年末は一年の締めくくりと新たな始まりを感じる特別な瞬間。
そんなカウントダウンには、みんなで盛り上がれる曲の力が欠かせません。
JPOP・ボカロ・洋楽・クラシックから選りすぐりの18曲を紹介します。
この記事でわかること
年末・カウントダウンに合う曲5選|JPOP
日本の音楽シーンには、年末の雰囲気にぴったりの楽曲がたくさん。
寒い夜に響く懐かしいメロディから、笑顔でカウントダウンを迎えるポジティブなフレーズまで、どんなシーンにも寄り添う名曲が揃っていますよ。
ここでは、冬の空気や大晦日ならではの雰囲気、そして新しい年に向けたポジティブな気持ちを後押ししてくれる、「カウントダウンに合う曲」5選をご紹介。
年末の特別な時間を彩るサウンドトラックとして、ぜひプレイリストに加えてみてください。
雪が降る町 / ユニコーン
ユニコーンの「雪が降る町」は、年の暮れ独特の寂しさとユーモアを絶妙に織り交ぜた一曲です。
奥田民生の淡々とした歌声は、街を包む雪や人々の慌ただしさを描写しつつも、温かみを感じさせます。
どこかノスタルジックで、聴く人それぞれの一年の終わりを優しく包みこむサウンドが魅力。
集まったメンバーで肩を並べ合いながら流せば、懐かしさとぬくもりが漂う特別な瞬間になります。
大きな盛り上がりよりも、しんみりと味わいたい大人のカウントダウンにもおすすめです。
ユニコーンらしい、風刺と優しさが共存する名曲といえるでしょう。
12/26以降の年末ソング / [Alexandros]
[Alexandros]の「12/26以降の年末ソング」は、年末の気持ちの揺れを率直に描いた現代的ロックナンバーです。クリスマスが終わり、街のきらめきが少しずつ落ち着いていく中で感じる空虚感や期待感を表現しています。
歌詞にはリアルな感情が込められており、友達とカウントダウン前に聴くと心をグッと掴まれます。
年末に良かったことも悪かったこともカウントダウンと一緒に振り返ってみるといいかもしれません。
年末のワイワイしたパーティーのあとに、ゆっくり聴きたい一曲です。
大晦日の歌 / レミオロメン
レミオロメンの「大晦日の歌」は、タイトル通り大晦日のために作られた曲で、年末の感傷的な気分を優しく包み込んでくれます。
藤巻亮太の柔らかく透明感のある歌声と、情景を鮮明に描き出す歌詞が、1年の終わりにふさわしい物思いにふける雰囲気を作り出してくれるでしょう。
大晦日を過ごす、カップルのなにげない、だけどかけがえのない1日を描いていて、大切な人にありがとうと伝えたくなる、そんな一曲です。
友人たちと過ごす大晦日の夜にそっと流せば、心がほっこりと温かくなり、みんなの心を優しくつないでくれるでしょう。
うちで踊ろう(大晦日) / 星野源
星野源の「うちで踊ろう(大晦日)」は、自宅で過ごす年越しの新しいスタイルを象徴し、リラックスムードと“今”を大切にするメッセージが込められた人気ナンバーです。
軽やかなリズムと温かい歌声が心を明るくし、聴く人を自然と笑顔にしてくれます。
タイトル通り、うちで踊る楽しさを感じられるので、友達とのオンラインカウントダウンや家族のホームパーティーにもぴったり。
軽快なリズムが自然と体を揺らし、みんなに笑顔を届けてくれます。
大晦日の特別な一夜を、気取らず自由に楽しみたい人へおすすめの一曲です。
ハピネス / ai
aiの「ハピネス」は、ポジティブなメロディーと前向きな歌詞で多くの人を元気づける定番の応援ソングです。
aiの力強くも優しい歌声が心に響き、年末のカウントダウン前に流せばその場の雰囲気も一気に明るくなります。
聴くだけで気持ちを前向きにしてくれる温かいメッセージが込められており、笑顔で新年を迎えるのにぴったりの一曲。
大人数で盛り上がりたい時、手を叩きながら歌い合えば、自然とその場の雰囲気も明るくなり、楽しいカウントダウンになること間違いありません。
年末・カウントダウンに合う曲5選|ボカロ
年末のカウントダウンは、若い世代を中心にボカロ曲で盛り上がるのもおすすめです。
デジタルならではの疾走感、独特のサウンドやリズム、耳に残るメロディーが特徴的なボーカロイド楽曲は、パーティーや友人との集まりに彩りを添えてくれます。
また、エネルギッシュな曲が多く、年越しのワクワク感や高揚感を演出するのにもぴったり。
ここでは、仲間と騒ぎたい時や1年の締めくくりに自分を鼓舞したい時にぴったりな、年末の空気にマッチするボカロ曲を5曲厳選して紹介します。


HERO / Ayase
Ayaseの「HERO」は、心の奥に眠る勇気を呼び覚ますようなエレクトロナンバーです。
疾走感のあるビートと緻密なサウンドメイクが印象的で、聴いているだけで気分が高まります。
どんな困難や不安も振り切って、新しい自分に出会える。
そんな希望と勇気を感じさせてくれます。
