【音楽フェス一覧】夏の有名な野外フェスを紹介！関東・関西とエリア別で解説 2024年8月

日本各地で大小さまざまな音楽フェスが開催されるのが夏。

もはや夏の風物詩と言っても過言ではありません。

音楽ファンの皆さんなら、どんなフェスがどこで開催されるのか把握しておきたいところですよね。

そこでこの記事では、夏の有名な4大野外音楽フェスから始まり、4大フェス以外で夏に開催される関東・関西それぞれの野外フェスも合わせてご紹介します。

記事の最後ではフェスへの参戦に適した服装についても解説していきますよ！

夏の有名な野外音楽フェス一覧｜4大フェス

それでは早速、夏の有名な4大音楽フェスをご紹介します。

音楽ファンならどれも聞き覚えがある、もしくは参戦したことのあるフェスかも？

順に見ていきましょう！

 

FUJI ROCK FESTIVAL(フジロック)

FUJI ROCK FESTIVAL、通称”フジロック”は「自然と音楽の共生」を掲げる日本最大級のフェス。

1997年に山梨県の富士天神山スキー場で開催されたのが始まりです。

1999年以降は毎年7月から8月頃にかけて新潟県の湯沢町苗場スキー場で継続的に開催されています。

初回に開催されたのが富士山近辺だったことから、現在まで「フジロック」という名前や富士山を模したロゴマークを引き継いで使用しています。

環境保全に力を入れているフェスであり、世界的にも「世界一クリーンなフェス」として名前が知られているのが特徴です。

また、野外フェスを楽しみながら、キャンプも同時に楽しめるのが最大のポイント。

テントなどの本格的なキャンプ用品を持ち込んで、宿泊しながらフェスを楽しむ人も多くいますよ。

アウトドア好きな人ならハマること間違いなしの音楽フェスです。

さらに、フェス名が「フジロック」となっていますが、ロックだけではなく幅広いジャンルの音楽が楽しめるのも推しポイントです。

国内外からさまざまなアーティストが参戦するため、これまで聞いたことのないアーティストに新たに出会える可能性も秘めています。

注意点としては、会場がかなり広いため、ステージを移動するのが少々大変ということですね。

また自然の中なので、虫よけスプレーや日焼け止め、気候が変わっても対応できるようなグッズなどを揃えておくほうが安心です。

FUJI ROCK FESTIVAL '24

開催日：2024年7月26日～28日

場所：新潟県湯沢町苗場スキー場

 

ROCK IN JAPAN FESTIVAL(ロッキン)

2000年に初開催されてからほぼ毎年開催されているのがROCK IN JAPAN FESTIVALこと通称”ロッキン”。

コロナ禍であった2020年・2021年を除いて毎年開催されている、こちらも日本最大級の野外音楽フェスのひとつです。

2000年の初開催時は全16アーティスト、日数は2日という比較的小規模で行われるフェスでしたが、25周年を迎える2024年は全115アーティスト、日数はなんと10日間という非常に大規模なフェスとなっています。

コンセプトは「参加者が主役であること」。

そのため、参加者のことを常に考えて毎年改良が重ねられており、年を経るごとにパワーアップし続けています。

休憩スペースや遊園地なども用意されているため、子ども連れでも参戦しやすいのが親世代としては嬉しいポイントですね。

またロッキンの場合、出演する歌手が邦楽アーティストであることから、親しみが持ちやすいのが特徴です。

ロックバンドはもちろん、ソロアーティストやJ-POP、アイドルなども幅広く参戦しています。

また、ダイブなどの危険な行為を強く禁止しているフェスであるため、安心してライブを楽しめるのも良いポイントですね。

ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024

開催日：2024年8月3日～4日・10日～12日

場所：千葉県千葉市蘇我スポーツ公園

ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 in HITACHINAKA

開催日：2024年9月14日～15日・21日～23日

場所：茨城県国営ひたち海浜公園

 

SUMMER SONIC(サマソニ)

SUMMER SONICこと通称”サマソニ”も、2000年から開催されている歴史ある野外フェスのひとつ。

開催当初は山梨と大阪でしたが、現在では千葉と大阪という2カ所で同時開催されるのが特徴です。

「日帰りでも気軽に行ける」をコンセプトとして掲げており、開催地からもわかる通り都市型の野外音楽フェスとなっています。

当初は洋楽メインのフェスとして名を馳せましたが、現在では邦楽アーティストの出演も増えており、馴染みのある音楽とも触れ合えるようになりました。

また、洋楽・邦楽だけではなく、K-POPなどアジア圏のアーティストも参戦するようになり、よりグローバルなフェスとして成長しています。

開催されるのが都市のため、他のフェスと比較してアクセスしやすいのがメリット。

東京や大阪の中心部から約1時間でアクセスできるため、都市部に住んでいる人ならより気軽に参加しやすく、フェス終了後もすぐ帰れますよ。

さらに、特徴的なのが、ステージとしてビーチステージが用意されていること。

海の香りや潮風を感じながら音楽を聴くと、開放的な時間が過ごせます。

出演するアーティストが幅広いため、参戦するファン層も10代から40代と幅広いのが特徴。

10代でも参戦できる敷居の低さが、多くのファンを集めている理由のひとつなのでしょうね。

大阪会場

開催日：2024年8月17日～8月18日

場所：万博記念公園

東京会場

開催日：2024年8月17日～8月18日

場所：千葉県ZOZOマリンスタジアム＆幕張メッセ

 

