【裏拍は必須項目】そもそも裏拍ってなに?簡単な練習でコツを掴めば習得できる!

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裏拍

音楽や歌の世界で大切な「裏拍」

表拍はとらえやすいですが、裏拍はなかなか意識しないとわかりづらいですよね。

ですが裏拍を正しく理解することで、リズム感がアップします。

自然と歌が歌いやすくなるんですね。

音楽を勉強していなければわからないと思われがちな「裏拍」ですが、簡単な練習をしていけば徐々にコツを掴めるようになっていきます

裏拍の取り方を学び、歌上手を目指しましょう。

UtaTen編集部

この記事では、歌がうまくなるために必須の裏拍について紹介します。

そもそも裏拍ってなんだろう

裏拍とは、とらえやすい表拍の間にある拍のことです。

例えば「1、2、3、4」と表拍があったら、「、」のアクセントが裏拍です。

人によっては「、」の部分を「と」呼び、「1と2と3と4と」という感じで裏拍を表現する人もいます。

つまり表拍と裏拍の部分は交互にくるということです。

また手拍子で例えると、手を打った後の休みの部分にあたります。

裏拍をとるコツとしては、表拍をはじめにとっておくと、裏拍も自然ととりやすくなります。

 

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裏拍と表拍との違い

音楽を聴いていると、表拍はすぐにわかると思います。

しかし、それには理由があり、表拍は聞こえた音がそのままリズムになるから自然ととりやすいのです。

コンサートやライブなどで自然と手拍子が揃うのはこのためですね。

ですが、裏拍は表拍とは違って自分でリズムを取らなければいけません

ただ、音楽を聴いていては表拍が目立ってしまい、裏拍が埋もれてしまいます。

裏拍を取るには、自分でリズムをとらえる必要があります。

 

日本語は「表拍」英語は「裏拍」?

裏拍 表拍

日本語は表拍の方が強調されますが、実は英語では裏拍の方が強調されます

その理由は言語の特徴が違うためです。

基本的に日本語は文章の頭が強調される傾向にあります。

それに比べて英語は文章の頭が弱いことが多く、特徴に差があります。

そのため音楽においても、同じような特徴になります。

文章の頭が強調される日本語は表拍、文章の頭が弱い英語は裏拍のリズムになります。

また西洋音楽でも裏拍のリズムの傾向が強いです。

 

裏拍を体得したら歌がうまくなる理由とは

表拍のリズムは取りやすいですが、なかには表拍だけではカバーできない部分もあります。

裏拍を覚えることが歌が上手くなることにつながる、その理由をみていきましょう。

 

表拍だけだとリズムがずれやすくなる

表拍はリズムを取りやすいですが、曲によっては表拍以外のリズムから歌がはじまることもあります。

その場合リズムがずれやすくなるので、歌う際には致命的ですよね。

それを改善するために重要なのが「裏拍」です。

例えば4拍子の場合、表拍のみだとそのまま4カウントになります。

そこに裏拍である「1と2と3と4と」の「と」を入れると、倍のリズムが刻まれることになります。

8拍子で裏拍を取るのも同じことで、16カウントになりますよね。

裏拍を意識することで、自然と2倍のリズムを刻むことになり、表拍だけではカバーできない部分も補填できます。

 

歌が上手くなるには裏拍が命!

裏拍を取れるようになると、より細かいリズムがとれるようになります。

そうすると表拍だけではカバーできなかった部分が補われ、歌いやすくなるということです。

また裏拍は自分でリズムをとるので、リズム感が鍛えられ、さまざまなメロディに対応できるようになります。

表拍だけではどうしても、聞こえた音にリズムを合わせがちになってしまいます。

リズム音痴といわれないために、またリズム感覚を養うためにも、裏拍がそれだけ大事ということですね。

 

裏拍を体得するための練習法

裏拍 リズム感

歌が上手くなるには、本格的なリズムトレーニングや音楽教育が必要だと思われがちです。

しかし、裏拍をとれるようになることで、自然と歌が上達します。

練習方法は自宅でできる簡単なものなので、ぜひ試してみてください。

 

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鉄板!メトロノーム練習法

まず、もっとも一般的なメトロノームを使ったトレーニング法を紹介します。

メトロノームは、自分でやらなくても表拍をとってくれます。

それに合わせて間の裏拍をとればいいので、もっともはじめやすい練習方法です。

また、テンポも変えられるので練習の幅も広がります。

ただ、はじめのうちはいいですが、単調で面白みがないのでだんだん飽きてしまうのが難点ですね。

練習はじめの基本トレーニングとして行うのがいいでしょう。

 

