文化祭・学園祭は学生時代にしか味わうことができない大きなイベントのうちの1つ。
フードや雰囲気を楽しむのもいいですが、中には「文化祭・学園祭でバンド演奏をしたい!」と熱意を燃やしている人もいるのではないでしょうか?
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この記事のもくじ
メンバーを集めよう
バンドとしてステージに立つためにまず必要なのは、一緒に演奏してくれるバンドメンバーです。
この項目では、バンドメンバーを集めるコツについて紹介します。
5月からメンバー集めを始める
文化祭・学園祭が開催されるのは、大体9〜10月ごろ。練習期間などを考えると、約半年前に当たる5月ごろからメンバー集め始めるのがおすすめです。
もし自分に担当パートの希望がなければ、「バンドをやってみたい」と思っている人に声をかけてみましょう。
ある程度メンバーを集めてから、パートを振り分けるとスムーズに練習に入れます。
逆に自分の担当したい楽器やパートが決まっているのであれば、パートが被らないメンバーを探さなければいけません。
「ベースができる人募集」など具体的に募集をかけてもいいですし、とりあえずバンドを組みたいと考えている人を集め、他のパートを担当してもらうのもいいでしょう。
何人で組むか考える
メンバーを集める前に、何人構成のバンドにするかあらかじめ決めておくことが大切です。
メンバー構成によっては、コピーが難しい楽曲もあるので、まずは何人で組むかを決めてから曲選びに入りましょう。
大体3〜4人がベーシックな構成ですが、それぞれについて紹介します。
3ピースバンド
3ピースバンドとは、ギター、ベース、ドラムで構成された3人組バンドのことです。ボーカルは楽器との兼任になります。
人数が少ないのでメンバーを集めやすいというメリットがありますが、誰かが演奏とボーカルを兼任しなければならないので、やや技術が必要です。
また、演奏したい曲があったとしても、原曲の人数構成によっては演奏できないというデメリットもあります。
ただ、少数精鋭でフットワークも軽く動けるので、練習のスケジュールを合わせやすいなどのメリットもあるでしょう。
4ピースバンド
4ピースバンドとは、ボーカル、ギター、ベース、ドラムで構成された4人組バンドのこと。
誰かがボーカルを兼任すれば、キーボードなど他の楽器を入れたり、ギターを2本にしたりできます。
人数が多い分、練習のスケジュールを調整するのがやや大変ですが、演奏に厚みが出るのが最大のメリット。
また、大体の楽曲をコピーすることができるため、選べる楽曲の幅も広がります。
メンバーの集め方
続いてはバンドメンバーを集める方法についてです。
バンドメンバーは学校内から探すだけではなく、外部の高校や大学から探すというのも一つの手です。
具体的なメンバーの集め方を紹介していきましょう。
軽音楽部に入る
手っ取り早く同じ学校やキャンパス内で楽器を演奏できる人を探したいのであれば、軽音部への入部がおすすめ。
音楽好きや楽器経験者が集まるため、簡単にメンバーを集めることができます。
また、軽音部のバンド同士で情報交換もしやすいく、中には楽器上級者もいるので、アドバイスをもらえるかもしれません。
友人を誘う
楽器の演奏ができる友達や音楽好きの友達がいれば、その人たちとバンドを組むのもおすすめです。
初対面の相手とバンドを組むよりも、話し合いや練習でのやり取りをスムーズに行うことができます。
もし友人が楽器初心者であっても、曲選びを工夫して練習を一生懸命行えば、きっと文化祭・学園祭までには立派なバンドになるはずです。
SNSやLINEで探す
部活や周りの友人で見つからなければ、SNSを駆使してみましょう。
SNSであれば24時間いつでも募集することができますし、「一緒にバンドを組んでくれる人募集!」と投稿して、簡単に自分の関わりのない人を探すことができます。
また、すでにバンドメンバーが集まりつつあるバンドからスカウトされる可能性もあるので、SNSを使えばかなり選択肢が広がるでしょう。
必要機材を準備しよう
メンバーが揃ったら、次に必要なのが楽器や音響機材。
バンドで演奏するために必要になる機材について、それぞれ紹介します。
楽器やアンプ
まず始めに、自分が演奏するための楽器本体を用意しましょう。
楽器の購入は、初心者であれば楽器屋さんに行くのがおすすめです。店員さんが予算や用途などを元に、ぴったりなものを選んでくれます。
中古楽器を扱う専門店にも詳しい人がいますので、価格を重視したいという人は中古で探してみてください。
また、ドラムセットは部活や学校が持っていることもありますが、今後もドラムを続けるのであればスネアやペダルは新しく自分用に購入するといいでしょう。
楽器の準備ができたら、次に音を出すためのアンプの準備です。
アンプは部活や学校に共用の物があれば用意する必要はありませんが、なければ業者からレンタルしなければならないので、まずは学校にアンプがあるか確認しましょう。
音響機材
バンド演奏に必要な道具は、楽器やアンプだけではありません。
ボーカルの音や楽器の音を調整するための音響機材も必要です。