RISING SUN ROCK FESTIVAL(RSR)

北海道という広大な土地で開催されるのが、RISING SUN ROCK FESTIVALこと通称”RSR”。

広大な敷地で開催されることに加え、オールナイトの野外フェスというのが大きな特徴です。

1999年に初めて開催されてから、コロナ禍を除いて毎年1回定期的に開催されています。

「自由」をコンセプトとして掲げており、コンセプト通り開放的な敷地内で朝まで自由に楽しむことが可能です。

オールナイトで日の出を迎える(Rising Sun)というのが名前の由来でもありますね。

会場の準備は、毎年広大な敷地の草刈りから始まるそうで、設営に手間がかかることが想像できます。

もちろんフェス内では屋台も出店され、北海道という土地柄なので美味しいグルメに舌鼓を打つことでしょう。

音楽だけではなく食まで堪能できるのが大きな強みですね。

開催されるのは夏とはいえ、夜を迎えた時の冷え込みには要注意。

参戦する際はブランケットや羽織ものなど、寒さから身を守るグッズも用意しておきましょうね。

参加アーティストは基本的にジャンルレス。

邦楽歌手がメインに出演するロッキンと比較すると、J-POPアーティストの出演は少ないですが、RSRに関しても邦楽アーティストがメインで出演しています。

RISING SUN ROCK FESTIVAL 2024 in EZO

開催日：2024年8月16日～7日

場所：北海道石狩市石狩湾新港樽川ふ頭横野外特設ステージ

 

4大フェス以外で夏に開催する野外音楽フェス一覧｜関東

それでは次に、4大フェス以外で夏に開催される「関東の」野外音楽フェスを4つご紹介します。

東京近辺の音楽ファンの皆さん、ご注目ください！

ライブUtaTenの関連記事！

ディッキ族の意味は？ライブにおすすめのハーフパンツとメリット・デメリットを紹介

続きを見る

 

SONIC MANIA

毎年サマソニの前夜祭として開催されるのが”SONIC MANIA”。

オールナイトで行われ、夜通し勢いのあるライブパフォーマンスを見られるのが大きな特徴です。

有名邦楽バンドを始め、メディア出演の少ないアーティストなども出演します。

そのため、新しい音楽に触れるチャンスが得られるのもメリットですね。

また、ライブの模様はWOWOWにて配信されるため、当日参戦できない人も画面を通して楽しめるのもポイントです。

ちなみに2024年は千葉県の幕張メッセにて開催されますよ。

SONICMANIA 2024

開催日：2024年8月16日

場所：千葉県幕張メッセ

 

むにフェス

「ロックバンドにもストリートライブを」をコンセプトに掲げるのが”むにフェス”。

千葉県千葉市の稲毛海浜公園にて開催されます。

大きな特徴として挙げられるのが、なんと参加無料。

普段生活しているだけでは滅多にお目にかかれないインディーズバンドのパフォーマンスが楽しめるのもポイントです。

新たな音楽への開拓欲がある人は、参戦することで得られるものが多いかもしれませんよ！

むにフェス-act08-・むにフェス-act09-

開催日：2024年8月24日

場所：千葉県稲毛海浜公園野外音楽堂

 

ODAWARA SUMMER FESTIVAL

その名の通り、神奈川県小田原市で開催されるのが”ODAWARA SUMMER FESTIVAL”。

4大フェスには及びませんが、比較的大きな規模のフェスとなっています。

「乗りこえよう live の力で！届かせよう音楽の力を！」がコンセプト。

出演するのは邦楽アーティストですが、ロックバンドだけではなく有名ソロアーティストなども幅広く出演します。

「最初から大きなフェスに参加するのは怖い...」という初心者さんは、ODAWARA SUMMER FESTIVALに参加してみても良いかもしれませんね！

ODAWARA SUMMER FESTIVAL 2024

開催日：2024年8月18日

場所：神奈川県小田原市総合文化体育館(小田原アリーナ)

 

BAYCAMP

神奈川県川崎市で開催されるのが”BAYCAMP”。

オールナイトで開催される野外音楽フェスです。

メディア出演は少ないものの、邦楽ロックファンなら知っているであろうアーティストも多く出演するのが特徴。

ベイエリアにて開催されるフェスのため、海辺に浮かぶ朝日を眺めながらクライマックスを迎えられますよ！

BAYCAMP 2024

開催日：2024年9月14日～15日

場所：神奈川県ちどり公園

 

