の走るペースに合うテンポの曲を探してみましょう。
走ることに慣れてスピードが上がると、ペースに合う曲も変わります。
それに合わせてプレイリストを更新していくのも楽しみのひとつになるでしょう。
また、エクササイズに効果的なテンポは145BPMだと言われています。
ですので、それに合わせて楽曲を選ぶのもいいかもしれません。
ランニングにおすすめの音楽ランキング
それでは、聴くだけでテンションが上がる、走りながら聴くのにぴったりな楽曲のおすすめ人気ランキングTOP5を発表していきます!
【5位】Over Drive|JUDY AND MARY
走る雲の影を
飛び越えるわ
夏のにおい追いかけて
あぁ夢は
いつまでも覚めない
歌う風のように…
幅広い年齢層にいまもなお人気のアーティストJUDY AND MARY、通称ジュディマリの7枚目のシングル曲『Over Drive』。
ボーカルの爽快感のある歌声でサビの歌詞を聴きながら走れば、心地良いランニングタイムを過ごせることでしょう。
しかもテンポが148BPMなので、エクササイズにぴったりです!
【4位】じょいふる|いきものがかり
JOYとJOYとJOYとPOPなベイベー
JOYとJOYとJOYとHAPPYなピーポー
日本を代表する女性ボーカルバンド「いきものがかり」の4thアルバム「ハジマリノウタ」の収録曲『じょいふる』。
この曲も、ついつい全身でリズムを取りたくなるような曲で、ランニングに向いています。
軽快でノリも良いので、聴いていると自然に走り出したくなるはずです。
158BPMと若干テンポが速い曲ではあるのですが、楽しげな曲調で疲れも忘れてしまうことでしょう。
【3位】全力少年|スキマスイッチ
積み上げたものぶっ壊して身に着けたもの取っ払って
止め処ない血と汗で渇いた脳を潤せ
あの頃の僕らはきっと全力で少年だった
セカイを開くのは誰だ?
常にメッセージ性の強い楽曲を世に生み出してきた男性2人組ユニット「スキマスイッチ」。
彼らの楽曲の中で、アップテンポでランニング向きなのがヒット曲『全力少年』。
走っていてくじけそうになった時に、背中を押してくれるポジティブな歌詞が特徴の楽曲です。
132BPMと若干ゆっくりなテンポのため、無理せずスピードを抑えて走りたい方におすすめの曲です。
【2位】ピースサイン|米津玄師
もう一度
遠くへ行け遠くへ行けと
僕の中で誰かが歌う
どうしようもないほど熱烈に
米津玄師さんの楽曲の中でもかなり前向きでアップテンポなポップチューンです。
疾走感溢れるこの『ピースサイン』を聴きながら走れば「いつもよりも頑張って走ろう!」「昨日の自分を超えるんだ!」と、少年漫画の主人公のような気持ちになれること間違いなしです。
200BPMとかなりテンポが早い楽曲なので、自分の走るテンポに合っているかどうか見極める必要があります。
【1位】Runner|爆風スランプ
走る走る俺たち
流れる汗もそのままに
いつかたどり着いたら
君にうちあけられるだろ
走るといえばこの曲、爆風スランプの代表曲『Runner』。
「人はなぜ走り続けるのか」をテーマに歌った応援ソングです。
とにかく走る熱い歌詞が特徴で、ランニングのために存在しているのではないかとすら思えます。
走っている自分の背中を迫力ある歌声でどこまでもグイグイ押してくれることでしょう。
126BPMと初心者でも走りやすいテンポなのもポイントです。
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ランニング中に音楽を聴くために最適なイヤホン
ランニングやジョギングをする際にぴったりなヘッドホンを選ぶには、以下の3つのポイントをおさえていることが大切です。
- 走ってもイヤホンがずり落ちない
装着性の高いスポーツタイプを選んで、走っている時に耳からずり落ちないようにしましょう。 - 汗や雨に濡れても大丈夫な防水仕様
