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ベース弦の選び方とは?初心者向けの種類やおすすめの弦7選を紹介! 2024年11月

2020年3月23日 #PR

ベース 弦

ベースの弦を変えると音だけでなく、弾き心地も変化します。

弦は消耗品なので定期的に買い替える必要がありますが、楽器屋さん行くと多くの種類の弦が置いてあるので、初心者はどれを選べば良いのか迷ってしまうでしょう。

Live編集部
この記事では、ベースの弦の選び方と初心者向けの種類やおすすめの弦を紹介します。

ココがおすすめ

この記事の目次はこちら!

ベース 弦 太さ
ベース 弦 巻き方

ベースの弦初心者におすすめはどれ?

ベースの弦には様々な種類や特性があるため、初心者には扱いが難しいものや、弾きたいベースに合わないものもあります。

買う弦を間違えないように、どのように選べば良いのかを確認しておきましょう。

 

弦の本数と長さ(スケール)に注意

ベース初心者はまず弦の本数と長さに注意しましょう。

ベースは基本的に4弦ですが、中には5弦やそれ以上のベースもあります。

4弦以外のベースを使っている人は特に、弦の本数に注意しなければなりません。

また、ベースには4種類のスケール(ベースのナット部分からブリッジ部分までのこと)があり、初めてベース弦を買う場合は自分のベースがスーパーロングスケール~ショートスケールのどの種類なのかを確認しておきましょう。

 

弦の材質はニッケルが人気

ベース弦の材質はニッケルが最も人気が高いです。

他にもニッケルやステンレス、ナイロンなどもありますが初心者はポピュラーなニッケルを選んでおけば間違いありません。

ニッケルは幅広い音楽に対応することができ、種類も豊富なため価格も安いことが特徴です。

初心者はまずニッケル弦から試し、出したい音が明確になってきたら他の材質を試してみるのが良いでしょう。

 

弦の太さは045~100・105

初心者は045-100(もしくは105)の太さのものを選びましょう。

太すぎる弦は押さえるために力が必要になるため、演奏しにくくなってしまいます。

また、ベースは弦の太さでサウンドも変わります。

しかし、弦を太くすればするほど低音に迫力を出すことができますが、演奏の際に無駄な力が入ってしまうためフォームに変な癖が着いてしまう可能性もあります。

また、太い弦は張力が大きいためネック反りを起こしやすくなってしまいます。

自分でネックの調整ができるようになるまでは、太すぎない弦でネックが反らないようにするのがおすすめです。

 

弦の巻き方はラウンドワウンドがおすすめ

ベースの弦の巻き方にはラウンドワウンドとフラットワウンドの2種類があります。

ラウンドワウンドは表面に凹凸があるため摩擦が少なく、弦の滑りが良いのが特徴です。

初心者のうちに苦労しがちな運指がしやすいため、よりストレスなく演奏することができますよ。

フラットワウンドはより丸い音が出るため、ジャズなどによく使われます。

表面が平らになっているためラウンドワウンドより摩擦が大きく、運指がしにくいのがデメリットです。

 

ベース弦の太さ(ゲージ)と特徴

ベース弦の太さは、初心者には.045~100のベース弦がおすすめと紹介しましたが、他の太さの弦にはどのような特徴があるのでしょうか?

細い弦や太い弦にはそれぞれのメリットやデメリットがあるため、しっかりと把握しておきましょう。

ここでは、弦の太さと特徴について紹介します。

 

ゲージを表す数字の見方

ゲージの太さを表す数字の単位はインチになっています。

これは弦の直径を表しており、初心者におすすめの045は0.045インチのことです。

これをミリ単位に直すと1.143mmとなります。

一般的によく使われる.045~105のセットは、最も細い.045の弦が1.143mm、最も太い105の弦が2.667mmとなります。

パッケージには「45 65 85 105」または「.045 .065 .085 .105」と表記されていることが多いです。

 

細い弦の特徴

細い弦は、弦のテンション感が弱めになるため押さえるのが楽になります。

そのため、細い弦は力のない人でも弾きやすく、初心者にもおすすめです。

サウンドは、サステイン(音の伸び)が長く伸びやかな音を出すことができます。

しかし、パワーは太い弦よりも劣り、特に低音は迫力に欠けてしまいます。

出力も小さくなってしまうため、大きな音を出す場合はアンプにも大きな負担がかかります。

さらに、極端に細い弦だとチューニングが狂いやすくなるというデメリットもあるので注意しましょう。

 

