松田聖子の曲といえば?デビューから人気のヒット曲・隠れた名曲まで

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松田 聖子 曲

松田聖子は1980年のデビュー以来、多くのヒット曲を歌ってきた日本を代表する女性ポップシンガー

アイドルらしい歌謡曲から大人っぽいバラードまで、高い歌唱力で幅広いジャンルを歌いこなす永遠のアイドルです。

UtaTen編集部
この記事では松田聖子のデビュー秘話や人気曲、隠れた名曲を紹介していきます。

松田聖子のデビュー当時

デビュー秘話

松田聖子は、最初からアイドル歌手として成功した訳ではありません

デビューのきっかけとなったのは、ミス・セブンティーンコンテストの九州地区大会。

そのときの彼女の歌声を聴いて「売れる声だ」と驚いたCBSソニーのプロデューサーが彼女に声を掛けました。

その後、プロデューサー陣が両親を説得し上京することが叶ったのです。

しかし事務所は他のアイドル歌手を売り出す予定があったため、松田聖子はドラマやCMから活動を始めます

また、洗顔料「エクボ」のCMモデルとCM曲のタイアップに応募したのですが、えくぼができなかったのでオーディションは不合格となってしまいました。

 

デビュー曲「裸足の季節」

「エクボ」のCMには別のタレントが起用され、松田聖子が歌ったCM曲「エクボの季節」はノンクレジットで流れることになりました。

しかし、テレビで度々流れたこのCM曲の歌声が評判となったため、ついに彼女は歌手デビューを果たすことになったのです。

デビュー曲はCMソング「エクボの季節」から、タイトルを変更した「裸足の季節」。

それからは『夜のヒットスタジオ』などの数々の歌番組に出演し、のびやかな歌声を披露した松田聖子は、80年代を代表するアイドル歌手へと成長しました

 

松田聖子のヒット曲TOP3

松田聖子 曲
昭和から平成にかけて、本当に多くのヒット曲を持つ松田聖子

松田聖子の代表的な歌と言えば?」と聞かれても、答える人の世代や曲調の好みによって、さまざまな曲が頭に浮かぶでしょう。

その中で、セールス的に最も成功したのはどの曲なのでしょうか?

次はシングルCDの売り上げ枚数による、松田聖子のヒット曲TOP3を紹介します。

 

【第3位】風は秋色/Eighteen

第3位は1980年に発売で3枚目のシングル「風は秋色 / Eighteen」で、松田聖子初の両A面シングル。

「風は秋色」は化粧品メーカーのCMソングに起用された曲で、「Eighteen」はNHKの番組『レッツゴーヤング』で歌われていた曲です。

テレビで人気の2曲によるこのシングルは大ヒットとなり、松田聖子はオリコンチャートでこれ以降シングル24作連続1位を記録しました。

 

【第2位】ガラスの林檎/SWEET MEMORIES

第2位は1983年リリースの「ガラスの林檎 / SWEET MEMORIES」。

「ガラスの林檎」は透明感のあるバラードで、振り付けはほとんどなく、アイドルから大人の歌手へと成長した松田聖子の歌唱力が高く評価された曲です。

B面の「SWEET MEMORIES」はペンギンのアニメが登場する人気CMに起用された曲で、最初はCMに歌手名は出ていませんでした。

しかし歌っているのは誰なのかと話題となったため、松田聖子のクレジットが出るようになると、このシングルCDも大ヒット。

CMの効果もあり「ガラスの林檎」は、彼女が昭和に発表した曲の中で1番のヒットとなりました。

 

【第1位】あなたに逢いたくて〜Missing You〜/明日へと駆け出してゆこう

昭和歌謡の歌姫のイメージが強い松田聖子ですが、ヒット曲第1位は1996年(平成8年)発売の「あなたに逢いたくて〜Missing You〜 / 明日へと駆け出してゆこう」です。

「あなたに逢いたくて〜Missing You〜」は、別れた恋人への想いをしっとりと歌い上げた失恋ソングで、カラオケで熱唱したくなる感動的な歌。

作詞作曲はSeiko Matsuda名で松田聖子自身が担当しており、アーティストとしての才能も光っています。

この曲はNHK紅白歌合戦でも何度も歌われ、彼女の代表曲とも言える曲になりました。

 

