2016年に第一作目が公開された、アメリカのコメディ映画「SING / シング」。
動物たちが賞金を目指して歌う姿は、笑いあり涙ありの物語で、日本でも話題になりました。
また、SINGに使われている楽曲はどれも名曲ばかりで、サウンドトラックCDはアメリカと日本の両方でオリコンランキングTOP10入りを果たしています。
この記事でわかること
- 1 映画「SING / シング」とは
- 2 映画「SING / シング」の主題歌
- 3 映画「SING / シング」のオリジナル挿入歌
- 4 映画「SING / シング」の挿入歌
- 4.1 Call Me Maybe / カーリー・レイ・ジェプセン
- 4.2 ROAR / ケイティ・ペリー
- 4.3 The Way I Feel Inside / The Zombies
- 4.4 Stay With Me / サム・スミス
- 4.5 I’m Still Standing / エルトン・ジョン
- 4.6 Pennies From Heaven / ビング・クロスビー
- 4.7 My Way / フランク・シナトラ
- 4.8 Bad Romance / レディー・ガガ
- 4.9 Shake It Off / テイラー・スウィフト
- 4.10 Hallelujah(ハレルヤ) / レナード・コーエン
- 4.11 Don’t You Worry Bout A Thing / スティービー・ワンダー
- 4.12 Butterfly / クレイジー・タウン
- 4.13 Kiss From A Rose / シール
- 4.14 Anaconda / ニッキー・ミナージュ
- 5 シング(SING)の挿入歌はヒット曲満載!映画オリジナル曲や主題歌をカラオケで歌ってみよう
映画「SING / シング」とは
SING / シングの第一作目は、2016年に公開されたアニメ映画です。
劇場の支配人であるコアラのバスターは、破産寸前の劇場を立て直そうと、賞金1000ドルのオーディションを企画し、街にビラをばらまきます。
しかし、ビラには賞金10万ドルと書かれており、街中のクセの強い動物たちが人生をかけてオーディションに望む物語です。
日本語吹き替え版キャストには、内村光良や長澤まさみなど豪華な声優陣が起用されました。
映画「SING/シング:ネクストステージ」
SING / シング:ネクストステージは2021年に公開されました。
第一作目の続編で、劇場の支配人であるバスターが、エンターテイメントの聖地であるクリスタルタワーシアターでショーを披露するという夢を叶えるため、伝説のロックシンガーであるクレイキャロウェイを出演させるという物語です。
この作品も高い評価を受けており、様々な賞を受賞しています。
映画「SING / シング」の主題歌
SING / シングでは、たくさんの名曲が使用され、動物たちが必死に歌ってる姿がこの映画の魅力でもあります。
それぞれのキャラクターの生い立ちや感情にあった楽曲が使用されており、涙する人や笑いに包まれる場面もたくさんありました。
そして、SING / シングの主題歌はとても豪華なアーティストによって歌われているのをご存知でしょうか。
ここでは、SING / シングの主題歌を紹介します。
Faith / スティーヴィー・ワンダーfeatアリアナ・グランデ
SING / シングの主題歌であるFaithは、歴史上最も偉大なシンガーで9位を獲得しているスティーヴィー・ワンダーとクリスマスソングでおなじみの、アリアナ・グランデのコラボ楽曲です。
この豪華なコラボの発表に世界中で驚きの声が上がりました。
アップテンポでノリの良い曲調が特徴で、聞いているだけで元気になれる一曲です。
CMやテレビ番組でもよく使われており、一度は聞いたことのある人も多いでしょう。
映画「SING / シング」のオリジナル挿入歌
SING / シングでは、オリジナルの挿入歌も使用されました。
このオリジナル楽曲は、バンドマンだったヤマアラシのアッシュという少女による歌で、彼氏に浮気されたショックから作られた楽曲になっています。
