ギターサウンドをより豊かなものにしてくれる音響機器・エフェクター。
購入を考えているけれど、そもそもどんな種類があるのか、どれを選べば良いのかが分からない人も多いのではないでしょうか?

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ギターエフェクターとは?2種類ある?
ギターエフェクターとは、エレキギターのサウンドにエフェクトをプラスしてくれる機器のことです。
音作りには欠かせない機材で、プロアマ問わず「幅広いギタリストが愛用」しています。
自分の好みにマッチしたものを使ったり、設定を工夫したりすれば個性を演出できるのも特徴の1つ。
ここからは、そんな魅力的なエフェクターの代表的な種類についてを紹介します。
マルチエフェクター
「マルチエフェクター」は、複数のエフェクトを搭載したギターエフェクターです。
少ないものでも4種、多いものになると100種以上のエフェクトを搭載しているのが特徴。
1台で色々なエフェクトが使えるため、「機能性を重視するギタリスト」から特に人気があります。
複数のエフェクトを、同時にかけられるのもポイント。
「エフェクトの質がコンパクトエフェクターに劣る場合がある」「初期費用が高め」などのデメリットはありますが、初心者でも比較的扱いやすく、利便性にも優れたタイプです。
コンパクトエフェクター
複数のエフェクターを組み合わせて楽しみたい、手軽に使えるエフェクターが欲しい人におすすめなのが「コンパクトエフェクター」。
1台につき1エフェクトが基本のタイプで単体、もしくは他のエフェクターと組み合わせて使います。
1つのエフェクトしか搭載していない分、スイッチやツマミが少ないのが特徴。
そのため、ギター初心者でも快適に音作りを楽しめますよ。
高価なモデルを選べば、プロレベルの音が体験できるのも魅力の1つです。
デメリットは「配線トラブルが起きやすい」「個数が多くなると運搬が大変」など。
利便性に関するデメリットは多いですが、サウンドやコスパにこだわりたいなら、チェックしておきたいタイプです。
ギターエフェクターのつなぎ方・使い方は?
エフェクターの種類については分かったけれど、つなぎ方や使い方が今ひとつイメージできない人も多いでしょう。
これまでに触ったことがないと、なかなか分からないものですよね。
そこで次は、ギターエフェクターのつなぎ方・使い方を紹介します。
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接続方法
右側にあるINPUTにギター側のシールドを、左側のOUTPUTにアンプ側のシールドを挿すのが、エフェクターの基本的な接続方法です。
一般的なギター用シールドなら、どのシールドを使っても問題ありません。
ただし、最低でも2本が必要となるため、1本しか持っていないならエフェクターと一緒に購入するようにしましょう。
また、電源に関しては、ACアダプターを使うなら専用の端子にACアダプターを接続、電池を使うならシールドの接続前に装填しておきます。
複数あるエフェクターの接続方法
複数あるエフェクターを接続する際には、普通のシールドよりも短い「パッチケーブル」を使用します。
このパッチケーブルを使ったつなぎ方は以下の通りです。
- ギター側のシールドを最初のエフェクターのINPUTに接続
- 最初のエフェクターのOUTPUTと、その次につなぐエフェクターのINPUTをパッチケーブルで接続
- 上記と同じ手順で、任意の個数のエフェクターを接続
- 一番後ろのエフェクターのOUTPUTに、アンプと接続したシールドをつなぐ
最後にエフェクターとアンプのスイッチを入れ、問題なく音が出ることを確認すればセッティングは完了です。
また、つなぐ順番に関しては「ダイナミクス系→フィルター→歪み系→モジュレーション系→空間系」の順でつなぐのが基本とされています。
ギターエフェクターの種類|音作り
コンパクトとマルチの2種類があるギターエフェクターですが、実は「搭載されているエフェクトによる分類」も存在しています。
この分類を理解すれば、よりスムーズに商品選びを進められるのでぜひ覚えておきましょう。
次は、ギターエフェクターの搭載エフェクト別の種類を紹介します。
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歪み系
ギターエフェクターをはじめて購入する、派手に音が変わるものを欲しい人におすすめなのが「歪み系(ひずみけい)」です。
歪み系とは、その名の通り歪みエフェクトを付加するエフェクターのこと。
音の土台を作る「プリエフェクト」の1種で、ロックなサウンドには欠かせないエフェクターだといわれています。
音作りや演奏の幅を広げてくれる便利なアイテムなので、ギタリストなら1台は持っておきましょう。
オーバードライブ
