アニメ「金色のコルダ」は、もともと女性向けの恋愛シュミレーションゲームとして誕生した作品です。
音楽をテーマにしており、クラシック音楽などもたくさん登場することから、音楽ファンから高い評価を得ています。
この記事のもくじ
金色のコルダとは
アニメ「金色のコルダ」は音楽をテーマにした作品です。
主人公の日野香穂子を中心として星奏学院の音楽科舞台に、恋愛や友情、音楽コンクールなど様々なことを乗り越えていくストーリー。
もともと恋愛シュミレーションゲームとして作られた作品でしたが、キャラクターデザインを担当した呉由姫が白泉社「LaLa」で漫画を連載し、その後アニメとしても放送されました。
これまでにprimo passo、second passo、Blue♪skyの3シリーズが放送されています。
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アニメ「金色のコルダ〜primo passo〜」のあらすじ
2006年に放送された「金色のコルダ〜primo passo〜」。
主人公は、星奏学院の普通科に通う2年生の日野香穂子。
彼女はある日、音楽の妖精リリに見出され「魔法のヴァイオリン」を託されてしまいます。
エリートばかりが集う音楽科のメンバーが参加する学内音楽コンクールに挑戦することになり、その中で様々な出会いや出来事を経験していくというストーリーです。
金色のコルダのアニメキャラクター・声優一覧
アニメと言えば、どんなキャラクターが登場するかは、作品が盛り上げるかどうかを左右する重要なポイントですよね。
金色のコルダは、恋愛シュミレーションゲームとして作られた作品なので、妖精リリが可愛かったり、男性キャラクターがキラキラしていてかっこいいところも魅力です。
様々な楽器の奏者が登場するので、音楽好きなら特に楽しんで観ることができますよ。
早速、金色のコルダのキャラクターと担当した声優を見ていきましょう。
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日野香穂子 / (CV:高木礼子)
主人公の日野香穂子は、星奏学院の普通科に通う2年生の女の子。
勉強はあまり得意ではないが、前向きで明るく根性があり、音楽の才能を妖精リリから見出され、音楽の世界に入っていくことになります。
ゲーム版では、プレイヤーキャラクターとして使われており、自分で好きな名前に変えることもできますよ。
声優は「BLEACH」の猿柿ひよ里や「バトルスピリッツ覇王」の巽コウタを演じた、高木礼子が担当しました。
月森蓮 / (CV:谷山紀章)
エリート音楽一家の出身で、星奏学院の音楽科に通っているのが月森蓮です。
ヴァイオリンを専攻しており、クールで完璧主義、プライドが高い性格の持ち主。
普通科の香穂子がコンクールに出場することに疑問を持っていたものの、様々な出来事を乗り越え演奏者としての実力を認めて、後に恋心も抱いていきます。
声優は代表作に「文豪ストレイドッグス」中原中也や「うたの☆プリンスさまっ♪」の四宮那月などがあり、歌手としても活動中の谷山紀章が担当しました。
土浦梁太郎 / (CV:伊藤健太郎)
香穂子と同じ普通科に通っているのが土浦梁太郎です。
面倒見がよく、サッカー部に所属しているスポーツマン。
学内コンクールに参加することになった香穂子をやさしく応援してくれます。
音楽科の人たちを嫌っており、月森とは犬猿の仲ですが、実は自宅はピアノ教室でピアノの名手です。
声優は俳優としても活躍中の伊藤健太郎が務めました。
志水桂一 / (CV:福山潤)
チェロを専攻している音楽科の1年生が志水桂一です。
おっとりした性格ですが、徹夜でチェロの練習に没頭するほど音楽に対して情熱を持っています。
香穂子と一緒にいると自分自身が探し求めている音が見つかることに気付き、香穂子への恋心に気付くのです。
声優は「コードギアス 反逆のルルーシュ」のルルーシュ・ランペルージや「暗殺教室」の殺せんせーなど様々な作品で活躍中の福山潤が担当しました。
火原和樹 / (CV:森田成一)
火原和樹は音楽科の3年生でトランペットを専攻しています。
勉強はあまり得意ではありませんが、スポーツ万能。
明るくて人懐っこい性格をしていて、学科や学年を問わず友達が多いです。
