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【愛用】スネアドラムはどれがおすすめ?シェルの種類や素材の特徴を紹介 2024年12月

2020年3月26日 #PR

スネアドラム おすすめ 種類 素材

ドラムの演奏には欠かせない「スネアドラム」には実はたくさんの種類があります。

そのため、始めたばかりの初心者だとどのスネアドラムを使えば良いかわからない人も多いのではないでしょうか?

Live編集部
この記事では、おすすめのスネアドラムとその特徴を紹介します。

ココがおすすめ

この記事の目次はこちら!

シェルの素材の特徴

スネアドラムの音に大きな影響を与えるのが、スネアの胴部分の「シェル」で、主にメタルシェル(金属銅)とウッドシェル(木銅)の2種類に分けられます。

シェル素材はバンドサウンドによって使い分けるのが一般的です。

以下に、メタルシェルとウッドシェルの特徴を紹介します。

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メタルシェル

メタルシェルはシェル部が金属でできており、スチール、ブラス、アルミ、ブロンズ、カッパー、チタンなどの種類があります。

比較的重量感があり、アタックが強い音が出ます。ロックやメタルバンドで良く使われます。

メタルシェルは耐久性があるため、壊れにくく扱いやすい点から初心者におすすすめです。

ウッドシェル

ウッドシェルはシェル部が木でできており、温かみのある残響が少ない音を出せます。

ポップスなど歌もののバンドで演奏するときや、ジャズやブルースなど丸みのある音を求められるときにおすすめです。

ただしウッドシェルは木でできているため、保管に注意しなければスネア自体が変形し、使えなくなってしまいます。

メタルシェルの特徴とおすすめスネア

メタルスネア 特徴

メタルシェルは、耐久性がよく扱いやすいため初心者におすすめです。

何を買うか迷っている場合は、とりあえずメタルシェルを購入しましょう!