「オーバードライブ」は真空管アンプをドライブさせたような、温かみのある歪みが特徴の歪み系エフェクターです。
幅広いジャンルにマッチする音質を持っているほか、音量感や歪みをアップさせる「ブースター」としても使えるため、多くのギタリストが愛用しています。
単体でハードな歪みを作ることはできませんが、幅広く使える1台が欲しいなら要チェックのギターエフェクターです。
ディストーション
ヘヴィなサウンドが好きな、単体でしっかり歪むペダルが欲しい人におすすめのエフェクターが「ディストーション」です。
こちらはオーバードライブよりも過激に歪むタイプで、単体でも十分ハードな歪みサウンドを作り出せます。
やや硬めのサウンドを持っていることも特徴の1つ。
ハードなジャンルを演奏するときや、クリーンなアンプを歪ませるときに大活躍のペダルなので、気になる人はチェックしてみてくださいね。
ファズ
「ファズ」は倍音成分が多い、独特なサウンドを持つ歪み系エフェクターです。
ジミ・ヘンドリックスやカート・コバーンが使用した有名なタイプで、濁りや潰れ感のあるサウンドが楽しめます。
強く深く歪むため扱いは難しいですが、上手く使えば「個性的なサウンド」を演出してくれますよ。
毛羽立ったサウンドが好きな人や、ユニークな歪みが欲しい人におすすめのエフェクターです。
モジュレーション系
「モジュレーション系」は、サウンドに揺らぎやうねりをプラスしてくれるギターエフェクターです。
音に彩りを与える「ポストエフェクト」の1種で、サウンドをよりリッチなものにしてくれます。
強めにかければ、効果音的な使い方ができるのもポイント。
歪み系ほど大きく音は変わりませんが、1台持っておくと便利なエフェクターです。
コーラス
モジュレーション系の中で、最もポピュラーなエフェクターが「コーラス」。
心地よい揺らぎや広がりを演出してくれるエフェクターで、原音と遅れた音を同時に出力することでサウンドを実現しています。
強くかければ、トリップ感の強いサウンドになるのも特徴の1つ。
オーバードライブ・ディストーションと比べると使用頻度は低いですが、ギターソロ〜伴奏まで幅広く使えるので、気になる人はチェックしてみましょう。
フランジャー
「フランジャー」はコーラスのサウンドにうねりをプラスしたかのような、個性的なサウンドが印象的なエフェクターです。
大まかな仕組みはコーラスと同じですが、こちらのほうがより派手な効果を得られますよ。
特に、アンプの歪みや歪み系ペダルとの組み合わせで生まれる「ジェットサウンド」は唯一無二なので、個性をアピールしたい人は要チェックです。
フェイザー
スピーカーのホーン(ラッパ部分)が回転することで、独特のうねり感や回転感を演出する機材・ロータリースピーカー。
この機材のサウンドを再現したギターエフェクターが「フェイザー」です。
うねりがある点はフランジャーと似ていますが、こちらのほうがコーラス感が薄いサウンドになっています。
使い所はファンキーなカッティングやロックなリフなど。
代表モデルはエドワード・ヴァン・ヘイレンが使用したことでも有名なMXRの「PHASE 90」です。
トレモロ
「トレモロ」はアルペジオやコード弾きにマッチする、個性的なペダルが欲しい人におすすめのギターエフェクターです。
こちらは、音量を周期的に上下させるエフェクターで「ファンファンファンファン」という、断続的なサウンドを作り出せます。
コーラスやフェイザーと比べるとクセが強く、使い所も少ないですが、個性的なモジュレーション系が欲しいなら要チェックです。
ビブラート
音程を周期的に上下させることで、音に揺れを作り出すエフェクターが「ビブラート」です。
コーラスとトレモロをミックスして、バネ感をプラスしたかのようなユニークなサウンドが特徴。
クセが若干強いため汎用性は低いですが、サイケデリックな雰囲気を出したいときに踏むと見事な活躍を見せてくれますよ。
独特な揺らぎが欲しい人や、個性的なエフェクターが欲しい人におすすめです。
空間系(残響系)
歪み以外のエフェクトを試してみたい人におすすめのエフェクターが「空間系」です。
こちらは原音に残響音をプラスしてくれるエフェクターで、残響系とも呼ばれています。
分類はモジュレーション系と同じ「ポストエフェクト」。
派手さはありませんが、手軽に音をリッチにできるほか、幅広いジャンルで使えるため多くのギタリストが愛用していますよ。
リバーブ
「リバーブ」は、原音に反響音をプラスしてくれるギターエフェクターです。
屋内での反響を再現する機能を持ったエフェクターで、ONにするだけで音に立体感を与えてくれます。
多くのモデルが、響き方が違う「複数のリバーブ」を搭載しているのも特徴の1つ。
リバーブは、アンプに付属していることが多いエフェクトであるため、ペダルの必要性は低めですが、細部までこだわりたいならペダルを1台は持っておくと良いでしょう。