太い弦の特徴

太い弦は張力が強いため、パワーのあるサウンドを出すことができます。

低音も迫力があり、繊細なタッチにも反応する分細かいプレイも可能になりますよ。

しかし、張力が強いため押さえるのには力が必要です。

そのため、力が弱い人や初心者にとっては弾きづらく感じてしまうというデメリットがあります。

ベースの弦はギターに比べてかなり太いため、太い弦を張ることでネックにかかる負担も大きくなり、ネックが反りやすくなるということも覚えておきましょう。

 

ベース弦の種類と特徴

弦には最も人気が高いニッケルの他に、ステンレス製、ナイロンやブロンズ、コバルトなど様々な種類があります。

それぞれの材質によってサウンドや弾きやすさ、耐久性などに違いがあるのです。

ここでは、弦の材質と特徴について紹介します。

 

ニッケル

ニッケルはベース弦の定番です。

サウンドには癖がなく、様々なジャンルの音楽に対応することができます。

他の材質に比べて錆びにくいことから耐久性にも優れており、より長く使うことができますよ。

 

ステンレス

ステンレスやスチール製の弦も人気の材質です。

弦が硬いため耐久性に優れており、長く使うことができます。

はっきりとしたサウンドを得ることができ、音の立ち上がりも早いです。

しかし、硬いためフレットを消耗しやすく、こまめなメンテナンスが必要となります。

 

ナイロン

一般的にクラシックギターに多く使われているナイロン弦は、丸くて暗い音を出すことができます。

スチールの周りにナイロンが巻かれているため、フレットへのダメージも少ないのが特徴です。

サステインの短いヴィンテージなサウンドであるため、エレキベースでもウッドベースやアコースティックベースに近い音を出すことができます。

 

ブロンズ

アコースティックギターにもよく使われているブロンズは、落ち着いた暖かいサウンドが特徴の材質です。

その音色からジャズなどに多く使われています。

中には「フォスファーブロンズ」という材質もあり、ブロンズに比べてサステインが長く、よりきらびやかな音が出るのが特徴です。

フォスファーブロンズはブロンズに比べて耐久性もあり、長く使うことができますよ。

 

コーティング弦

「コーテッド」ともいわれるコーティング弦は、巻弦の周りをポリマー樹脂やクロームメッキで覆ったものです。

コーティングにより耐久性が高く、高音はやや抑えられています。

価格は少し高く、張り替えてからしばらくしないとベースに馴染まないことも多いです。

表面がコーティングされているため、他の弦のようにざらざらとした触感も抑えることができ、摩擦も小さくなります。

 

ベース弦の巻き方

ベース 弦 巻き方

ベース弦は中心に芯となる線があり、その周りに巻線が巻かれています。

巻き方にはラウンドワウンドとフラットワウンドの2種類ありますが、それぞれで音や弾き心地には違いがあります。

出したい音や音楽のジャンルによっておすすめの弦の巻き方も変わるため、弦の巻き方による特徴の違いを把握して弦を選びましょう。

Live編集部
ここでは、弦の巻き方について紹介します。

 

ラウンドワウンド

ラウンドワウンドは、断面の丸い巻線を使うことでベース弦の表面に凹凸ができるのが特徴です。

それにより指と弦との接触面積が小さくなり、摩擦も少なくなって運指がしやすくなります。

サウンドは明るくサステインが長いのが特徴で、様々なジャンルに対応しやすいため、多くのベース弦に採用されている巻き方です。

種類も多く弾きやすいため、初心者にもおすすめですよ。

 

フラットワウンド

フラットワウンドに使われる巻弦は断面が四角形になっているため、弦の表面には凹凸がありません。

そのため、指と弦との摩擦が大きくなり、ラウンドワウンドに比べて運指が難しくなります。

しかし、表面が滑らかであるため指板へのダメージも少なく、フレットレスベースによく使われています。

サウンドも落ち着いていて、ジャズの演奏やアコースティックベースにも向いていますよ。

 

ハーフラウンド

ハーフラウンドは、ラウンドワウンドとフラットワウンドの中間の巻き方です。

巻弦には断面の丸い弦と断面の四角い弦の2種類が使われており、2つの巻き方の中間的な特徴を持っています。

サウンドはこもりすぎず高音もキラキラとしすぎない適度な明るさがあり、表面が平らであるためノイズも少なく使いやすい弦です。

しかし、製造に手間がかかるため多くの商品が生産されているわけではなく、選択肢が少ないのがデメリットです。

 

