ニコニコ動画の普及や個性派クリエイターの活躍によって、ブームとなったボカロ曲。
昔好きだった曲を聴いてみようと思ったけど、タイトルや曲調が思い出せないという人も多いのではないでしょうか?

この記事でわかること
懐かしいボカロの名曲10選
「ボカロ」ことボーカロイドが発売されたのは、2007年のこと。
それ以降現在に至るまで、さまざまな名曲が生み出されてきました。




ローリンガール
「ローリンガール」は、現実逃避Pが2010年2月に公開した楽曲です。
ピアノソロから始まる疾走感のあるサウンドと、なぜか胸が苦しくなるような歌詞が印象的。
タイトルと音感が似ている「ロンリーガール」という歌詞が登場する点がユニークです。
いーあるふぁんくらぶ
「いーあるふぁんくらぶ」は、みきとPが2012年8月に公開した楽曲。
憧れの俳優に気持ちを伝えるために中国語を学ぶ様子が描かれており、ノリの良いサウンドがクセになります。
カゲロウデイズ
「カゲロウデイズ」は、2011年9月に自然の敵Pが公開した楽曲。
アップテンポなメロディーに乗せ、ゾッとするようなストーリーが歌われています。
タイムリープし続ける主人公と「君」の結末に注目です。
炉心融解
「炉心融解(ろしんゆうかい)」は、irohaが2008年12月に公開した楽曲です。
「この世から消えたい」と思う主人公の気持ちが、繊細に描かれています。
主人公の心理描写に注目しながら聴いてほしい一曲です。
悪ノ召使
「悪ノ召使(あくのめしつかい)」は、2008年4月に公開された悪ノPの楽曲。
幼くして王女の召使となった少年をテーマにした曲で、シンプルなサウンドながらも壮大なメロディと世界観が魅力的です。
マトリョシカ
「マトリョシカ」は米津玄師がボカロP・ハチとして、2010年8月に公開した楽曲です。
同曲は中毒性のあるメロディと、理解できそうでなかなかできない絶妙な歌詞が印象的。
本人がイラストを手掛けたMVも必見です。
脳漿炸裂ガール
「脳漿炸裂ガール(のうしょうさくれつがーる)」は、2012年10月にれるりりが公開した楽曲。
スピード感のあるピアノからはじまり、曲中で転調を繰り返すクールな一曲です。
ちょっぴり大人な歌詞にも注目。
メルト
「メルト」はsupercellとしても活動するryoが、2007年12月にした公開した楽曲です。
同曲で描かれているのは、恋する女の子のピュアな気持ち。
好きな人とのデートを控えている人には、ぜひデート前に聴いてみてください。
みくみくにしてあげる♪
「みくみくにしてあげる♪」は、ボーカロイドの存在を世に知らしめたと言っても過言ではない楽曲。
自己紹介とも言えるようなユニークな歌詞が印象的です。
同曲はボカロ曲ではじめてミリオンを達成した作品となりました。
千本桜
「千本桜」は黒うさPが2011年3月に公開した楽曲です。
独特な世界観の歌詞、キャッチーなメロディが多くの人の心を掴み、さまざまなアーティストがカバーするなど大ヒット。
老若男女問わず認知度抜群のボカロソングです。
懐かしいボカロ|30代向け
続いては、30代が聴いて懐かしいと感じるボカロ曲を5曲ピックアップ。
主に2010年代前半の楽曲ですが、いずれも名曲ばかりなので他の世代も楽しめるはず!
ぜひチェックしてみてください。
からくりピエロ
「からくりピエロ」は、2011年7月に40mPが公開した楽曲です。
軽快でメロディアスな曲で、恋人に振り回される主人公の自虐的な気持ちが歌われています。
恋人との関係に悩んでいる方は、共感必至の名曲です。
六兆年と一夜物語
「六兆年と一夜物語」は、kemuが2012年4月に公開した楽曲。
幼い頃から忌み子・鬼の子として扱われてきた少年と「君」の物語が描かれた、ストーリー仕立ての一曲です。
どこか和を思わせるおしゃれなサウンドも魅力的。
セツナトリップ
「セツナトリップ」は、音楽ユニット・ Last Note.が2012年5月に公開した楽曲。
アップテンポなサウンドが心地よく、最後の「覚悟キメて負けず生きるから!」というフレーズに元気をもらえる名曲です。
深海少女
「深海少女」は、2010年9月にゆうゆが公開した楽曲です。
同曲は「心惹かれる人」に出会った、ひとりの少女が主人公のラブソング。
思わず繰り返し聴きたくなるような、綺麗なメロディにも注目です。
ハロ/ハワユ
「ハロ/ハワユ」は、ナノウが2010年7月に公開した楽曲です。
本人曰く、同曲は「ダメな人」の歌。
周りの目を気にしながら生きる主人公の、苦しい胸の内が歌われています。
リアルで繊細な歌詞に、共感できる人は多いはず!