ルーパー
一度記録した音をリピート再生し続けてくれる、個性的なエフェクターが「ルーパー」です。
後述するディレイを発展させたタイプで、ループを再生する機能と録音機能を備えています。
主な用途は、1人での合奏やアドリブ練習など。
初心者には少し扱いが難しい機材ではありますが、全てを1人でこなす演奏スタイルに興味がある人や、練習用の機材が欲しい人なら十分楽しめるユニークな機材です。
ディレイ
幅広く使えるエフェクターが欲しい人におすすめなのが「ディレイ」です。
ディレイとは、少し遅れて同じ音が聞こえる「やまびこ効果」を付与するエフェクター。
汎用性が高いエフェクターで、ギターソロやアルペジオ、コード弾きなど幅広いシーンで使われています。
かけるだけでギターサウンドをリッチにしてくれる便利なアイテムなので、ぜひ1台は持っておくようにしましょう。
フィルター系
フィルター系は周波数の一部をカット、またはブーストすることで音を変化させるエフェクターです。
歪み系と同じ「プリエフェクト」に分類されるギターエフェクターで、ファンキーなジャンルからメタルまで、幅広いジャンルで使われています。
ONにするだけで「分かりやすく音が変化」するのも、特徴の1つ。
使用頻度はスタイルによってまちまちですが、フィルターならではの音が好きなら持っていても損はないでしょう。
フィルター
音の帯域の一部をカットし、ギター音を変化させるエフェクターが「フィルター」です。
高音域や低音域、またはその両方をカットして、独特なサウンドを生み出してくれます。
有名なモデルは、ワウペダルの人気モデル「Cry Baby」の半止めサウンドを再現するために作られた、JIM DUNLOPの「QZ-1」。
ギター用ペダルの中ではマイナーな存在ですが、独特なサウンドを演出したい人は、チェックしてみてくださいね。
ゲート
「ゲート」は、指定した音量よりも小さな音を「無音の状態」にするエフェクターです。
「ノイズゲート・ノイズリダクション」ともいわれるもので、主にエレキギターの演奏にはつきものの、ノイズをカットするために使われます。
使用シーンは少ないですが、ハードな歪みが必要なジャンルを演奏するときに使うと、「ジー」というノイズを効果的に除去してくれますよ。
ノイズの少ないサウンドを求める人・細部までこだわりたい人におすすめのエフェクターです。
ワウ
ギタリストに最も馴染みのあるフィルター系が「ワウ」です。
フィルターを応用したギターエフェクターで、カットする周波数帯域を変化させることで「ワウワウ」という個性的なサウンドを生み出します。
クリーントーンと歪みサウンドの両方と相性が良く、ジャンルも選ばないため多くのギタリストが愛用していますよ。
代表的なワウは、ペダルの踏み具合でカットされる帯域が変化する「ワウペダル」と、自動でワウ効果が発動する「オートワウ(エンベロープフィルター)」の2種です。
ダイナミクス系
細部にまでこだわりたい人におすすめなのが「ダイナミクス系」。
こちらは「プリエフェクト」に分類されるギターエフェクターで、音の強弱をコントロールする役割があります。
派手な効果はありませんが、上手く使えばギターサウンドをより良いものにできますよ。
ここからは、ダイナミクス系エフェクターの代表的なタイプを紹介します。
コンプレッサー
「コンプレッサー」は小さい音を持ち上げ、さらに大きな音を抑えることで音量感を揃えてくれるギターエフェクターです。
手軽に一定のサウンドが得られるため、幅広いシーンで活用されています。
主な使用シーンは、カッティングやストロークで一定の音色・音量に揃えたいとき、サスティン(音の伸びや残響)を伸ばしたいとき、音圧を上げたいときなど。
どちらかというと地味な存在ですが、上手く使うとワンランク上のサウンドが演出できる、奥が深いエフェクターです。
リミッター
大きな音を抑えることに特化したエフェクターが「リミッター」。
こちらは、設定した最大値以上の音が出ないようにするエフェクターです。
基本的な機能はこれだけなので、使用シーンも「音量の最大値を抑えたいときのみ」となっています。
また、リミッター単体として販売されていることは稀で、コンプレッサーとセットになっていることが多いです。
マキシマイザー
「マキシマイザー」は、小さい音を大きくすることに特化したエフェクター。
コンプレッサーを応用したもので、音量を持ち上げることで音圧を出してくれます。
主な使用シーンは、レコーディング後のメディアごとに適した音量・音質に調整するマスタリング作業です。
ギター用のペダルは存在せず、ベース用もしくはDAWのプラグインのみのエフェクターなのが特徴。
エキサイター
隠し味的なエフェクターが欲しい人におすすめなのが「エキサイター」です。
エキサイターとは、もとの音に倍音成分をプラスすることで、ギターサウンドをよりきらびやかな響きにしてくれるエフェクター。