カウントダウンの瞬間、新しい年への期待を胸に「一緒に頑張ろう!」と背中を押してくれる、エネルギッシュなナンバーです。
ボカロの透明感と熱量を見事に融合させたこの曲は、カウントダウン前に流せば間違いなくテンションが最高潮になるでしょう。
劣等上等 / Giga
Gigaが生み出す圧倒的なエネルギーを感じる「劣等上等」は、盛り上がりたいパーティームードにぴったり。
重低音の効いた攻撃的なクラブサウンドと、挑発的なリリックが印象的で、聴くだけで身体が自然に動き出すような一曲です。
一度聴いたら耳から離れない強烈なビートは、カウントダウンパーティーのボルテージを極限まで引き上げてくれます。
忙しかった一年を吹き飛ばすように、みんなでジャンプして高揚感を盛り上げましょう。
カウントダウンの直前や盛り上がりのピークに流せば、誰もが一斉に熱狂できるはずです。
グッバイ宣言 / Chinozo
「グッバイ宣言」は、軽快なビートとキャッチーなメロディでSNSを中心に爆発的ヒットとなったナンバー。
しがらみや常識から解放され、自分らしく生きていこうというポジティブなメッセージ。
まさに、古い年と決別し、新しい自分として新年を迎えるのにぴったりです。
今っぽい多様性の中にある引きこもりな自分も認めて生きていける、そんな気楽さも味わえます。
大勢で歌えば、その場にいる全員の気持ちがひとつになれるような、どんな自分も受け入れてもらえるような多幸感を味わえる一曲です。
青く駆けろ! / まらしぃ
人気ピアニストでありボカロPでもあるまらしぃが手掛けた、「青く駆けろ!」は爽快感溢れるナンバーです。
飲料水のCMソングにも起用されたため、ボカロファン以外にも広く知られています。
ピアノのきらめくような音色と疾走感のあるバンドサウンドが、青春のきらめきや未来への無限の可能性を感じさせてくれます。
仲間と共に同じ目標に向かって駆け抜けていくようなイメージは、まさに友人たちと過ごす年末にぴったり。
過ぎ去った1年を美しい思い出として心に刻み、新たな年の始まりへと爽やかに走り出す、そんな前向きなエネルギーを与えてくれるでしょう。
ウルトラトレーラー / マサラダ
最先端のボカロサウンドで年越しを迎えたい、感度の高いあなたにおすすめなのがこの「ウルトラトレーラー」です。
ドライブ感満点のビートと予測不能な展開は、年末年始の非日常的な高揚感をさらに加速させます。
複雑に構成された音の洪水に身を任せれば、悩み事なんて吹き飛ぶはず。
年末の深夜、テンションを最高潮にしたいタイミングに最適で、クラブ系の音が好きな人にも刺さる仕上がりです。
新しい年を迎える瞬間、最高のエネルギーで駆け抜けたい時に聴いてみてください。
年末・カウントダウンに合う曲5選|洋楽
洋楽には、年末らしい情緒を感じさせるバラードから、カウントダウンの瞬間を華やかに彩るダンスナンバーまで幅広い魅力があります。
海外ならではのメロディや英語詞が、いつもの年末を少し非日常的でおしゃれな時間にしてくれるでしょう。
ここでは、冬の季節感や12月をテーマにした楽曲を中心に、友人や家族との年末の集まりで楽しめる5曲を紹介します。


Once Upon a December / Liz Callaway
映画『アナスタシア』の挿入歌として知られる「Once Upon a December」は、切なくも美しいメロディが印象的なバラードです。
まるで雪の舞う夜にタイムスリップしたような幻想的な雰囲気があり、大晦日の静かな時間にぴったり。
壮大なオーケストラとLiz Callawayの透き通るような歌声が、聴く人を幻想的な冬の世界へと誘ってくれるでしょう。
しっとりとしたムードで一年を振り返りたい人におすすめです。
Something About December / Christina Perri
「Something About December」は、Christina Perriの柔らかく繊細な歌声と心温まる歌詞が魅力の一曲です。
ピアノの優しい音色と美しいメロディが胸に染み渡ります。
「12月には何か特別なものがある」と歌うこの曲は、クリスマスだけでなく、年末のどこかセンチメンタルで温かい空気感にも見事にマッチ。
家族や恋人、親しい友人たちと過ごすアットホームなパーティーのBGMにすれば、会場はほっこりとした幸せな空気に包まれるはずです。
December (Based on “September”) / Earth, Wind & Fire
伝説のファンクバンド、Earth, Wind & Fireの代表曲「September」を、彼ら自身がセルフパロディしたホリデーソングです。
誰もが知るあの陽気なメロディはそのままに、歌詞を「Do you remember, the 25th night of December?(12月25日の夜を覚えてるかい?)」と変えて歌っています。