松田聖子の人気曲

松田聖子の人気ソングやカラオケでよく歌われている歌は、まだまだたくさんあります。

リアルタイムで聴いていた人にとっては、曲を聴くと当時の想い出が蘇り、思わず口ずさみたくなるキャッチーな歌ばかり

平成世代にとっても動画や配信などで耳にしているうちに、すっかりおなじみになっている曲も多いのではないでしょうか。

年代を問わず、コンサートやディナーショーも人気です。

次は、幅広い世代から支持される松田聖子の人気曲を紹介します。

カラオケ 盛り上がるカラオケで盛り上がる曲特集!アニソン・ボカロ・歌謡曲などの人気曲を年代別に紹介

 

瞳はダイアモンド

瞳はダイアモンド」は1983年リリースで、松田聖子の15枚目のシングル曲。

楽曲を提供したのは、彼女のヒット曲の多くを手掛けた作詞の松本隆と作曲の呉田軽穂こと松任谷由実です。

愛してたって言わないで」というスローな歌いだしから、ミディアムテンポになって失恋の思い出をつづっていく美しい失恋ソング。

溢れる涙をキラキラしたダイアモンドに例えたサビは、強がりな女の子の心情と松田聖子の伸びやかな高音がマッチした世界観が幻想的な歌です。

 

天国のキッス

天国のキッス」は1983年リリースで、松田聖子が主演した映画「プルメリアの伝説 天国のキッス」の主題歌。

作曲・編曲は細野晴臣で転調を繰り返す難しい構成の曲ですが、松田聖子の持ち前の歌唱力でアイドルらしい華やかな印象の曲になっています。

南国をテーマとした映画の雰囲気に合った開放感のある曲調で、可愛い振り付けと笑顔が印象的です。

 

瑠璃色の地球

1985年に結婚した松田聖子は、結婚・出産のために一時活動を休止しました。

しかし活動休止中もアルバム『SUPREME』を収録し、1986年のレコード大賞ではアルバム大賞を受賞しています。

瑠璃色の地球」はアルバム『SUPREME』の最後に収録されている、地球をテーマとした壮大なバラード。

アースソングの先駆け的な歌として評価も高く、合唱曲として学生に歌われることも多い有名曲です。

 

制服

卒業ソングとして定番の「制服」は、1982年リリースされた松田聖子の人気シングル「赤いスイートピー」のB面の曲です。

作詞を手がけた松本隆は、こちらの曲の方が自信作だったので途中からAB面を入れ替える予定でした。

しかしあまりにも「赤いスイートピー」の人気が出たため、その企画も叶わなくなってしまったとか。

片思いの相手に思いを伝えられないまま、ただのクラスメイトと自分に言い聞かせるエピソードは、学生時代の青春や初恋の思い出でキュンとしてしまう曲です。

 

抱いて…

ドキッとするタイトルと歌詞が印象的な「抱いて…」は、1988年発売のアルバム『Citron』(シトロン)に収録された曲です。

シングルカットされていないのにも関わらずファンからの支持が高く、シングル曲を除いた作品を対象にしたファンリクエスト曲のアンケートでは4位にランクインしました。

作曲を手掛けたのは、カナダの音楽プロデューサーのデイヴィッド・フォスターで、松田聖子がアイドルからシンガーへと進化した意欲作。

心が離れてしまった恋人に別れを切り出せずに、すがってしまう女性の気持ちを描いた、大人のためのほろ苦いラブソングです。

 

天使のウィンク

天使のウィンク」は1985年にリリースの松田聖子20枚目のシングルで、車のCMに起用されたアップテンポの曲。

作詞作曲は尾崎亜美で、恋に悩む女性と応援している天使が交互に気持ちを語るというユニークな構成の歌詞で、独特の世界観がある歌です。

尾崎亜美がこの曲のアイデアを得たきっかけは、なんと大掃除

窓ガラスにハタキをかけたときに、日光の中でキラキラ光るホコリを見て、天使がウィンクする情景のインスピレーションを得ました。

名曲が誕生するきっかけは、どこにあるか分かりませんね。

 