作中では、ギターのコンセントを抜かれた際にアカペラで歌われており、より会場を盛り上げることに成功しました。
Set It All Free
Set It All Freeは、日本語訳すると「すべてを自由にする」という意味です。
彼氏に気を遣い、歌いたいように歌えなかったアッシュが、浮気されたときの気持ちや新しい自分との出会いについて歌っています。
パワフルなバンドサウンドが特徴的で、アッシュの声優を務めたスカーレットヨハンソンや、日本語吹き替え版では長澤まさみの高い歌唱力にも注目です。
映画「SING / シング」の挿入歌
映画「SING / シング」ではたくさんの名曲が使用されました。
それぞれのキャラクターにあった曲が使われ、アレンジも素晴らしく映画をより盛り上げています。
それぞれの曲が面白いダンスや美しい歌声で生まれ変わっており、原曲を知っている人でも、また違った面白さを感じられるのではないでしょうか。
ここでは、SING / シングの挿入歌を紹介します。
Call Me Maybe / カーリー・レイ・ジェプセン
カーリー・レイ・ジェプセンのCall Me Maybeは、世界中で有名な一曲です。
カナダの音楽家であるカーリー・レイ・ジェプセンが、自身初のEPの収録曲として作りました。
もともとは、フォークソングでしたがポップ調にアレンジされ、ジャスティン・ビーバーなどがこの曲をツイートしたことで人気になりました。
日本語版の映画では、内村光良と長澤まさみが踊りながら歌っている微笑ましいシーンとなっています。
ROAR / ケイティ・ペリー
ROARはアメリカのシンガーであるケイティ・ペリーの楽曲です。
ケイティ・ペリーは現在、キャサリン・エリザベス・ハドソンとして活動をしており、世界で最も稼いだ女優としても知られています。
ROARはケイティ・ペリーが、自分の強い気持ちを書いた楽曲で、力強い歌声が印象的です。
作中では、アッシュが気持ちを込めて歌い上げています。
The Way I Feel Inside / The Zombies
The ZombiesのThe Way I Feel Insideも挿入歌として起用されました。
The Zombiesは1961年に結成されたイギリスのロックバンドで、2019年にはロックの殿堂入りを果たしています。
The Way I Feel Insideは1966年に発売された楽曲で、歴史を感じさせる音楽が特徴的です。
作中ではスキマスイッチの大橋卓弥が歌っており、ゴリラの見た目とのギャップに驚いた人も多いのではないでしょうか。
Stay With Me / サム・スミス
サム・スミスのStay With Meは、グラミー賞で4冠達成するほどの人気のある1曲です。
サム・スミスは世界が最も愛するシンガーと呼ばれるほどの甘い歌声の持ち主で、Stay With Meでもきれいな裏声や透明感のあるハイトーンボイスでうっとりさせてくれます。
日本語版の作中では、大橋卓弥が見事に歌い上げ、ゴリラのジョニーはオーディションに合格しました。
I’m Still Standing / エルトン・ジョン
エルトン・ジョンのI’m Still Standingは、1983年にリリースされた楽曲です。
エルトン・ジョンは、ピアノロックを確立させた人物とも言われており、世界中で人気があります。
ロックンロールのような曲調と、力強い歌声がマッチしており聴いていて気持ちの良い音楽です。
作中では、大橋卓弥がピアノに合わせて歌っています。
Pennies From Heaven / ビング・クロスビー
ビング・クロスビーのPennies From Heavenは、歴史あるアメリカのポピュラーソングです。
1936年に同名の映画が公開され、その主題歌として起用されました。
トランペットやピアノが使われており、ジャズで上品な曲調が特徴的です。
作中では、ハツカネズミのマイクが歌い、高い歌唱力を見せつけました。
My Way / フランク・シナトラ
フランク・シナトラのMy Wayは、世界で2番目にカバーされた回数が多い曲として有名です。
もともとはフランスのポピュラーソングでしたが、世界中でカバーされ、日本語バージョンもあります。