アニメでは香穂子を好きという自分の気持ちに気付き、告白するかどうか悩む姿が描かれています。
声優は代表作に「キングダム」の主人公である信や「BLEACH」の黒崎一護役を担当したことがある森田成一です。
柚木梓馬 / (CV:岸尾大輔)
親衛隊と呼ばれる熱心なファンが存在するほど女子生徒に人気なのが柚木梓馬。
フルートを専攻し、成績優秀で容姿端麗、誰にでも分け隔てなく優しい性格の持ち主です。
しかし、実際には裏の顔が存在する一面もあり、香穂子のコンクール参加が気に食わず、香穂子をいじめるようになります。
声優は代表作に「ゾイド -ZOIDS-」の(バン・フライハイトや「ドラゴンボール改」の ジースなどがある岸尾大輔が担当しました。
冬海笙子 / (CV:佐藤朱)
音楽科の1年生でクラリネットを専攻している冬海笙子。
控えめで大人しい性格ですが、芯が強く音楽には情熱を持っています。
学内コンクールに参加した当初、嫌がらせを受けていたところを香穂子に庇ってもらい、それ以降香穂子を慕うようになりました。
担当した声優は「Kanon」の美坂栞が代表作の佐藤朱です。
天羽菜美 / (CV:増田ゆき)
天羽菜美は報道部に所属する普通科の2年生です。
「スッポンの天羽」と自称し、ターゲットを定めたらしつこく追い回します。
明るくさっぱりした性格で、好奇心旺盛な姉御肌です。
声優は「あぃまぃみぃ!ストロベリー・エッグ」の天和ひびきや「烈火の炎」の佐古下柳にも出演している増田ゆきが担当しました。
金澤紘人 / (CV:石川英郎)
主に普通科の音楽を担当している教師でコンクールも担当している金澤紘人。
面倒くさがりな性格でちゃらんぽらんですが、アドバイスは的確なので、生徒からの人気は高いです。
元オペラのテノール歌手で、イタリアではプロとして活躍していました。
担当した声優は「BLEACH」の浮竹十四郎や「NARUTO−ナルト− 疾風伝」のうちはイタチなども担当した石川英郎です。
王崎信武 / (CV:小西克幸)
王崎信武は星奏学院の音楽科の卒業生で大学3年生で、前回の学内コンクールの優勝者でもあります。
専攻はヴァイオリンですが、作品の中ではヴィオラ演奏を披露する場面も。
子供や老人に好かれやすく、施設での演奏めぐりもしています。
声優は「アサシン クリード」のアルタイル役や「テイルズ オブ シンフォニア」のロイド・アーヴィング役などを担当した小西克幸です。
リリ / (CV:水橋かおり)
身長30cm、音楽を司る「ファータ」という種類の妖精リリは、語尾に「なのだ」を付けて喋る可愛らしい妖精です。
自分のことが見える香穂子に魔法のヴァイオリンをプレゼントするという重要なキャラクター。
声優は「魔法少女まどか☆マギカ」の巴マミや「グリザイアの果物」の松嶋みちるなども担当してきた水橋かおりが務めました。
金色のコルダのアニメ主題歌
アニメ「金色のコルダ」は、クラシック音楽がたくさん登場し、起用されている主題歌にもクラシックな雰囲気が感じられるものが多いです。
また、作品に登場する声優で結成された「stella quintet(ステラ・クインテット)」が歌った主題歌もファンから高い評価を得ています。
ここからは、アニメ「金色のコルダ」で起用されている主題歌を見ていきましょう。
Brand New Breeze / カノン
アニメ「金色のコルダ〜Primo Passo〜」のテーマソングとして起用されたのが「Brand New Breeze」です。
エドワード・エルガーの名曲「愛のあいさつ」をモチーフにした作品で、クラシックとポップスが上手く融合されています。
歌のないインスト作品ですが、クラシックよりもポップな雰囲気なので「クラシック音楽はちょっと苦手」という人でも楽しく聴くことができますよ。
CRESCENDO / stella quintet(ステラ・クインテット)
「CRESCENDO」はアニメ「金色のコルダ〜Primo Passo〜」のエンディングソングに起用されました。
爽やかでやさしい雰囲気のポップスソングで、作中のキャラクターを担当している声優5人組のグループ「stella quintet」が歌を担当しているのもポイントです。
「もしも君なら どんな音色を奏でるだろう」など、歌詞もアニメの内容にぴったりあっています。
蒼穹のスコア 〜The score in blue〜 / stella quintet+