時間の国のアリス

童話の世界から抜け出してきたような可愛らしい「時間の国のアリス」は、1984年リリースの松田聖子17枚目のシングルです。

この曲は、当時心理学で話題となっていた「ピーターパンシンドローム」をモチーフとした曲でした。

しかし松田聖子のキュートな歌声やコスチュームの効果で、ファンタジーな世界が溢れるメルヘンな歌として有名になりました。

 

小麦色のマーメイド

小麦色のマーメイド」はスローテンポでセクシーな夏の歌です。

1982年リリースの初期の歌ですが、作曲の呉田軽穂と編曲の松任谷正隆のアイデアで、当時の松田聖子の年齢より大人っぽいムードのシックな曲となっています。

松田聖子は当時の歌番組で、サビの繋ぎ部分の「WINK WINK WINK」で実際にウィンクをするパフォーマンスを見せることもありました。

 

チェリーブラッサム

春に向けて、新しい自分に期待する気持ちを歌った「チェリーブラッサム」は、松田聖子の4枚目のシングルです。

作詞は三浦徳子、作曲は財津和夫で、アイドルが歌う歌謡曲とは異なるムードのかっこいい曲調が新鮮。

発売されたのは春ではなく1981年1月で、アップテンポなノリは1980年代のバブル時代の勢いを思わせ、聞く人に元気を与えてくれます

 

渚のバルコニー

夏の海と恋をテーマにした「渚のバルコニー」は、アイドルの歌としてはちょっと大人っぽい歌詞です。

歌詞の所々で、「一緒に夜明けを迎えたい」という女の子からのアピールが垣間見えます

ばかね、呼んでも無駄よ」というフレーズは、松田聖子らしいアイドルっぽくキュートな雰囲気で爽やかに歌っていました。

 

風立ちぬ

堀辰雄の同名小説を題材として作られた「風立ちぬ」は、1981年リリースの松田聖子7枚目のシングル。

クラシックなムードで、松田聖子自身が出演した「ポッキー」のCMソングとしても話題になりました。

作曲は大瀧詠一、編曲も多羅尾伴内こと大瀧詠一で、大瀧詠一本人もセルフカバーしています。

松田聖子はこの曲を「自分に向いてないから」と避けていましたが「CM用のバージョンだけでも」と言われて収録に挑み、結局全部のバージョンを歌い切りました。

 

白いパラソル

夏の海を舞台にしたみずみずしいラブソング「白いパラソル」。

この曲から、松田聖子に多くの楽曲を提供している松本隆が、作詞を担当するようになりました。

リズミカルな曲が多いアイドル歌謡の中では、比較的ゆったりとしたテンポの曲で、のんびりした夏の海の光景が目に浮かぶような歌です。

 

青い珊瑚礁

1980年発売の松田聖子2枚目のシングル「青い珊瑚礁」は、初期の松田聖子の代表曲とも言える曲で「ああ 私の恋は」の歌いだしが有名な歌。

2021年には本人によるセルフカバーの「青い珊瑚礁」が配信され、1980年代に流行した「聖子ちゃんカット」のヘアスタイルも再現されて話題となりました。

開放感のある元気な歌で、カラオケで歌いきると気分がスッキリして、ストレス発散になると人気の曲です。

 

赤いスイートピー

赤いスイートピー」は、呉田軽穂こと松任谷由実が初めて松田聖子に楽曲を提供した曲です。

松田聖子本人も好きだというスローバラードで、特に女性からの人気が高く、この曲を機に彼女の女性ファンが増えるきっかけとなりました

大好きな人と一緒にいるのに不安に揺れる女の子の気持ちと春の情景が、鮮やかに目に浮かぶ物語の1シーンのような名曲です。

 

夏の扉

フレッシュ!フレッシュ!フレッシュ!」のサビが印象的な「夏の扉」。

発売当初からCMソングとして起用されることが多く、今もテレビなどで耳にする機会が多い歌です。

歌詞に「髪を切った私に」とあるように、松田聖子もショートカットをファンに披露し、このフレーズに続く「聖子コール」を誕生させた、アイドルの王道ソング

カラオケではみんなでサビを歌って盛り上がる曲です。

 