演奏する環境によって違いがありますが、まずは音響機材の種類について紹介します。
マイク・DI
スピーカーから音を出すには、まずは出したい音を音響システムに入れることが必要です。
そのために使うのが「マイク」です。ボーカルや楽器の音を入力します。
また、楽器の中にはマイクを通さず直接ミキサーに音を入力する楽器があります。そこで必要になるのが「DI」です。
キーボードのような楽器はDIを使うことで、ミキサーに直接音を入力することができます。
ミキサー
「ミキサー」とはボーカルや各楽器の音量や音質を整える機械のことです。
ギターの音だけが大きくならないようにバランスをとったり、低音が強調されるよう低音域の音量をあげたりすることができます。
エフェクトをかけることもでき、マイクやDIに入力された音を反響させたりして、バンド演奏に立体感を持たせることができる道具です。
パワーアンプ
「パワーアンプ」はミキサーからの電気信号を増幅させてスピーカーに流す働きをします。
つまり、ミキサーで整えられた音が、パワーアンプを通すことで大きな音として聞こえるようになるのです。
パワーアンプ内蔵のミキサーであれば1台で完結するので、購入やレンタルする際は性能をよく確認してみてくださいね。
メインスピーカー
「メインスピーカー」はパワーアンプから受け取った音を出す機械のこと。メインスピーカーがあるからこそ、お客さんにしっかりと音が聞こえるのです。
左用と右用の2台で1セットなので、注意しましょう。
ケーブル
上記で紹介した各機材を繋ぐケーブルも必須アイテムです。マイクケーブルはマイクの本数分、スピーカーケーブルはスピーカーの数だけ必要になります。
数が揃っていないと当日音が出せなくなってしまう可能性があるので、本番前日は必要なケーブルが揃っているかなど、きちんとチェックしておきましょう。
電源ドラム
コンセントを繋ぐための道具です。直接コンセントにさせないような屋外演奏の場合は、必ず必要になります。
屋内であってもステージと電源の距離がある場合は必要になりますので、こちらも必要か事前に確認しておくといいでしょう。
各種機材についてもっと知りたい方は、以下の記事をご覧くださいね。
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レンタル予約・見積りをとる
各種機材を持っていなかったり学校に共用の物がない場合は、外部の業者や専門店からレンタルする必要があります。
学園祭が行われる時期はレンタル予約が集中する可能性があるので、早めの予約がおすすめです。
また、当日のキャパシティによって使う機材は異なり、それによりレンタル料金にも差が出ます。
会場の大きさや収容人数が分かったらすぐに依頼し、見積もりをもらいましょう。
盛り上がるオススメ曲
学園祭は一年に一度のとっておきのイベントなので、出来るだけ観客に盛り上がってもらいたいですよね。
ここでは文化祭・学園祭でバンド演奏を考えている人のために、盛り上がること間違いなしのオススメ曲を紹介します。
ジターバグ/ELLEGARDEN
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ジターバグ 歌詞 ELLEGARDEN ふりがな付 - うたてん
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ロック好きなら誰もが一度は聴くであろうアーティスト「ELLEGARDEN」。
英語の歌詞が多い彼らですが、「ジターバグ」は全て日本語で歌いやすい楽曲です。
2003年ごろにリリースされているので、OGやOBも盛り上がれる一曲ですよ。
女々しくて/ゴールデンボンバー
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女々しくて 歌詞 ゴールデンボンバー ふりがな付 - うたてん
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カラオケの定番でもある「女々しくて」は、バンドで演奏してもかなり盛り上がる楽曲です。
簡単な振りもあるので、みんなで踊ることもできますよ。
本家の「ゴールデンボンバー」は演奏していませんが、実際に演奏すると意外とカッコ良く決まる楽曲でもあります。
シュガーソングとビターステップ/UNISON SQUARE GARDEN
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シュガーソングとビターステップ 歌詞 UNISON SQUARE GARDEN TVアニメ「血界戦線」エンディングテーマ ふりがな付 - うたてん
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アニメ「血界戦線」のエンディングとして書き下ろされ、バンド好き以外にも認知度が高い楽曲です。
アップテンポで3パートとも演奏の難易度は非常に高いですが、バッチリ演奏できれば盛り上がること間違いなしの1曲です。
明日も/MUSH&Co.