太い音・長い残響・強いアタックが特徴でバンド演奏の中でも存在感を出すことができます。

メタルシェルは使う金属によって音の特性が変わります。

以下に、金属ごとの音の特徴と、おすすめ商品を詳しく紹介します。

スチール

スチール製のシェルはメタルシェルの中で最もポピュラーです。

何を買うか迷っている人はまずスチール製を購入しましょう。

癖のないストレートなサウンドが魅力で、ジャンルを選ばず幅広く使えます。

おすすめは「パール」の「US1450」で、スチール製ドラムの超定番商品です。

重厚で安定感のあるサウンドに加え、価格も比較的安く、扱いやすいため初心者におすすめです。

ブラス

ブラス製はスチール製と並び大変人気があります。

スチール製よりも柔らかいものの明るく派手な音が特徴で、倍音が多く華やかな音を出せます。

おすすめは「TAMA」というメーカーのS.L.Pシリーズから発売になっている「LBR1465」というモデルです。

安定感のあるパワフルなサウンドが魅力で、インパクトある音作りができるので、ロックバンドの演奏に最適です。

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アルミ

アルミ製のスネアは軽くて持ち運びやすいことから人気です。

サウンドはドライで歯切れよく軽快なので、歌もの中心のポップスで多く使われています。

おすすめは「ラディック」の「L-M404C」で、歌ものやポップス演奏の定番商品です。

柔らかく軽快なサウンドが魅力で、存在感を残しながらもバンドサウンドによく溶け込むスネアです。

ブロンズ

ブロンズ製のスネアは、安定感ある太い音を出すことができ、ウッドシェルとメタルシェルの中間くらいの位置付けで使われます。

低域や中域が強く、ダークな音色を求めている人にぴったりです。

おすすめは「ラディック」の「LB552KT」です。

メタル素材としては柔らかいブロンズ素材のシェルで、丸みのあるダークな音色が特徴的です。

カッパー

カッパー製のスネアは、温かみのあるサウンドと反応の素早さが持ち味です。

高音域が少なくメタルシェル独特のキーンという音を感じさせないため、どちらかというとウッドのスネアに近いナチュラルなサウンドです。

カッパー製はあまりメジャーではないため、選択肢は少ないですが、人気のスネアには「ラディック」の「LC661」があります。

チタン

チタン製のスネアは、大音量、高音圧が魅力で、力いっぱい叩かなくてもしっかりした音を出すことができます。

温かみのある豊かなサウンドが持ち味で、チューニングも安定していて扱いやすいスネアです。

腐食に強いため野外ライブなどでも安心して使えます。

ただし高価で入手しにくいため、ドラマーの憧れのスネアと位置付けされています。

ウッドシェルの種類

ウッドシェルは木ならではの柔らかく温かみがあるサウンドが持ち味です。

存在感のあるメタルシェルに比べて、周囲の音に溶け込み心地よいサウンドを作りだします。

ソウルやジャズなどの演奏が多い場合はウッドシェルがおすすめです。

ただし、木材を使用しているため、メタルシェルに比べて壊れやすく管理が難しいデメリットがあります。

Live編集部
ウッドシェルの種類とおすすめ商品を紹介します。

メイプル

メイプルはウッドシェルの定番です。

メイプルはシェル素材だけでなく、エレキギターなどにも使われることのある木材で、温かく抜け感のあるサウンドが持ち味で幅広いジャンルで使うことができます。

ウッドシェルのスネアが欲しくて迷っている場合は、メイプルを購入しましょう!

おすすめは「TAMA」の「LMP-1465F-SEN」 です。

中低音が豊かで、ウッドシェルならではの抜け感あるリムショットも魅力です。

ブビンガ

ブビンガは重厚感があり安定したサウンドが出せるので、パワフルさを求める場合はブビンガがおすすめです。

バンドの中でも埋もれることなく、しっかり存在感を示すことができます。

おすすめは「TAMA」の「BRS1445FH」で、強めのアタック、艶やかな中低音が魅力です。

バーチ

バーチはメイプルに並ぶウッドシェルの定番です。

メイプルとは正反対に、低音が強く太くて柔らかいサウンドが持ち味で、ロックなどに適しています。

おすすめは「Canopus」の「BR-1455」で、打感が柔らかく、音はドライで温かみがあります。

マホガニー

マホガニーは柔らかい木材で、ギターなど他の楽器にもよく使われています。

丸いサウンドでバランス良い音作りができ、一昔前は人気のシェルでした。

最近はビンテージな音を作るために使われています。

おすすめは「パール」の「OH-1350」です。

丸みのある温かな音作りに適しています。

フープの種類

フープ 種類

フープとはスネアを上から見たときに一番外側にある枠のことで、ヘッドを固定する役割も果たしています。

シェル同様、フープ素材には様々な種類があり、スネアの音に大きな影響を与えます。

初心者のうちは、購入時にスネアについているフープを使うことをおすすめしますが、音作りにこだわりたい!と思うようになったら、フープをカスタマイズすると自分好みの音に出会えます。

ダイカスト

ダイカストは高音域が強めで硬く歯切れの良い音を出せるフープです。

リムショットも硬めで抜ける音質を出すことができます。

ダイカストは型に鉄を流し込んで作られるため、硬くがっちりしていて、チューニングが難しいというデメリットもあります。

ダイカストにしか出せない硬質なサウンドは魅力的ですが、上級者向きだと言えます。

プレス

プレスはダイカストより中音域が強く出せるフープです。

オープンでシェルの鳴りをよく活かしたサウンド作りができるため、ロックの演奏などにおすすめです。

プレスフープは柔らかく開放的な音を出せるので人気があり、スタンダードに装備されていることが多いです。

迷ったときはプレスフープを使いましょう!

