日本各地で大小さまざまな音楽フェスが開催されるのが夏。
音楽ファンの皆さんなら、どんなフェスがどこで開催されるのか把握しておきたいところですよね。
そこでこの記事では、夏の有名な4大フェスから始まり、それ以外で夏に開催される関東・関西それぞれの野外フェスも合わせてご紹介します。
この記事のもくじ
音楽フェス一覧|夏の有名な4大フェス
それでは早速、夏の有名な4大音楽フェスをご紹介します。
音楽ファンならどれも聞き覚えがある、もしくは参戦したことのあるフェスかも?
順に見ていきましょう!
FUJI ROCK FESTIVAL(フジロック)
FUJI ROCK FESTIVAL、通称”フジロック”は「自然と音楽の共生」を掲げる日本最大級の夏フェス。
環境保全に力を入れているフェスでもあり「世界一クリーンなフェス」として名前が知られているのが特徴です。
また、野外フェスを楽しみながら、キャンプも同時に楽しめるのが最大のポイント。
テントなどの本格的なキャンプ用品を持ち込んで、宿泊しながらフェスを楽しむ人も多いので、アウトドア好きな人ならハマること間違いなしの音楽フェスです。
【『FUJI ROCK FESTIVAL'25』の開催情報】
開催日:2025年7月25日(金)・26日(土)・27日(日) |
場所:新潟県湯沢町苗場スキー場 |
ROCK IN JAPAN FESTIVAL(ロッキン)
コロナ禍をのぞけば2000年からほぼ毎年開催されているのがROCK IN JAPAN FESTIVALこと通称”ロッキン”。
日本最大級の野外音楽フェスのひとつです。
初開催時は比較的小規模でしたが、今では非常に大規模な夏フェスとなっています。
コンセプトを「参加者が主役であること」としており、参加者ファーストの改良が重ねられ、年を経るごとにパワーアップし続けています。
休憩スペースや遊園地などもあるため、子ども連れでも参戦しやすいのがポイント。
2025年からはこれまでの茨城県ひたちなか市ではなく、千葉市蘇我スポーツ公園で開催されます。
【『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025』の開催情報】
開催日:2025年9月13日(土)・14日(日)・15日(月)・20日(土)・21日(日) |
場所:千葉県千葉市蘇我スポーツ公園 |
SUMMER SONIC(サマソニ)
SUMMER SONICこと通称”サマソニ”も、千葉と大阪の2カ所で同時開催される歴史ある野外夏フェスのひとつ。
「日帰りでも気軽に行ける」をコンセプトとして掲げており、都市型の野外音楽フェスとなっています。
当初は洋楽がメインでしたが、現在では邦楽アーティストやK-POPの出演も増えています。
都市部で開催されるので気軽に参加しやすく、フェス終了後もすぐ帰れますよ。
さらにステージとしてビーチステージが用意されているのが特徴的。
出演するアーティストが幅広いため10代でも参戦できる敷居の低さが、多くのファンを集めている理由のひとつなのでしょうね。
【『SUMMER SONIC 2025』の開催情報】
【大阪会場】 |
開催日:2025年8月16日(土)・17日(日) |
場所:万博記念公園 |
【東京会場】 |
開催日:2025年8月16日(土)・17日(日) |
場所:千葉県ZOZOマリンスタジアム&幕張メッセ |
RISING SUN ROCK FESTIVAL(RSR)
北海道の広大な土地で開催されるのが、RISING SUN ROCK FESTIVALこと通称”RSR”。
広大な敷地で開催されることに加え、オールナイトの野外夏フェスというのが大きな特徴です。
「自由」をコンセプトとして掲げており、コンセプト通り開放的な敷地内で朝まで自由に楽しめます。
フェス内では屋台も出店され、北海道という土地柄なので美味しいグルメに舌鼓を打つことでしょう。
ただ開催されるのは夏とはいえ、夜を迎えた時の冷え込みには要注意です。
【『RISING SUN ROCK FESTIVAL 2025 in EZO』の開催情報】
開催日:2024年8月16日~7日 |
場所:北海道石狩市石狩湾新港樽川ふ頭横野外特設ステージ |
音楽フェス一覧|関東で有名な夏フェス
それでは次に、4大フェス以外で夏に開催される「関東」の野外音楽フェスを4つご紹介します。
東京近辺の音楽ファンの皆さん、ご注目ください!
SONIC MANIA
毎年サマソニの前夜祭として開催されるのが”SONIC MANIA”。
オールナイトで行われ、夜通し勢いのあるライブパフォーマンスを見られるのが大きな特徴です。
有名邦楽バンドを始め、メディア出演の少ないアーティストなども出演します。
そのため、新しい音楽に触れるチャンスが得られるのもメリットですね。
また、ライブの模様はWOWOWにて配信されるため、当日参戦できない人も画面を通して楽しめるのもポイントです。
【『SONIC MANIA 2025』の開催情報】
開催日:2025年8月15日(金) |
場所:幕張メッセ |
TOKYO IDOL FESTIVAL
”TOKYO IDOL FESTIVAL”は、2010年よりお台場で開催される世界最大のアイドルフェス。
例年100組以上のアイドルが参加しており、来場数も5~8万人と数多くの人が訪れています。
2014年には『ウォール・ストリート・ジャーナル』のブログで、フジロックやロッキンに並ぶ夏フェスとして選ばれております。
メジャーなアイドルだけでなく、滅多にお目にかかれないマイナーなアイドルのパフォーマンスが楽しめるのもポイントです。
未知のアイドルを探してみてはいかがでしょうか。
【『TOKYO IDOL FESTIVAL 2025』の開催情報】
開催日:2025年8月1日(金)・2日(土)・3日(日) |
場所:お台場・青海周辺エリア |
NEW HORIZON FEST
”NEW HORIZON FEST”は2025年に初開催となるビッグ夏フェス。
幕張メッセの9〜11ホールを会場に、たくさんの人気アーティストが出演します。
創業50年の"Sammy"が手掛けているため、今注目が熱い音楽イベントです!