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明日も 歌詞 MUSH&Co. 映画「カノジョは嘘を愛しすぎてる」劇中歌 ふりがな付 - うたてん
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映画「彼女は嘘を愛しすぎてる」の劇中に出てくるバンドの「MUSH&Co.」の楽曲。
映画がヒットしたので世代を問わず認知度が高く、みんなで盛り上がることができます。
「MUSH&Co.」のボーカルは女性なので、ガールズバンドの演奏曲としてもおすすめです。
OH!/SHISHAMO
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OH! 歌詞 SHISHAMO LOTTE「爽」 CMソング ふりがな付 - うたてん
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同世代のお客さんを盛り上げたいなら、若い世代に大人気のガールズバンド「SHISHAMO」がおすすめ!
中でもこの楽曲はサビの部分の「OH!」という歌詞で、観客と一緒に歌うことができるので、みんなで一緒に盛り上がることができます。
キーはやや高いですが、ガールズバンドにはおすすめです。
夏祭り/Whiteberry
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夏祭り 歌詞 Whiteberry ふりがな付 - うたてん
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「夏祭り」は、世代を問わず長く愛されている楽曲です。OGやOBはもちろん、お父さんやお母さんたちも盛り上がること間違いありません!
文化祭は秋に行われることが多いですが、「祭り」という点がリンクするのでおすすめですよ。
ライブ本番までにやること
メンバーや楽曲が決まったら、あとは本番を迎えるのみ。しかし、それまでにやらなければならないことは意外と多いのです。
そんなライブ本番前までにやるといいことと、やっておくべきことを紹介します。
通しで練習する
学園祭でバンド演奏をする場合、各バンドに持ち時間が与えられます。当日はその時間内で収まるように楽曲を演奏しなければなりません。
つまり、持ち時間内で収まるように通しでの練習は必要不可欠。
何曲か連続で演奏すると意外と体力も集中力も消耗しますので、その感覚を掴んでおくことも重要です。
スタジオ練習となると、どうしても一曲ごとのクオリティをあげたくなりますが、本番前までには通しの練習を行うようにしましょう。
MCを練習する
MCとは楽曲の合間に行うトークのこと。メンバーや楽曲の紹介など内容は自由ですが、あらかじめ決めておかないとつまらないトークショーになりかねません。
また、お客さんを目の前にしたら緊張して忘れてしまったり、だらだらと話してしまい持ち時間をオーバーしてしまうということもあります。
特別おもしろいネタや企画を考える必要はありませんが、自然体で喋れるように通し練習と共に行うようにしましょう。
本番に必要なものをリストにする
バンド演奏のために必要な道具は意外とたくさんあります。当日忘れ物をして困らないよう、必要なものは事前にリストアップしておきましょう。
もし余裕があれば、開場時間や開演時間、チケットがあればチケット情報などもメモしておくのがおすすめです。
時間のミスを防げますし、当日お客さんから尋ねられた時もスムーズに対応することができますよ。
楽器やエフェクターのメンテナンス
毎日練習をするので楽器のメンテナンスには気を配っている人も多いでしょうが、エフェクターのメンテナンスは怠りがちです。
当日困らないよう、楽器もエフェクターも必ず前日までにメンテナンスを行ってください。
時には専門店での修理が必要になることもあるので、使わないときでもこまめにメンテナンスしておくといいでしょう。
緊張しないためにも通しでの練習やMCの練習は大事!本番は失敗を恐れず笑顔で演奏しよう!
当日最高のステージを迎えるためには、本番を想定した練習が大切です。
少し恥ずかしいかもしれませんが、MCも日頃から練習しておくことで、プロ顔負けのステージになるはず。
そして本番を迎えたら、あとは笑顔で演奏するのみ!
緊張にとらわれてしまうと色々なことを忘れてしまうことがあるので、「失敗したらどうしよう」とネガティブにならず、笑顔で思いっきり楽しみましょうね。
この記事のまとめ!
- メンバー集めは半年前から!バンドの構成を決めた上で探すと見つけやすい
- 部活や友人を通してメンバーを探すだけではなく、SNSも活用してみよう
- 必要機材は意外と多いので、購入できないものはレンタルする
- 本番で成功するには、MCを含む通し練習が欠かせない
- 当日困らないよう、必要なものはリストアップし前日までにメンテナンスしておく