ベースの弦おすすめ7選

ベース弦には多くの種類があり、様々なメーカーから個性的な弦が販売されています。

しかし、初心者は特に「どの弦を選べば良いかわからない」という人は多いでしょう。

ここでは、初心者におすすめのベースの弦7選を紹介します。

 

D'Addario / ベース弦 ニッケル Long Scale .045-.100 EXL170

ギターやベースの弦の定番メーカー「ダダリオ」の「Long Scale」は、ニッケル製でできており、ブライトな響きが特徴で、手触りもなめらかなため初心者でも使いやすいです。

Live編集部
弦の定番なので、まずはこの弦を使ってみて、次の弦を買うときの基準にするのもおすすめですよ。

Elixir / 14077 NANOWEB Light/Medium (45-105) ロングスケール ベース弦

耐久性に優れ、長持ちするのが特徴である「Elixir」の「NANOWEB Light/Medium」は、コーティングを施したステンレス製で高い耐久性があり、コーティング弦にもかかわらずはっきりとした音が出せる弦です。

摩擦も小さく、運指がしやすいため初心者でも使いやすく、長持ちする弦が欲しいという人におすすめですよ。

ERNIE BALL / 2834 ベース弦 (45-100) SUPER SLINKY BASS

「ERNIE BALL」の「SUPER SLINKY BASS」は、ダダリオ社の弦よりも明るくきらびやかな音が特徴で、より個性のある音を出したい人におすすめです。

テンションは柔らかめで弾きやすく、ネックへの負担も減らすこともでき、どんな人にも扱いやすいのがメリットといえます。

LA BELLA / RX-N4B Rx Nickel 45-65-80-100

ビートルズのポール・マッカートニーやロン・カーターなど数々の名ベーシストが使用していた「LA BELLA」。

このRXシリーズは音色やテンション感、手触りなどどれをとっても一級品です。

演奏スタイルや音楽のジャンルを選ばないのも特徴で、初心者にもおすすめのベース弦といえます。

PLAYTECH / EBS-45105 ベース弦

楽器通販サイト・サウンドハウスの自社ブランドである「PLAYTECH」のベース弦は、コストパフォーマンスに優れており、普通のベース弦の4分の1ほどの価格で買うことができます。

ライブ頻度が多く、頻繁にベース弦を張り替える人は張り替え用にこのベース弦を買っておくのもおすすめですよ。

 

R COCCO / RC4G N BASS STRINGS NICKEL ROUND WOUND エレキベース弦

職人がひとつひとつ手巻きで製造しているイタリアの「R COCCO」が販売しているベース弦です。

張りたてでも新しい弦特有のギラギラした感じがなく、張ってすぐベースに馴染み、上品な音を出すことができます。

R.Cocco リチャードココ ベース弦 RC4G N (ニッケル .045-.105)

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ROTOSOUND / RS66LD エレキベース弦

「ROTOSOUND」は「伝説のベーシスト」といわれているジャコ・パストリアスが愛用していたステンレス製の弦です。

発売された1962年、当時画期的な独自の製法によってプロのトッププレイヤーにも支持を得ていました。

テンションがかなり低く、力の弱い人や初心者でもストレスなく弾くことができます。

音はジャンルを選ばず様々なシーンに対応でき、弦交換後もすぐに馴染んでくれるのが特徴です。

ROTOSOUND ROT-RS66LD エレキベース弦

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ベースの弦によって弾き心地が変わってくるので要注意!最初は定番の弾きやすい弦を選ぼう

素材や太さ、弦の巻き方など様々な種類があるベース弦ですが、音はもちろん初心者にとって大切な弾き心地にも大きく影響を及ぼします。

そのため、初心者はまず定番の弦を最初に使い、ある程度音の好みがわかるようになってきたら、好きな音や弾き心地の良い弦を使うのがおすすめですよ。

弾き心地の良いベース弦を使うことで、ベースの練習も楽しく続けることができるため、弾きやすい弦から始めて、自分の好みのベース弦を探していきましょう。

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この記事のまとめ!

  • ベース弦を買うときは、弦の本数とスケールに注意しよう
  • 初心者はニッケル製でゲージは.045~.105、ラウンドワウンドのベース弦がおすすめ
  • 弦の太さ、材質、巻き方で、ベース弦を選ぼう
  • 初心者はまず定番メーカーの定番モデルを購入し、それを基準に自分の好みを探そう
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たらぐちはくや

たらぐちはくや

スクリームボーカル。オカルト・音楽ライター。へヴィミュージックとアイドルのオタク。引きこもり。オカルトや哲学、思考実験が好きです

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