原曲の持つ圧倒的な多幸感とグルーヴは健在で、聴けば誰でも自然と体が動き出してしまうことでしょう。
おなじみのメロディがより華やかになり、クリスマスはもちろん、その高揚感が続く年末のパーティーソングとしても完璧です。
December Love / New Kids On The Block
90年代を代表するボーイズグループ、New Kids On The Block。
彼らが、2017年に発表したEPに収録されている「December Love」は、年末の恋愛模様を描いた甘い曲です。
彼ららしい甘く切ないメロディラインと美しいハーモニーは健在で、往年のファンならずとも胸がキュンとなるはず。
「12月の恋」をテーマにしたロマンチックな歌詞は、恋人と過ごす聖なる夜や年末のデートシーンにぴったり。
耳に残るメロディと彼らのハーモニーが織りなす温かい雰囲気は、寒い冬の夜に心を温めてくれます。
December / Ariana Grande
現代のポップアイコン、Ariana Grandeが2015年にリリースしたクリスマスEP『Christmas & Chill』に収録された、R&Bテイストのナンバーです。
彼女のセクシーでキュートな歌声が、ムーディーでありながらも心地よいグルーヴを生み出しています。
「私のすべてをあなたに捧げる」と歌う情熱的な内容は、恋人同士の特別な夜を甘く彩ります。
モダンなサウンドは、従来のクリスマスソングとは一線を画すスタイリッシュさ。
友人たちと集まるおしゃれなホームパーティーで流せば、一気に洗練された空間になるでしょう。
年末・カウントダウンに合う曲3選|クラシック
1年の締めくくりと新しい年の幕開けを、荘厳かつ華やかに演出したいならクラシック音楽という選択肢はいかがでしょうか。
普段あまり聴く機会がない人でも、年越しの特別なひとときに流すと一気に雰囲気が変わります。
重厚で感動的なクラシックの名曲は、1年を締めくくると同時に新たなスタートを感じさせてくれるもの。
ここでは、日本各地の年末コンサートでも定番となっている3曲を紹介します。
静かに余韻を味わう年越しにも、華やかに迎えるカウントダウンにも合う名作ばかりです。


交響曲第9番《合唱付き》 / ベートーヴェン
日本の年末の風物詩といえば、ベートーヴェンの「第九」を置いて他にはありません。
特に第4楽章の「歓喜の歌」のメロディは、聴くだけで荘厳な気持ちになり、1年の終わりを実感させてくれます。
重厚なオーケストラと力強い歌声が響き渡る瞬間は、まさに年越しという節目にふさわしい壮大さを感じさせます。
全曲を通して聴くと約70分かかりますが、カウントダウン前の特別な時間に第4楽章だけでも流せば、新年への期待感と高揚感に包まれることでしょう。
ボレロ / ラヴェル
年越しの瞬間に向けて、じわじわとテンションを高めていきたいなら、ラヴェルの「ボレロ」が最適。
この曲の最大の特徴は、同じリズムとメロディが繰り返されながら、使われる楽器が少しずつ増えていき、音量が徐々に大きくなっていく構成にあります。
静寂の中から始まるスネアドラムの刻むリズムは、まるで新しい年の足音のよう。
そこにさまざまな楽器が加わり、クライマックスに向かって壮大に盛り上がっていく様は、まさにカウントダウンそのものです。
曲の長さは約15分なので、年越しの15分前からこの曲を流し始めれば、壮大なフィナーレと共に新年を迎えるというドラマティックな演出が可能です。
ラデツキー行進曲 / J.シュトラウスI世
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のニューイヤーコンサートで、アンコールの最後に演奏されるのが恒例となっている、まさにお正月の代名詞です。
軽快で華やかなマーチのリズムは、聴いているだけで心がウキウキし、自然と体を動かしたくなります。
コンサートでは観客が曲に合わせて手拍子をするのがお決まりとなっており、パーティーで流せば会場が一体となって盛り上がれること間違いなし。
カウントダウンの際に流して、新年への期待感に胸を膨らませましょう。
お気に入りの曲で1年を締めくくり、最高の年越しを演出しよう
年末のカウントダウンは、1年の締めくくりと新たな始まりを祝う特別な瞬間です。
今回ご紹介したJPOP、ボカロ、洋楽、クラシックの18曲は、それぞれ異なる魅力で年末の雰囲気を彩ってくれるでしょう。
お気に入りの曲をプレイリストに加えて、あなただけの年末サウンドトラックを作ってみてください。
お気に入りの曲をBGMに、過ぎゆく年に感謝し、来る年への期待を込めて、最高の年越しを演出してください。
素晴らしい音楽と共に、希望に満ちた新年を迎えられることを心から願っています。