ランニング中は汗をかいたり突然の雨に降られたりと、水に濡れるシチュエーションが多く想定されます。
防水仕様のイヤホンをつけると安心です。 - コードなしで走りの邪魔にならない
有線のイヤホンの場合、コードが走りの邪魔になる上、あまりに引っ張られたりしすぎると、イヤホン本体の寿命を縮めてしまう可能性があります。
ぜひBluetoothのワイヤレスタイプを選びましょう。
「走る」ことにフォーカスした場合、上記3つの条件に当てはまるものを選ぶと、快適なランニングライフを送ることができます。
イヤホンやヘッドホンと同じくらい重要なのがウォークマンです。
ウォークマンの人気おすすめ商品は「ソニーSONYウォークマンAシリーズ」と「ソニーSONYウォークマンSシリーズ」です。
快適なランニングライフを送る上で、軽さや頑丈さはもちろんのこと、やっぱりこだわりたいのはサウンドです。
AシリーズとSシリーズの大きな違いは「Aシリーズはハイレゾ音源に対応している」点。
ハイレゾ音源とはCD規格よりも上の規格に対応した音源を示します。
そのため、とにかく音にこだわりたい人が選んで間違いないのはAシリーズということになります。
音質が良いなどAシリーズはSシリーズに比べて格上ではありますが、下記のような共通点もあります。
- デジタルノイズキャンセリング機能で周囲の雑音をカット
- FMラジオチューナーで好きなラジオを聴きながら走れる
- イヤホンコードを気にしなくていいBluetooth対応
また、サウンドの質はさほど重視していないなら、Sシリーズでも機能的には十分です。
以下のようにSシリーズのみの特徴もあるので参考にしてください。
- 電池の持ちがAシリーズよりいい
- タッチパネルではなく、ランニング中に操作しやすいボタン操作が主軸
- 動画がみられる
スマホアプリを使って音楽を聴いている人の場合、ランニング中に落として画面が割れてしまったり、大事なデータが飛んでしまったりする危険があります。
ウォークマンだから音楽以外のデータは入ってないし…といっても、落として故障してしまったら修理に出さなければいけません。
そう考えると、ランニング中に音楽を聴くことを躊躇する人もいるでしょう。
そんな人におすすめの商品が、音楽プレーヤーがイヤホンに内蔵された、イヤホン一体型のSONYウォークマンWシリーズです。
プレーヤー本体がないことはもちろん、再生や停止ボタンもイヤホンと一体になっているのには驚きですが、その最大の特徴は、防水性能を備えていることです。
まさにランニングを楽しむための最新版ミュージックプレーヤーといえます。
価格も1万円台とお手頃な人気商品。
ランニングの邪魔をされることなく音楽を聴きたい人はぜひWシリーズを選びましょう。
ちなみに容量は「NW-WS625」で16GB、「NW-WS623」で4GBです。
ランニング中の音楽はお気に入りソングを聴こう!メリット・デメリットを知って効率的にランニングをしよう
いかがでしたか?
この記事を読んで、ランニングをする際に音楽を聴くことによって、さまざまなメリットが得られることがおわかりいただけたのではないでしょうか。
音楽がもたらす心理的効果を知ってランニングに取り入れれば、もっと走ることを楽しめるのでトレーニングがはかどること間違いなしでしょう。
コードレス&防水機能付きの人気おすすめイヤホンを使えば、さらにはかどるはずです!
ぜひBPMも気にしながら、お気に入りの曲を詰め込んだ、あなた専用のプレイリストを作りましょう!
この記事のまとめ!
- 音楽を聴きながら走るとスピードを一定に保つことができる
- 飽きずに走ることを習慣化できる
- 145BPM前後が運動効率をあげる
- イヤホンにこだわれば快適なランニングが実現する
- ランニング専用のマイプレイリストを作成してランニングを楽しもう