ONにするだけで音にパンチが出るので、楽器の音やフレーズを目立たせたいときに使われます。
代表モデルは、BOSSの「EH-2」や、VOCUの「Magic Tone Room」です。
ギターエフェクターの選び方
搭載エフェクト別の種類を覚えたら、次は選び方のポイントをチェックしていきましょう。
もちろん、自分なりの基準で選んでもOKですが、ポイントを意識して選んだほうが「より自分に合った1台」を見つけられます。
購入後に後悔するというトラブルも防げるので、商品選びに役立ててくださいね。
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変化幅の中央に欲しい音が来るか確認する
ギターエフェクター、特に歪み系エフェクターは、メインのツマミを中央値に設定した際に欲しい音が得られるものがおすすめです。
中央値で欲しい音が得られるものなら、プラス方向とマイナス方向の両方に余白があるので、「余裕を持ったサウンドメイク」ができますよ。
確認方法は簡単で、「エフェクトのかかり具合を左右するGAIN、またはDISTツマミを12時(中央値)に設定したとき、欲しい歪み具合になっているか」をチェックするだけ。
また、余裕があれば他のツマミも触って、どの程度音色が変わるのかも確認すると良いでしょう。
自分の欲しい音を把握しておく
自分の欲しい音を把握しておくことも、ギターエフェクターを選ぶときの重要なポイントです。
少し難しいですが「あのフレーズのような音が欲しい」といった具合に、大まかな方向性を決めて置くだけでもスムーズに商品選びを進められるので、ぜひ把握しておきましょう。
また、上手く決められない場合はYouTubeにアップされている、エフェクターの弾き比べ動画をチェックしてみるのもおすすめです。
自分の機材を持ち込む
楽器店でギターエフェクターを試奏する際には、できるだけ自分の機材を持ち込むようにしましょう。
自身の機材を使って試奏し、購入するものを選べば「楽器店では良いと感じたのに、スタジオや家で使うと微妙」というトラブルも防げます。
機材との相性もより深くチェックできるので、ギターだけでも持っていくようにしましょう。
また、余裕があるなら自宅で使っているアンプを持っていったり、スタジオでよく使うアンプと同一の機種で試奏できるか聞いてみたりするのもおすすめです。
好きな曲・ギタリストから選ぶ
好きな曲・ギタリストから選ぶのも、おすすめの選び方です。
音楽を聴き込んだりリサーチしたりする手間は必要ですが、丁寧に作業を進めれば自分の好みに合った1台が見つけられますよ。
好きな曲を参考にするなら、実際に曲を聴いてどんな音が鳴っているのか、どのくらいエフェクトがかかっているかを確認し、種類や製品を選定。
ギタリストを参考にするなら、その人が実際に使っているエフェクターやシグネイチャーモデルの有無をリサーチし、商品の候補を絞っていきます。
ただし、1台だけでプロと全く同じ音を再現するのは難しいので要注意。
完璧を求めすぎると後悔につながってしまうため、1つのペダルは「理想とするサウンドの1ピース」と考えるようにしましょう。
ギターエフェクターのおすすめを初心者向けに紹介
選び方をチェックしたら、どんなモデルがあるのか・どれが人気なのか気になってしまうものですよね。
そこで最後に、おすすめのギターエフェクターを紹介します。
初心者でも気軽に購入できるものを中心に紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
BOSS(ボス) / DS-1 ディストーション

https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/20749/
BOSS(ボス)の「DS-1」は、1978年の発売以降ロングセラーを記録しているディストーションペダルです。
エッジ感のあるザラザラとした歪みサウンドは、まさに王道。
さらに、ツマミ類の効きも良いので「幅広いジャンルに対応」できます。
比較的リーズナブルな価格になっているのもポイント。
高コスパなギターエフェクターが欲しい人や、定番のディストーションサウンドを体験してみたい人におすすめの1台です。
TC ELECTRONIC(ティーシーエレクトロニック) / MojoMojo Overdrive

https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/164919/
細かな調節が可能なオーバードライブが欲しい人や、正統派サウンドを楽しみたい人におすすめなのが、TC ELECTRONIC(ティーシーエレクトロニック)の「MojoMojo Overdrive」です。
こちらは、高音域と低音域を調節するツマミを搭載したモデル。