この歌は、死が近づいている人物が、今までの行いは正しかったと自信を持っている楽曲で、いつも自信満々なマイクの性格とマッチしているでしょう。
Bad Romance / レディー・ガガ
Bad romanceは、レディー・ガガがブレイクするきっかけになった楽曲です。
この曲は、正式に公開される前にインターネット上にデモなどの情報が出回ったことでも話題になりました。
中毒性の高いメロディーと、レディー・ガガの特徴のある歌声が生かされています。
作中では、豚のグンターが切れの良いダンスを踊りながら歌い、予告編のときから話題になっていました。
Shake It Off / テイラー・スウィフト
テイラー・スウィフトのShake It Offも作中で使用されました。
この曲は、テイラー・スウィフトを見下す記事を書くゴシップ誌へ向けて書かれた曲でもあり、批判などを気にしないという前向きな気持ちが歌われています。
テイラー・スウィフトのきれいな歌声と明るい曲調が元気を与えてくれます。
作中では、豚のグンターとロジータが踊りながら歌いました。
Hallelujah(ハレルヤ) / レナード・コーエン
Hallelujah(ハレルヤ)はレナード・コーエンによる楽曲で、1984年に発売されました。
キリスト教などで歌われる賛美歌は、この曲がベースになっているとも言われています。
また、日本でもキャンプファイヤーのときにも歌われることがあるので、聴いたことがある人も多いのではないでしょうか。
作中では象のミーナが歌っているところを、バスターが見かけて劇場の復活を志した大事な一曲です。
Don’t You Worry Bout A Thing / スティービー・ワンダー
スティービー・ワンダーのDon’t You Worry Bout A Thingは、「くよくよするなよ。」という意味の曲です。
この歌は、1976年に発売されたアルバムに収録された後に、シングルカットされました。
作中では、象のミーナがコンプレックスだったあがり症を克服したときに歌われ、感動的なシーンとなっています。
Butterfly / クレイジー・タウン
Butterflyはアメリカを代表するロックバンドのクレイジー・タウンによる楽曲です。
この曲は、アメリカで250万枚の売上を記録して、クレイジー・タウンを世に知らせるきっかけになりました。
クセのあるメロディーとミステリアスなギターフレーズが印象的です。
作中では、バッファローのリチャードが見事にラップ部分もかっこよく歌い上げています。
Kiss From A Rose / シール
シールのKiss From A Roseも作中で起用されました。
この曲は、映画のバッドマンフォーエバーの主題歌としても知られており、グラミー賞の3部門で受賞を果たした名曲です。
シールのボーカルの甘い歌声が魅力的で、聴き入ってしまいます。
作中では、羊がきれいな歌声で歌い上げ、観客を沸かしました。
Anaconda / ニッキー・ミナージュ
ニッキー・ミナージュのAnacondaは、YouTubeでの再生回数を10億回を記録した楽曲です。
セクシーなMVが物議を醸し、多くの人から注目を集めましたが、ニッキー・ミナージュ自身はこの曲を作ったことを後悔しているとコメントしています。
南米の陽気なノリの良い曲調が特徴的で、一度聴くと忘れられない楽曲です。
作中では、3匹のうさぎが可愛いダンスを踊りながら歌っています。
シング(SING)の挿入歌はヒット曲満載!映画オリジナル曲や主題歌をカラオケで歌ってみよう
SING / シングでは、昔の名曲から最新のヒット曲まで幅広く起用しており、音楽好きの人なら誰でも楽しめる作品となっています。
今まで聴いたことのなかった名曲も、SING / シングを通じて初めて知った人も多いのではないでしょうか。
カラオケで歌うと、盛り上がること間違いないでしょう。
この記事のまとめ!
- SING / シングは動物たちが劇場のオーディションで人生をかけて歌う映画
- 昔の名曲から最新のヒット曲まで幅広く起用されている
- カラオケで歌うと盛り上がる