ASIAN KUNG-FU GENERATION、通称”アジカン”は2003年にメジャーデビューを果たした日本のロックバンド。
NARUTOや鋼の錬金術師、BREACHなど人気アニメの主題歌に抜擢された曲も数多く、人気の高いバンドのひとつです。
「アジカンって何?どんな曲が有名?」
「メンバーってどんな人?結婚してる?」
このようなアジカン初心者の人に向けて、この記事では、アジカンについてや各メンバーの詳しいプロフィール、結婚しているメンバーはいるかなどを徹底的に解説します!
この記事のもくじ
アジカン(ASIAN KUNG-FU GENERATION)のプロフィール!
それでは早速、アジカンのバンドプロフィールを覗いていきましょう。
結成からのメジャーデビュー、バンド名の由来などについて詳しく解説します。
順にご覧ください。
1996年に音楽サークルで結成
アジカンの結成は1996年。
関東学院大学の音楽サークルに所属していたメンバーで結成されました。
メンバーの内、後藤・喜多・山田に関してはアジカンが生まれて初めて組んだバンドだったというから驚きですね。
結成当時は全編英語の歌詞を用いたオリジナル曲でライブを行っていたようです。
ちなみに、後藤は当初別の音楽サークルから勧誘を受けていましたが、集合場所を間違えたことで喜多と出会うことになります。
まさしく運命ですね。
2003年にメジャーデビュー
結成から約7年の2003年。
アルバム「崩壊アンプリファー」をもってメジャーデビューを果たします。
メジャーデビューするきっかけとなったアルバム作品「崩壊アンプリファー」は2002年に発表済みだったのですが、メジャーデビューするにあたって2003年に異例の再リリースが行われたのです。
2003年5月には初のワンマンライブを下北沢SHELTERにて行い、続いてFUJI ROCK FESTIVAL、SUMMER SONICなど大規模な名だたるロックフェスに出演することになります。
その後も勢いは衰えず、デビューから約1年後にはアルバム「ソルファ」をリリースし、オリコン週間ランキング初登場1位を獲得しました。
ちなみにこの2ndアルバム「ソルファ」には、現在でも人気の高い「リライト」が収録されています。
当時は鋼の錬金術師のオープニング曲としても人気を博しましたね。
バンド名の由来
アジカンの正式名称、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの名前の由来は、ズバリ「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT」。
THEE MICHELLE GUN ELEPHANTは当時後藤が好きだったバンドで、バンド名に英単語を3つ使用していることから同じく「3つ単語を使おう」と考え、「ASIAN KUNG-FU GENERATION」が生まれました。
本記事では略称でアジカンと呼称していますが、「AKG」「AKFG」と略されて記載されることもあります。
アジカン(ASIAN KUNG-FU GENERATION)メンバーの年齢や出身地を紹介!
それでは続いて、アジカンのメンバープロフィールを細かく見ていきましょう。
メンバーの年齢や出身地など、曲を聴くだけでは知り得ない情報が得られますよ。
順にご覧ください。
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喜多 建介(きた けんすけ)
担当 | ギター・ボーカル |
誕生日 | 1977年01月24日 |
年齢 | 47歳 |
出身地 | 神奈川県 |
血液型 | A型 |
アジカンにおけるギターを担当するのは喜多建介(きたけんすけ)。
神奈川県出身で関東学院大学経済学部を卒業しています。
卒業後は社会人として業務用冷蔵庫に関する職に就いていましたが、仕事に集中するあまりバンド活動がおろそかになり、ボーカルの後藤からは「バンドを辞めるのではないか」と危惧されていたようです。
バックコーラスも担当しており、独特の高い歌声を披露してくれることも。
しかし、後藤によると、「最近は飲酒や喫煙のせいでドブ声化している」とのことです。
仲が良いのが伺えますね。
アジカンにおいては作曲に関わることも多い主力メンバーである一方、ギターを弾きながらよだれを垂らすなど天然な一面もあるようです。
後藤 正文(ごとう まさふみ)
担当 | ギター・ボーカル |
誕生日 | 1976年12月02日 |
年齢 | 47歳 |
出身地 | 静岡県 |
血液型 | O型 |
アジカンの顔とも言えるのが後藤正文(ごとうまさふみ)。
あだ名は「ゴッチ」であり、アーティストとして「Gotch」名義で活動することもあります。
掴めそうで掴めない断片的とも言える歌詞、独特のけだるい歌声が特徴のボーカルです。
静岡県出身で関東学院大学経済学部を卒業後、小さな出版社で勤務していた経験があります。
前述した通り、意味が掴めそうと思った途端、スルっと手から抜け落ちていくような抽象的な歌詞が特徴で、「ソラニン」を除く全ての楽曲の作詞は彼が担当しています。
ファンに「アジカンにハズレ曲はない」と言わしめる程、曲に対しての世間からの評価は高く、後藤のバンドマンとしての才能が伺えますね。
伊地知 潔(いぢち きよし)
担当 | ドラム |
誕生日 | 1977年09月25日 |
年齢 | 47歳 |
出身地 | 神奈川県 |
血液型 | A型 |
アジカンにおけるドラムを担当するのは伊地知潔(いぢちきよし)。
神奈川県出身で関東学院大学工学部を卒業しています。
HUSKING BEEやHi-STANDARDが好きとのことで、いわゆる「あの頃のロック」に魅了されたひとりだということがわかりますね。
アジカンにおいて、伊地知は実は初期メンバーではなく、1999年に遅れて加入しました。
デビュー前にはさまざまなバンドを掛け持ちしており、アジカン1本ではなかったのです。
しかし、デビューに向けて本気で活動することを決め、アジカンのメンバーとして歩みを進めました。
料理に詳しく、レシピ本を発表するなどバンド活動以外にも積極的に活動しています。
学生時代は部費を滞納するようなどうしようもない学生だったらしく、当時会計係だったベースの山田に追い掛け回されていたようです。
山田 貴洋(やまだ たかひろ)
担当 | ベース・ボーカル |
誕生日 | 1977年08月19日 |
年齢 | 47歳 |
出身地 | 静岡県 |
血液型 | A型 |
最後に紹介するのはベースの山田貴洋(やまだたかひろ)。
静岡県出身で関東学院大学文学部を卒業しています。
結成時には後藤からのスカウトを受け入れる形でアジカンに加入しました。
メジャーデビュー前には、バンドの資金管理・自主制作CDの作成はほぼ彼が行っていたようです。
音楽サークル時代にも会計係を任されていたようなので、真面目でしっかりした人なのかもしれませんね。
また、書道6段の腕前を持っており、グッズにも彼の書いた文字が起用されたことがあるようです。
書道が上手いというと、やはり文字は人柄を表すため、しっかりした人という印象が付きますね。
2015年にはアナウンサーの中田有紀と結婚し、翌年には女児が生まれています。
アジカン(ASIAN KUNG-FU GENERATION)に結婚したメンバーはいる?