体でリズムを取る

歌を歌ったり、楽器を演奏しながら裏拍をとるのは難しくなります。

なぜなら歌い方や演奏の仕方の技術に集中力が奪われてしまうからです。

そこで、まずは体だけを使ってリズムをとるトレーニング法がオススメです。

例えば、右手で表拍を叩き、左手では裏拍を叩くなど、体のそれぞれの部分でリズムをとります。

そうすると自然と両方のリズムを体感できるので、裏拍をとる練習になります。

またジャンプするなど体全体を動かすのも、体感しやすくなるのでオススメです。

慣れてきたら好きな音楽に合わせてみるのもいいですね。

 

裏拍を意識して音楽を聴きこむ

音楽を聴いていると自然と表拍が意識されてしまいます。

そこで裏拍を意識して音楽を聴きこむことが、いいトレーニングになります。

好きな音楽を聴きながら、意識して裏拍をとるようにします。

その際、表拍に引っ張られないように気をつけてください。

難しい場合は、はじめに表拍をとらえてから裏拍へ移ると意識しやすいです。

 

実際に歌ってみる

裏拍がある程度取れるようになったらオススメしたいのが、実際に歌ってみる練習方法です。

いつも通り表拍を目安に歌うのではなく、裏拍のリズムを取りながら歌います

頭の中だけではわかりづらいので、手を叩きながら歌うといいでしょう。

この時も、表拍に引っ張られないよう注意が必要です。

難しい場合は、一曲を短い小節に区切って歌うのもオススメです。

最終的に、裏拍を取りながら最後まで歌いきれるように練習します。

 

裏拍を体得するのに役立つ楽器

裏拍を簡単に取るには、体を使ったトレーニングがオススメです。

しかし、裏拍がある程度とれるようになったら、楽器を使ってみるのもいい訓練になります

そのなかでもオススメの2つの楽器を紹介します。

 

ドラム

ドラムは音楽の拍の長さを、もっとも体感しやすい楽器です。

具体的には、ドラムは楽器のなかでも手数が多いので、細かい拍が意識されます。

それを利用すれば表拍をとりながら裏拍もとらえやすく、一石二鳥というメリットもあります。

また、拍の長さが体感できたら、自然とリズムもキープしやすくなります。

表拍だけを意識しているとリズムは崩れやすくなりますが、裏拍を理解していれば一定のリズムを刻むのも難しくありません。

一定のリズムをわかっていると、歌う時にもよりテンポをコントロールしやすくなります。

さらに、複雑なフレーズを理解しやすくなるメリットもあります。

楽譜を見た時に、複雑な音符が連なっていると歌いづらそうに見えますよね。

しかし、それ以上に手数の多いドラムの拍が理解できれば、簡単にタイミングを取れるようになります。

 

ギター

ギターは曲のなかでもメロディを演奏する楽器ですが、リズムをキープすることも大切です。

メトロノームなどで裏拍をとれるようになったら、ギターを使って練習する方法があります。

今までの練習と同じで、ギターを演奏しながら裏拍をとります。

ギター演奏をしていると基本的に両手はふさがっているので、首を上下に振るなどで裏拍を意識しましょう。

コンサートやライブの時のように、音楽のノリに合わせて自然とできるとリズムもキープしやすいですね。

 

裏拍を取る練習ができるアプリ

裏拍 アプリ

裏拍をとる練習としてオススメなのが、「メトロノームのビート」というアプリです。

メトロノームを使う方法は一番基本のトレーニングですが、なかなか自宅にメトロノームがある人は少ないですよね。

しかし、アプリなら簡単に代用することができます。

機能としても細かい小節ごとの拍子数や拍数の分割が設定できるのも、手軽で使い勝手がいいですね。

またアプリなら本物のメトロノームとは違って、劣化によるズレの心配がありません。

電車に乗っているときなどの隙間時間に練習できるというメリットもあります。

 

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裏拍の取り方をマスターしてかっこよく音楽にノろう!

「リズムが取れなくてうまく歌えない……」という方も多いかと思います。

しかし、表拍だけでなく裏拍をマスターすることで、リズムがズレることなく歌えるようになります

またライブやコンサートでも、音楽のテンポに合わせてノリやすく、気持ちも高まりますよね。

そのためには、基本的なトレーニングを地道に続けることが大切です。

ただ、単調な練習だけでは飽きてしまうので、好きな音楽を聴いたり、新しい音楽に挑戦してみるのもいいでしょう。

例えば、ジャズやレゲエなど普段耳にしない音楽ジャンル、またネットの楽器演奏を聴くのもオススメです。

具体的にはピアノ曲名などで検索すると、簡単に出てきます。

もしもここまでの練習方法でうまく裏拍がとれない時には、動画講座などを見るのもいい方法です。

裏拍の取り方をマスターして、歌上手を目指しましょう。

 

この記事のまとめ!

  • 裏拍を理解すると、自分でリズムがとれる
  • 裏拍は簡単なトレーニングや楽器で鍛えられる
  • 裏拍の練習をサポートするアプリがある

 

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