フランジ

プレスフープはフランジフープとも呼ばれることもあります。

フランジとは、フープの断面に見られる出っ張りを指します。

フランジは、低音が強く迫力ある音作りができ、残響が残りにくく、まとまりのある音が特徴です。

出っ張りの数によって、シングル、ダブル、トリプルフランジフープがあり、最近はトリプルが一般的です。

ウッド

ウッドフープは木製のフープで、金属製と比べ締め付けがゆるくなるため、太くて温かみのあるサウンド作りができます。

深く広がりのあるリムショットの音も魅力です。

ロックなどでリズムをしっかり出したいときには不向きですが、アコースティックな演奏が多い人にはおすすめです。

スネアの深さと口径

スネアのサイズはスネアの音作りに影響します。

ここでのサイズとはスネアの口径と深さを指します。

ドラムは、深さが深いほど叩いた振動が下のヘッドに届く時間が長く、鳴りが長く感じられます。

そのため、シェルの深さが浅いとライト、深いとヘヴィなサウンドになる傾向が強いです。

また、口径が大きいほどピッチが低く重みのあるサウンドに、小さいほどピッチが高く軽いサウンドになります。

自分の好みの音色を得られるようスネアのサイズを決めるのがベストですが、初心者で特にこだわりがない場合は一般的なサイズのスネアを購入するのが良いでしょう。

Live編集部
一般的なスネアのサイズとその特徴を紹介します。

口径は14インチが一般的

一般的なスネアは14インチが基本で、ほとんどのスネアがこのサイズです。

他には12、13インチのスネアなどがあり、いずれも14インチよりピッチが高く、はっきりしたアタックの強い音を出すことができます。

13インチ以下のスネアはメインで使うよりも、サイドスネアといい、2台目のスネアとしてドラムセットに組み込み部分的に使用することが多いですよ。

深さは5.5~6.5インチが一般的

一般的なスネアの深さは5.5〜6.5インチです。

6.5インチより深いスネアを深と呼び、余韻が長く低音がしっかり出る音となります。

逆に4インチよりも浅いスネアを「ピッコロスネア」といい、軽快で歯切れの良い音が得られます。

ラグ

ラグ

ラグとはスネアのシェルに付いていてテンションボルトを支えるものです。

ラグでテンションを支えているため、取り付けられている数や種類によって、スネアの音に影響します。

ここでは、ラグの数による違いとラグのタイプによる違いを詳しく紹介します。

数による違い

般的にラグは8箇所または10箇所に付いています。

数が多いほど、スネアのテンションが高くなるためしっかりと安定した音を出すことができます。

ラグの数が少なくなると、シェルの鳴りを邪魔するものがなくなるため、高くて抜け感のある音を出すことができます。

最近はシェル鳴りを良くするため、接触面積をなるべく少なくしたスネアも発売されています。

ブリッジタイプとセパレートタイプ

ラグの取り付けにはブリッジタイプとセパレートタイプがあります。

ブリッジはヘッドのテンションを1箇所で支えており、セパレートはテンションを上下の2箇所で支えます。

ブリッジタイプの方がセパレートに比べて設置面積が小さいことから、シェル鳴りを妨げず開放的な音を出すことができる一方で、セパレートタイプはブリッジよりも引き締まった音を出すことができます。

スナッピー

スナッピーとは響き線のことでスネアの裏側に付いています。

スナッピーはスネアの音のキャラクターを左右する重要なパーツです。

スナッピーの数が多いほど豪華でボリュームのある音を出すことができます。

ただし、多すぎると音のまとまりがなくなるため、演奏する音楽によってしっかり本数を選ぶことが大切です。

スネアの種類は非常に多いので最初の一つは定番がおすすめ!悩んだら楽器店で試打させてもらおう

スネアは非常に種類が多く、パーツごとにカスタムすることもできるため、自分好みのスネアを見つけるのは簡単ではありません。

初心者のうちは定番商品を使いましょう!

購入するときは楽器店で実際に試打するのがおすすめです。

音だけでなく打感も体験し、自分にぴったりのスネアを選ぶようにしてください。

なお、まだスネアを購入できないという場合はとりあえず練習用パッドでトレーニングしましょう。

トレーニングパッドは商品によっては静粛性があり打撃音が抑えられるものも多く、本物のスネアスタンドが使えるものまであります。

本物のスネアのようなスティックの跳ね返りを体感できますよ。

この記事のまとめ!

  • スネアの音はシェルの種類によって変わる。メタルシェルはパワフルなサウンド、ウッドシェルは温かみのあるサウンドを出すことができる
  • シェルと同じようにフープの種類やラグの数、スナッピーの本数もスネアの音色に影響する
  • スネアは口径14インチ、深さ5.5インチが一般的
  • 初心者のうちは超定番のスネアを購入するのがおすすめ。迷ったときは楽器屋さんで実際に試打してみよう!

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