他のペダルよりツマミが多い仕様なので、より細かなサウンドメイクが可能となっています。
真空管アンプのドライブサウンドをイメージさせる、マイルドかつブーミーな歪みサウンドが楽しめるのも特徴の1つ。
1万円ほどというリーズナブルな価格も魅力の、初心者におすすめのギター用エフェクターです。
TC ELECTRONIC(ティーシーエレクトロニック) / MojoMojo Overdrive
Ibanez(アイバニーズ) / TS808 ギターエフェクター

https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/45657/
Ibanez(アイバニーズ)の「TS808」は、オーバードライブペダルの大定番機種「チューブスクリーマー」シリーズのモデルです。
最初期型の復刻モデルで、同シリーズの「TS9」と比べると、より中音域が際立ったサウンドとなっています。
演奏したいジャンルやギター・アンプを選ばない「王道サウンド」に仕上げられているので、幅広く使えるでしょう。
ハードに歪ませることはできませんが、良質なオーバードライブ・ブースターが欲しいなら要チェックのエフェクターです。
Ibanez(アイバニーズ) / TS808 ギターエフェクター
ROWIN(ローウィン) / LEF-315 DUMBLER オーバードライブ

https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/242207/
味のある歪みサウンドが好きな人におすすめのギターエフェクターが、ROWIN(ローウィン)「LEF-315 DUMBLER」です。
ブルージーな歪みで人気の高級エフェクターのクローンモデルで、本家をイメージさせる中低域がしっかりとしたサウンドに仕上げられています。
2つの音域調節ツマミを搭載することで、幅広いサウンドメイクが楽しめるのもポイント。
4000円前後というリーズナブルな価格も魅力の、個性派オーバードライブです。
ROWIN(ローウィン) / LEF-315 DUMBLER オーバードライブ
BEHRINGER(ベリンガー) / VD400 Vintage Delay

https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/123996/
BEHRINGER(ベリンガー)の「VD400 Vintage Delay」は、1960年代のディレイサウンドが手軽に楽しめるディレイエフェクターです。
5000円前後とリーズナブルな価格ながらも、暖かみのあるアナログディレイサウンドが存分に楽しめるのが特徴。
定番モデルに比べると機能は少なめですが、ディレイ効果をプラスしたいだけなら十分快適に使えるでしょう。
気軽に購入できるディレイが欲しい人や、アナログディレイのサウンドを体験してみたい人におすすめのモデルです。
BEHRINGER(ベリンガー) / VD400 Vintage Delay
BOSS(ボス) / BD-2 Blues Driver

https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/20704/
多くのギタリストから愛されている、定番のオーバードライブエフェクターが「BD-2」です。
バンド内で埋もれにくい、高音域が際立った「明るいサウンド」になっているのが特徴。
さらに、歪みの幅も軽めのクランチ〜ディストーションの手前までと幅広いので、ジャンルを選ばずに使えるでしょう。
ブースターとしてはもちろん、単体でも使える歪みエフェクターを探している人におすすめのモデルなので、気になる人はぜひチェックしてみてくださいね。
ギターエフェクターは音の幅がぐんと広がる!自分が奏でたいものを買って使ってみよう
ギターエフェクターは、音の幅をぐんと広げてくれる便利なアイテムです。
スタイルや好みに合ったものを何台か持っておけば、毎日の練習やスタジオ練習、ライブなどがより楽しくなります。
さらに、たくさん触って音の違いを楽しんだり、仕組みを調べたりすれば音響機器への理解も深められますよ。
まずは、種類や選び方を意識しながら、奏でてみたい1台を見つけてみるのがおすすめ。
自分好みの1台を見つけて、魅力的なサウンドを存分に楽しんでみてくださいね。
この記事のまとめ!
- ギターエフェクターには、コンパクトエフェクターとマルチエフェクターの2種類がある
- INPUTにギター側のシールド、OUTPUTにアンプ側のシールドをつなぐのがエフェクターの基本のつなぎ方
- ギターエフェクターは、エフェクトの種類やギターとの相性、変化幅に注目して選ぶのがおすすめ
- どれを選ぶべきか迷ったら有名メーカーの高コスパモデルや、ロングセラーモデルをチェックしてみよう