厳しい暑さが和らぎ、夏から秋へと移りゆく9月。
そんな、季節の変わり目が感じられる9月だからこそ、季節感ある曲を子どもたちに聴かせてあげましょう。
この記事では、保育園で使える9月の曲を紹介します。
この記事でわかること
保育園で使える9月の歌|手遊びできる曲5選
歌に合わせて体や手を使って楽しむ手遊び歌は、リズム感や表現力、言語能力の発達など子どもたちの発達に効果的だといわれています。
こちらでは、9月にぴったりの手遊びできる曲を紹介します。
身体や手を使って楽しむ手遊び歌を通して、秋らしさを体感させてあげましょう。
大きな栗の木の下で
「大きな栗の木の下で」は、季節関係なく親しまれている手遊び歌の1つ。
振り付けはシンプルで真似しやすいので、小さな子どもでも楽しめますよ。
「栗はどんな形かな?」と実際の栗やイラストを見せながら振り付けすれば、より楽しめるでしょう。
園児同士で向かい合って歌うのもおすすめな手遊び歌です。
りんごのうた
りんごやみかん、かぼちゃなど秋の味覚がたくさん登場する「りんごのうた」。
「コロコロ」「カンカン」などのオノマトペが楽しい手遊び歌なので、振り付けが難しい乳児さんでも楽しめますよ。
「グーチョキパーでなにつくろう」と同じフランス民謡・フレール・ジャックが原曲なので、子どもたちもすぐ覚えて楽しめるでしょう。
どんぐりころころ
秋の風物詩の1つである「どんぐりころころ」は、9月の手遊び歌としても人気。
物語のように展開していく歌詞に合わせて、振り付けを楽しめる手遊び歌です。
転がるどんぐりを手でくるくる表現したり、コロコロと床に転がって全身を動かしたり園児の年齢に応じて楽しめるのもポイント。
むしのこえ
夏の猛暑が落ち着いてくるといろんな虫の声が聞こえてきます。
そんな季節にぴったりなのが「むしのこえ」。
実際の虫の鳴き声を聞いてみたり、図鑑でどんな虫なのか調べたり、散歩しながら探してみたりと子どもの興味関心を広げていきましょう。
ありがとうの花
感謝の気持ちを伝えることの嬉しさを教えてくれる「ありがとうの花」。
うたのお兄さんとして活躍していた坂田おさむが作詞作曲を担当しており、ゆったりとしたメロディに癒される曲です。
敬老の日や親子行事などの際に、身近な人への感謝を伝える歌として使用してみてはいかがでしょうか。
保育園で使える9月の歌|秋の童謡5選
夏から秋へと変化していく9月には、秋の童謡を歌って「秋探し」してみるのも楽しいですよ。
秋の情景を描いた童謡を聴いて、子どもたちと一緒に秋らしさを感じてみましょう。
身近にある自然や生き物をテーマにした曲ばかりなので、子どもたちも興味関心を寄せながら秋を感じられますよ。


月
1年で最も月が美しいとされる十五夜が近い9月には、お月様の姿をテーマにした童謡「月」がぴったり。
9月中旬の満月がきれいな時期に合わせて歌えば、まん丸に輝くお月様の様子が楽しみになりますよ。
秋の夜を連想させるゆったりとしたメロディは、小さな子どもでも歌いやすいです。
きのこのおうち
「きのこのおうち」は、秋に旬を迎えるきのこをテーマにした童謡。
うさぎやキツネなど、さまざまな動物が登場するので「次はどんな動物が出て来るだろう」とワクワクしながら歌えます。
きのこの形を手で作ったり、きのこのおうちでおままごとしたりと、いろんな楽しみ方ができますよ。
夕焼け小焼け
「夕焼け小焼け」は、秋を代表する童謡の1つ。
真っ赤に染まる秋の空を描いた歌詞は、秋の帰りの会で歌う曲にぴったりです。
ゆったりとしたテンポは子どもたちも歌いやすく、歌詞に合わせて手遊びを取り入れるのもおすすめですよ。
おじいちゃんのおとし
9月の第3月曜日の「敬老の日」にぴったりな「おじいちゃんのおとし」。
祖父母と孫のやりとりを切り取ったような歌詞に、ほっこりとした気持ちになれますよ。
可愛らしい曲は子どもたちも楽しみやすく、歌を通して高齢者への感謝の気持ちを育めるでしょう。
こおろぎ
「こおろぎ」は、秋の虫として馴染みのあるこおろぎをテーマにした童謡。
草むらで聴こえるさまざまな鳴き声を描いた歌詞は、子どもたちの好奇心を掻き立ててくれます。
図鑑でこおろぎについて調べたり、こおろぎの鳴き声を真似したりするのも楽しいですよ。
保育園で使える9月の歌|乳児向け5選
身体を自由に動かすのが難しい乳児さんには、穏やかでシンプルなメロディの曲がおすすめ。
保育士さんがリズムに合わせて手足を動かしたりしてあげて、感覚を刺激してあげましょう。
こちらでは、乳児向けの9月の曲を紹介します。