4大フェス以外で夏に開催する野外音楽フェス一覧｜関西

続いて紹介するのは「関西編」。

4大フェス以外で夏に開催される野外音楽フェスに関西で参戦したい人は必見です！

ライブUtaTenの関連記事！

ライブキッズは服装で決まる！盛り上がり方とライブキッズあるあるを紹介

続きを見る

 

HIGHEST MOUNTAIN

お笑い芸人の小籔千豊が主催の”KOYABU SONIC”。

通称”コヤソニ”は、テーマを“音楽と笑いとゲームの融合”としており、アーティストだけでなくお笑い芸人も出演する非常に面白い野外フェスです。

新型コロナウィルスの影響により、2020年以降は開催できていませんでしたが、2023年には無事復活しました。

音楽以外も楽しみたい人やお笑い好き、ゲーム好きの人にはぴったりのフェスでしょう。

KOYABU SONIC 2024

開催日：2024年9月14日～16日

場所：大阪府インテックス大阪4号館・5号館

 

RUSH BALL

4大フェス以外にも歴史のあるフェスとして名が挙がるのがRUSH BALL。

大阪府泉大津市にて開催されており、会場が海に面していることからも夏らしさを深く感じられるフェスです。

邦楽ロック好きにはたまらないラインナップであり、さらにロック初心者もハマること間違いなしのアーティストが揃っています。

2日に渡って開催されるため、お目当てのアーティストがいる人は狙い撃ちして参戦しちゃいましょう！

RUSH BALL 2024

開催日：2024年8月31日～9月1日

場所：大阪府泉大津フェニックス

 

GREENJAM

GREENJAMは2014年から毎年9月に開催されている野外フェス。

大阪府池田市で開催されており、なんと入場無料。

入場無料なので有名アーティストは出演しないのかと思いきや、古参ロックファンも喜ぶラインナップとなっておりメリットだらけです。

地元食材を味わえる屋台やワークショップなども出店されるため、家族連れでも参加しやすいのが大きなメリットですね。

GREENJAM '24 Restart

開催日：2024年9月22日～9月23日

場所：兵庫県昆陽池公園

 

ナノボロフェスタ

京都府京都市で開催されるのがナノボロフェスタ。

2002年より開催されており、知名度に関係なくアーティストを呼び集めているため、知らない音楽に出会えるチャンスも多いのがメリットです。

サーキット型のフェスなので会場もそこまで広くなく、アーティストとの密な世界観を共有できるのが嬉しいポイントですね。

ナノボロ 2024

開催日：2024年8月31日～9月1日

場所：livehouse nano / □□□ん家・喫茶マドラグ・京都メトロCLUB METRO・KBS京都

 

夏の音楽フェスでおすすめの服装一覧！

ここまで読んで、野外音楽フェスに参戦しようと決意した皆さん！

夏の音楽フェスに行くなら以下で紹介する服装がおすすめですよ。

ライブUtaTenの関連記事！

夏フェスの服装はどんな格好がいい？フェス初心者におすすめの服装や注意点を紹介！

続きを見る

 

Tシャツ

フェスで着る王道は好きなバンドTシャツ。

バンドTシャツを持っていない人は、当日フェスでも購入できますし、事前にカジュアルなTシャツを用意しても良いでしょう。

フェスの雰囲気ともよくマッチすること、ある程度吸水性があること、替えを持って行ってもかさばりにくいこともおすすめポイントです。

 

ハーフパンツ

ボトムは男女問わずハーフパンツがおすすめ。

通気性が良く、しゃがむ際にもスムーズに動けます。

脚の露出に抵抗のある人は、レギンスと合わせて着用することをおすすめします。

 

帽子

野外で行われるフェスでは必須なのが帽子。

日差しから頭を守ってくれるので、熱中症対策にもなります。

また、顎紐があるタイプなら帽子を外して首からかけておくことも可能。

紛失防止にもなるためおすすめです。

 

スニーカー

野外フェスは広大な土地を歩き回る場合が多いため、足元はスニーカーがおすすめ。

また、ウォータープルーフであれば雨が降っても靴下がぐちゃぐちゃにならず、ストレスなく歩けるでしょう。

さらに言えば、普段から履きなれている靴だとなお良し。

フェス当日におろしたての靴を履くと靴擦れのリスクもあるため、普段から履き慣らしておきましょう。

 

夏は野外フェスの季節！近い開催地を狙って行ってみよう！

野外フェスに参戦したいと思っている皆さん、自分が行けそうなフェスは発見できましたか？

4大フェス以外に、日本各地でさまざまなフェスが開催されています。

バンドがメインのフェスはもちろん、ロック以外のジャンルが楽しめるフェスも多くありますよ。

ご自分の音楽の好みや会場の雰囲気、自宅からの距離などを鑑みて、ぜひ行きたいフェスをピックアップしてみてくださいね。