Primo Passoシリーズで5人だったstella quintetに1人加えて、secondシリーズでは、男性メインキャラクター6人組のstella quintetが、主題歌「蒼穹のスコア 〜The score in blue〜」を担当しました。
作品中に登場するクラシック音楽を取り入れた爽やかなメロディが美しくてよく晴れた青空が似合うような曲ですよ。
「駆け上がる階段と 届くと信じた空」という出だしの歌詞だけでも、アニメの青春感が伝わってきますよね。
様々な特典が付いた期間限定CDなども発売されました。
WINGS TO FLY / Maestro Fields
アニメ「金色のコルダ〜Blue♪Sky」のオープニングテーマソングに起用されたのが「WINGS TO FL」です。
歌はMaestro Fieldsと称した、作中に登場する各学校の部長と星奏学院如月律の弟・如月響也の5人からなるキャラクターが担当しています。
アップテンポで元気をもらえる曲で「飛べるはずさ あの蒼空を」など作品にぴったりの歌詞も魅力です。
Andante / 星奏学院オーケストラ部
「Andante」はアニメ「金色のコルダ〜Blue♪Sky」のエンディングテーマソングに起用されました。
星奏学院オーケストラ部の4人が歌を担当しています。
「アンダンテ」「アクセント」など、音楽用語がたくさん登場した歌詞はアニメ作品にぴったりですよね。
冒頭から入っているストリングスのアレンジがクラシック音楽をイメージさせてくれます。
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金色のコルダのアニメ評価・感想
まだアニメを見ていないという人は、実際に作品を見た人の感想も気になりますよね。
「金色のコルダ」はクラシック音楽が登場することから、アニメファンだけでなく、音楽ファンからの評価も高い作品です。
現在、テレビでの放送は終わってしまいましたが、DVDをはじめとしAmazon Primeなど様々なサービスで無料配信しているので、興味のある人はチェックしてみてくださいね。
20代・女性
女の子向けのアニメです。
意外としっかりした内容で、音楽の豆知識もちょこちょこ入ってきます。
原作は恋愛シュミレーションゲームということですが、全く気になりませんでした。
主人公が明るく前向きでいい子なので、楽しく見ることができるアニメです。
自分もクラシック音楽やってみたいなと思わせてくれる作品でした。
30代・男性
作中に、音楽の授業やテレビで聞き覚えのある曲がよく流れるのが良かった。
自分が全く楽器が弾けないので「いいなあ。やっておけばよかったなあ~。」という気持ちにさせられる。
音楽の知識が全然なくても楽しめるし、作中で流れる音楽のレベルも高かった。
主人公以外の女性キャラが活躍する場面もあるので、まぁ男でも見れるものになっているかなと思った。
10代・女性
楽器を習ったことは残念ながらありませんが、演奏する大切さや真剣な思いで何かをすることの重要さに気付かせてくれる作品でした。
設定は逆ハーレムですが、ストーリーが思っていた以上にヒューマンドラマになっていて、1人1人のキャラクターの心理描写も丁寧で、楽しむことができました。
作品を見進めていくうちに、どんどんクラシックの世界にハマっていく作品でした。
金色のコルダのアニメにはクラシックの名曲がいっぱい!OP・EDの主題歌以外の挿入歌にも注目しよう
アニメ「金色のコルダ」はクラシック音楽をテーマにした作品です。
もともと恋愛シュミレーションゲームから始まった作品なので、登場する男性キャラクターがかっこいいところも魅力。
主題歌はクラシック音楽をモチーフにしたものや、作中のキャラクターが歌っているものもありファンを喜ばせています。
テレビでの放送は残念ながら終わってしまいましたが、DVDや配信などで楽しめるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
この記事のまとめ!
- アニメ「金色のコルダ」はクラシックをテーマにした作品
- もともとは恋愛シュミレーションゲームとして制作された
- 男性キャラクターがみんなイケメン
- 主題歌はクラシック音楽がモチーフで作られたものが多い
- 音楽ファンからもアニメファンからも評価が高い作品