【『NEW HORIZON FEST』の開催情報】
開催日:2025年8月2日(土)・3日(日) |
場所:幕張メッセ |
MURO FESTIVAL
”MURO FESTIVAL”は横浜で開催される野外音楽の夏フェスです。
人々のライブハウス離れを感じ、自分達でフェスを開催しようと思ったのがきっかけで生まれたフェスで、2012年から始まりました。
7年間ほぼ野外で開催し、今では最大で1日5,000人収容規模のビッグイベントです。
まさにライブハウスがそのまま野外に現れたようなフェスとなっています。
【『MURO FESTIVAL』の開催情報】
開催日:2025年7月26日(土)・27日(日) |
場所:横浜赤レンガ倉庫 野外特設会場 |
音楽フェス一覧|関西で有名な夏フェス
続いて紹介するのは「関西編」。
4大フェス以外で夏に開催される野外音楽フェスに関西で参戦したい人は必見です!
KOYABU SONIC
お笑い芸人の小籔千豊が主催の”KOYABU SONIC”。
通称”コヤソニ”は、テーマを“音楽と笑いとゲームの融合”としており、アーティストだけでなくお笑い芸人も出演する非常に面白い野外フェスです。
新型コロナウィルスの影響により、2020年以降は開催できていませんでしたが、2023年には無事復活しました。
音楽以外も楽しみたい人やお笑い好き、ゲーム好きの人にはぴったりのフェスでしょう。
【『KOYABU SONIC 2025』の開催情報】
開催日:2025年9月13日(土)・14日(日)・16日(月) |
場所:大阪府インテックス大阪4号館・5号館 |
RUSH BALL
4大フェス以外にも歴史のあるフェスとして名が挙がるのが"RUSH BALL"。
大阪府泉大津市にて開催されており、会場が海に面していることからも夏らしさを深く感じられるフェスです。
邦楽ロック好きにはたまらないラインナップであり、さらにロック初心者もハマること間違いなしのアーティストが揃っています。
2日に渡って開催されるため、お目当てのアーティストがいる人は狙い撃ちして参戦しちゃいましょう!
【『RUSH BALL』の開催情報】
開催日:2024年8月30日(土)・8月31日(日) |
場所:大阪府泉大津フェニックス |
京都大作戦
京都で開催されるのが"京都大作戦"。
アーティスト・10-FEETの「活動10周年の記念に何かしたい」という思いから生まれたフェスで、2008年より開催されています、
繰り返し使える「リユースカップ」を全面導入して、そもそもごみの出ないフェスづくりを進めているなど、環境にクリーンな音楽イベントとなっています。
ロック・フェスティバルですが、レゲエやヒップホップなど多岐にわたるジャンルのアーティストも出演。
京の町でテンションぶちあがること間違いなしでしょう。
【『京都大作戦2025』の開催情報】
開催日:2024年7月5日(土)・6日(日) |
場所:京都府立山城総合運動公園 |
夏の音楽フェスでおすすめの服装一覧!
ここまで読んで、野外音楽フェスに参戦しようと決意した皆さん!
夏の音楽フェスに行くなら以下で紹介する服装がおすすめですよ。
バンドTシャツ
フェスで着る王道は好きなバンドTシャツ。
バンドTシャツを持っていない人は、当日フェスでも購入できますし、事前にカジュアルなTシャツを用意しても良いでしょう。
フェスの雰囲気ともよくマッチすること、ある程度吸水性があること、替えを持って行ってもかさばりにくいこともおすすめポイントです。
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ハーフパンツ
ボトムは男女問わずハーフパンツがおすすめ。
通気性が良く、しゃがむ際にもスムーズに動けます。
脚の露出に抵抗のある人は、レギンスと合わせて着用することをおすすめします。
帽子
野外で行われるフェスでは必須なのが帽子。
日差しから頭を守ってくれるので、熱中症対策にもなります。
また、顎紐があるタイプなら帽子を外して首からかけておくことも可能。
紛失防止にもなるためおすすめです。
スニーカー
野外フェスは広大な土地を歩き回る場合が多いため、足元はスニーカーがおすすめ。
また、ウォータープルーフであれば雨が降っても靴下がぐちゃぐちゃにならず、ストレスなく歩けるでしょう。
さらに言えば、普段から履きなれている靴だとなお良し。
フェス当日におろしたての靴を履くと靴擦れのリスクもあるため、普段から履き慣らしておきましょう。
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野外フェスに参戦したいと思っている皆さん、自分が行けそうなフェスは発見できましたか?
4大フェス以外に、日本各地でさまざまなフェスが開催されています。
バンドがメインのフェスはもちろん、ロック以外のジャンルが楽しめるフェスも多くありますよ。
ご自分の音楽の好みや会場の雰囲気、自宅からの距離などを鑑みて、ぜひ行きたいフェスをピックアップしてみてくださいね。
この記事のまとめ!
- 日本の4大フェスはフジロック・ロッキン・サマソニ・RSR。
- 関東・関西をはじめ、各地で特色のあるフェスが開催されている
- フェスでは音楽はもちろん、その土地の雰囲気やアウトドア、食などもトータルで楽しもう
- 野外フェスに参戦するなら服装に注意しよう