とんぼのめがね
「とんぼのめがね」は、秋になるとたくさん見かけるとんぼがテーマの曲。
トンボの複眼をメガネに例えた歌詞が楽しく、夕焼け空を見ながら歌うのもおすすめです。
とんぼや秋をテーマにした絵本やペープサートを見ながら歌えば、乳児さんも楽しめるでしょう。
運動会のうた
秋に運動会を開催するという保育園におすすめなのが「運動会のうた」。
歌詞やメロディがシンプルなので、乳児さんも楽しく運動会への興味関心を引き出します。
「チャッチャチャチャ」のメロディに合わせて、鈴やポンポンを振るのも楽しいですよ。
まつぼっくり
秋にぴったりなわらべ歌「まつぼっくり」。
メロディがゆったりとしており歌詞も短いので、0~1歳の小さな子どもでも楽しみやすいですよ。
歌詞に合わせて手や指先を動かしてあげて、楽しみながら感覚を養いましょう。
うさぎのダンス
うさぎが飛び跳ねているような軽快なリズムが楽しい「うさぎのダンス」。
日本で古くから伝わる「月にはうさぎが住んでいる」というテーマの絵本や紙芝居を読み聞かせてあげれば、より楽しめること間違いなしです。
うさぎと一緒に子どもたちも手遊びしながら、お月見気分を楽しみましょう。
ぽんぽこたぬき
「ポンポコポン」という歌詞が楽しい童謡「ぽんぽこたぬき」。
シンプルながらも軽やかなメロディが楽しく、お月見を楽しみにするたぬきの様子が浮かびます。
擬音に合わせてお腹を叩く真似をしたりと、乳児さんも楽しめる曲です。
保育園で使える9月の歌|幼児向け5選
元気いっぱいに身体を動かせる幼児さんには、手足を使って楽しめる曲がぴったり。
季節の生き物や食べ物をテーマにした曲で、秋はどんな季節なのかという興味を引き出しましょう。
こちらでは、幼児さん向けの保育園で使える9月の曲を紹介します。


やきいもグーチーパー
子どもも大好きな秋の食べ物・やきいもをテーマにした「やきいもグーチーパー」。
歌の最後にじゃんけんをするというゲーム性があるので、ワクワクしながら歌えますよ。
さつまいもが給食に出る日や芋ほりなどの行事にぴったりの曲です。
ピクニック
厳しい暑さが和らぐ9月には「ピクニック」がぴったり。
軽やかなリズムが楽しい曲で、晴れた日の外遊びやお散歩時にみんなで歌って気分を盛り上げましょう。
歌詞に登場する動物の鳴き声に合わせて動きを真似るのも楽しいですよ。
赤とんぼ
秋の美しい情景を描いた代表的な童謡「赤とんぼ」。
子どもにとっては少し歌詞が難しい曲ですが、スローテンポのメロディで歌いやすいです。
赤く染まる秋の夕暮れを眺めながら、自然の織りなす情景を楽しみましょう。
クラリネットをこわしちゃった
音楽の秋にぴったりなのが「クラリネットをこわしちゃった」。
「オーパッキャマラード」という呪文のように繰り返される歌詞が、子どもの興味関心を引き出します。
軽快なサウンドが魅力の曲なので、手遊びや振り付けを加えても楽しいですよ。
朝いちばん早いのは
さまざまな働く人たちの様子をコミカルに描いた「朝いちばん早いのは」。
子どもたちが眠っている時間帯から働きだす人たちへの感謝の気持ちを歌いましょう。
掛け声やオノマトペなど、子どもがワクワクする仕掛けたっぷりの曲なので、振り付けや手遊びなどアレンジしながら楽しんでくださいね。
保育園で使える9月の歌はたくさんある!手遊びができる曲を知り園児を楽しませよう
夏から秋へと移り変わる9月には、季節の食べ物や生き物をテーマにした曲がぴったり。
今回紹介した曲以外にも保育園で使える楽曲はたくさんあるので、子どもの年齢に合わせて最適な楽曲を探してくださいね。
手遊び歌や童謡を探したい人は、童謡からJ-POP、洋楽などあらゆるジャンルの楽曲を聴き放題で楽しめる「Apple Music」がおすすめ。
まずは、Apple Musicの無料トライアルで保育園やプライベートで音楽を楽しんでくださいね。