懐かしいボカロ|20代向け
続いては、20代が懐かしさを感じるボカロ曲を5曲ご紹介します。
こちらは主に2010年代中頃〜後半の曲ですが、他の世代はもちろん、ボカロを聴きはじめたばかりの方でも楽しめるので、ぜひ聴いてみてください。
シャルル
「シャルル」は、2016年10月にバルーンが公開した楽曲です。
切なさを感じるメロディラインが印象的で、歌詞では恋が終わる瞬間が描かれています。
カバーも多く公開されているので、聴き比べも楽しんでみてください。
吉原ラメント
「吉原ラメント」は、亜沙が2012年7月に公開した楽曲。
タイトルからもわかる通り吉原遊廓にテーマにしており、花魁の心情が歌われています。
満たされない気持ち、溢れる虚無感がなんとも切ない一曲です。
乙女解剖
「乙女解剖」は、DECO*27が2019年1月に公開した楽曲です。
耳馴染みの良いメロディに乗せ、好きな人に想いを寄せる少女の心情が歌われていますが、どうやら恋はうまくいっていない様子。
片想い中の人におすすめです。
ロキ
「ロキ」は、みきとPが2018年2月に公開した楽曲。
同曲はボーカロイド・鏡音リンの声に重ね、みきとP本人の声が重ねられていることで話題になりました。
スピード感のあるクールなロックサウンドが魅力的です。
ドーナツホール
「ドーナツホール」は、ハチが2013年10月に公開した楽曲です。
歌詞を見ると失恋ソングのような内容ですが、それだとどこか腑に落ちないのが同曲の魅力。
「あなた」は一体何を指しているのか、考えながら聴いてみてください。
懐かしいボカロ|初期のマイナーな名曲
最後に、ボカロが登場したばかりの時に誕生した隠れ名曲をピックアップします。
聴き逃していた名曲があるかもしれませんので、ボカロ好きの方はこちらの5曲も必見です!
ピエロプレイ
「ピエロプレイ」は、No.Dが2008年11月に公開した楽曲です。
シャッフルと呼ばれる独特なリズムを採用しており、メロディアスなサウンドが魅力的。
大人っぽい歌詞ともバッチリハマっています。
ダンシング☆サムライ
「ダンシング☆サムライ」は、かにみそPが2008年7月に公開した楽曲。
とにかくノリノリなサウンドが心地よい一曲です。
最近あまり見かけなくなったボーカロイド・がくっぽいどの歌声にも懐かしさを感じます。
僕のサイノウ
「僕のサイノウ」は、2009年7月にwowakaが公開した楽曲です。
本人曰く、同曲は「ふつう」を想う歌であるとのこと。
主人公は非凡な才能の持ち主なのか、それとも反対か、考えながら聴いてみてください。
オールドラジオ
「オールドラジオ」は、うららが2008年5月に公開した楽曲。
同曲では機械がなくなった遠い未来が歌われており、独特な世界観に引き込まれます。
歌詞のストーリーを際立たせる、ドラマチックなサウンドにも注目です。
ジュブナイル
「ジュブナイル」は、2009年1月にDixie Flatlineが公開した楽曲。
ラップ調の楽曲で、韻の踏み具合や鏡音リン・レンの掛け合いが心地よい一曲です。
青春を思い出す甘酸っぱい歌詞も魅力的。
懐かしいボカロ曲は今も人気な曲がたくさん!聴いて青春を思い出そう
懐かしいボカロ曲には、今でも多くのリスナーから愛されている曲がたくさんあります。
初音ミクや鏡音リン・レン、巡音ルカなどを使っているという共通点はありますが、どの曲も個性的なので聴き比べたり、連続で聴いたりしても楽しめますよ。
また、大人気アーティストの初期の楽曲を楽しめるのもポイント。
青春の懐かしいボカロ曲やお気に入りの曲が見つかった人は、ぜひ聴いたり、カラオケで歌ったりして楽しんでみてくださいね。
この記事のまとめ!
- 懐かしいボカロ曲には、今でも多くのリスナーから支持されている曲がたくさんある
- ボカロ初期の懐かしい曲は、バージョンの違いを感じさせないハイクオリティな曲が盛りだくさん
- 懐かしいボカロのマイナー曲にもボカロPの個性が光る名曲があるので、気になる人は聴いてみよう
- 2010年代発表の懐かしいボカロ曲の魅力は、感動できる曲や思わず聴き入ってしまう曲がたくさんあること