アジカンのメンバーで結婚しているという情報があるのは、後藤と山田の2人です。
後藤は2007年に一般人女性と結婚したことがニュースになっています。
一方、山田は前述した通り、2015年にフリーアナウンサーの中田有紀と結婚しました。
翌年には女児が生まれ、幸せな結婚生活を送っていると見受けられますね。
その他の2人、喜多と伊地知に関しては結婚の情報はありませんでした。
しかし、結婚を公表していないだけで実は結婚している可能性もあります。
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アジカン(ASIAN KUNG-FU GENERATION)が人気な理由
アジカンが人気な理由はいくつかありますが、その大きな理由のひとつが「世界観が変わらないこと」。
後藤のけだるい歌声や意味の掴みづらい歌詞、ロック感際立つ曲調など、どれを取ってもアジカンの世界観を安定して感じられるというのが理由のひとつだと考えられます。
前述した通り、特にファンから言わせると、アジカンの曲はハズレなしなのです。
激しくノれる曲もあれば、胸にじんわり染み込んでノスタルジアを感じさせる曲もある。
ここまでバランスの良いバンドはなかなかいません。
また、抽象的な歌詞が持つその曖昧な雰囲気に、それぞれの人が大きな意味を見出して自分なりの楽しみとして曲を聴けるのです。
こういったことからアジカンは多くのファンを獲得し続け、結成から30年近く経った今でも根強いファンが多いのではないでしょうか。
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アジカン(ASIAN KUNG-FU GENERATION)のおすすめ人気曲3選
それでは最後に、アジカンのおすすめ人気曲を3つご紹介します。
ここで紹介するのはアジカンの中でも人気抜群の定番曲。
どの曲も一度聴いたらハマること間違いなしです。
リライト
アジカンといえば「リライト」を思い浮かべる人も多いはず。
人気アニメ「鋼の錬金術師」のオープニング曲として採用されたことでも有名になりました。
全身の血が沸き立つようなギターリフから始まり、メロディアスな曲調に乗った後藤の歌声が聴く人のテンションを上げてくれます。
サビでの「消してー!!」はカラオケで歌っても破壊力抜群。
その場の雰囲気が盛り上がること間違いなしの必中曲です。
Re:Re:
クールなギターカッティングから始まる特徴的な曲「Re:Re」。
読み方は「アールイーアールイー」です。
アルバム発売当初はシングル曲ではなかったものの、切ない歌詞と日本人ウケの良い曲調で多くのファンの心を掴みました。
終盤に少々落ち着いたテンポになり、また元のテンポに戻るのもセンチメンタルな雰囲気で良い感じです。
ソラニン
「ソラニン」は同名映画「ソラニン」における主題歌として有名になった曲。
アジカンにおけるほぼ全ての曲は後藤が制作していますが、「ソラニン」は例外です。(歌詞を手掛けたのは同名漫画の原作者)
別れを描いた切ない歌詞と映画でのストーリーが上手くマッチしており、映画が公開されてしばらく経つ現在でも根強いファンの多い曲となっています。
アジカン(ASIAN KUNG-FU GENERATION)メンバーは才能が凄い!彼らにしかない魅力がある曲を聴いてみよう
最後まで解説をお読みになった皆さん、アジカンの魅力は伝わったでしょうか?
メンバーは全部で4人いますが、それぞれが個性的でアーティストとしての才能があることが分かっていただけたでしょう。
驚くべきはメンバー4人の内3人が人生で初めて組んだバンドがアジカンだったということ。
それでメジャーデビューまで漕ぎ着け、現在まで人気を保ちながら精力的に活動しているという事実が才能を物語っています。
アジカンを知らなかった人は、ぜひこの記事で紹介した曲を聴いてみてくださいね。
この記事のまとめ!
- アジカンは1996年に結成し、2003年にメジャーデビューした実力派バンド
- メンバー4人の内3人はアジカンが人生で初めて組んだバンド
- バンド名の由来はTHEE MICHELLE GUN ELEPHANT
- メンバーの内、後藤と山田は結婚している
- アジカン初心者はまず「リライト」「Re:Re」「ソラニン」から聴いてみよう