松田聖子の隠れた名曲

松田聖子 曲
誰もが知っている松田聖子の曲ではないけれど、特別な歌としてファンから愛されている隠れた名曲もあります。

シングルカットされていなかったり、B面だったりしてメジャーではないけれど、ヒット曲とは違った趣があり彼女の新しい魅力が発見できるかもしれません

最後は、松田聖子の隠れた名曲を紹介します。

 

蒼いフォトグラフ

蒼いフォトグラフ」は「瞳はダイアモンド」のB面としてリリースされた曲。

ドラマ『青が散る』の主題歌としても有名な曲で、作詞した松本隆が過ごした横浜の赤レンガ倉庫の風景をイメージして歌詞を書き下ろしたそうです。

愛の終わりを覚悟しながらも、今の美しい思い出をずっと大切にしたいという、少女から大人へと成長していく気持ちを歌った失恋ソング。

アイドルからアーティストへと成長していった、松田聖子のイメージともリンクする歌です。

 

時間旅行

時間旅行」は松田聖子が活動を休止していた間に制作されたアルバム『SUPREME』に収録されています。

作詞は松本隆、作曲はSEIKO名で松田聖子本人が担当し、シングルカットされていませんが、名曲としてファンから高く評価されている曲です。

歌詞は別れた恋人との再会を描いたドラマチックな内容で、新しい恋人と旅に出る彼を見て、二人の過去を思い出しています。

それぞれ違う地へ向けて旅立つ二人がすれ違う一瞬を描いた、映画の1シーンのような悲しい失恋ソングです。

 

ボン・ボヤージュ

ボン・ボヤージュ」は「Rock’n Rouge」のB面として発表されたキュートなラブソング。

彼氏と初めてのお泊り旅行に向かう途中のドキドキしている女の子の気持ちを描き、初めての恋愛あるあるを松田聖子らしい清楚なセクシーさで歌いあげました。

46枚目のアルバム『Very Very』には、この歌の続編となる「ふたりのボン・ボヤージュ」が収録されています。

 

レモネードの夏

レモネードの夏」は「渚のバルコニー」のB面の曲で、夏のライブでも歌われる初夏をテーマにした歌。

20歳になったヒロインは失恋の痛手を乗り越え、別れた恋人のことを思い出しながら避暑地にやって来ました。

ですが、大人になった彼女は彼との再会を待ちわびているのに「さよならを告げるだけ」と強がっているのです。

レモネードのような甘酸っぱい女の子の気持ちと、爽やかな初夏の風景が浮かんでくる曲です。

 

潮騒

潮騒」は松田聖子のラジオ番組「夢で逢えたら」のテーマソングで、松田聖子初のオリジナルアルバム『SQUALL』に収録されている曲です。

ボサノバ調のスローなメロディーラインが大人っぽい雰囲気で、アイドルのファーストアルバムに収録されている曲とは思えない、完成度の高さに驚かされるでしょう。

別れた恋人のことを思い出して、1人でビーチにやってきた女の子の切ない気持ちを静かに歌っていて、波の音が聴こえてくるようなしっとりした歌です。

 

松田聖子の曲はどれもおすすめ!聴くだけで感動する歌声は伝説級

永遠のアイドル松田聖子は、昭和の歌姫から女性も憧れるアーティストとして進化を遂げ、今もディナーショーやコンサートで大活躍しています。

数々の成功を掴んだ美声は、もはや伝説級

彼女のヒット曲には元気をもらえるアップテンポな歌から、しっとりしたバラードまで種類が豊富で、シングルカットされていない隠れた名曲もあります。

聴くだけで感動をもらえる松田聖子の曲を聴いて、彼女の新たな魅力を発見してみませんか?

 

この記事のまとめ!

  • 松田聖子最大のヒット曲は自らが制作した「あなたに逢いたくて」
  • 活動休止期間中に収録したアルバム『SUPREME』にも名曲がいっぱい
  • 松田聖子は名前が出ていなくても、声だけで話題になった伝説的な美声の持ち主
  • 昭和の歌姫からアーティストへと進化した、永遠のアイドルの歌を聴いてみよう

 

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