ギターの音を歪ませてくれるものや音に奥行きを与える空間系など、エフェクターにはさまざまな種類があります。
その中でも足元で音量を調節できる「ボリュームペダル」というエフェクターを知っていますか?
ボリュームペダルはとても便利なアイテムですが、設定する位置によっては音量だけでなくエフェクトのかかり具合にも影響するため、選び方には注意しなければいけません。

この記事のもくじ
- 1 いる?いらない?ボリュームペダルの必要性と役割
- 2 ボリュームペダルの選び方
- 3 ボリュームペダルおすすめ12選
- 3.1 ERNIE BALL 6166 / 6168 / 6165 / 6167
- 3.2 ERNIE BALL Volume Pedal JR. 6180
- 3.3 BOSS Foot Volume FV-30H
- 3.4 VOX V860
- 3.5 JIM DUNLOP DVP4
- 3.6 Shin’s Music Perfect Volume Hybrid
- 3.7 Roland ボリュームペダル
- 3.8 BOSS FV-500H / FV-500L
- 3.9 Xotic XVP-250K Gold Case
- 3.10 MOOER Mini Series Leveline
- 3.11 KORG ボリュームペダル XVP-20
- 3.12 FENDER Tread-Light Volume/Expression
- 4 多機能なボリュームペダルのおすすめ3選
- 5 ボリュームペダルがあれば足元で音量を調節できる!買うときはインピーダンスに注意して選ぼう
いる?いらない?ボリュームペダルの必要性と役割
ボリュームペダルの主な役割は、足元の操作のみで音量の操作を可能にすることです。
「足元」というのがポイントで、手元での調整が難しい演奏で両手が塞がっている状況でも、この機材を使えば手軽に音量を変えることができます。
そのため、繊細な音量コントロールが必要なスタジオミュージシャン、インストをメインに演奏するプレイヤーから熱い支持を集めている機材です。
つなぐ位置を変えるだけで、マスターボリューム的な効き方になったり、歪ペダルのドライブと音量の両方が変わる効き方になったりするのも特徴の1つ。
「必要性が分からない」「いらない」と言われがちですが、機材の特性とスタイルがマッチしたときには圧倒的な活躍を見せてくれる個性的な機材でもあるのです。
ボリュームペダルの選び方

ボリュームペダルは商品によってさまざまなサイズや素材のものがあり、インピーダンス(電気抵抗)の違いによって繋ぐ順番や出せる音も変わります。
そのため、何も考えずに買ってしまうと思ったような使い方ができないかもしれません。
ここでは、自分の出したい音や環境に合わせた最適なペダルを選ぶために重要なポイントを紹介します。
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サイズ
ボリュームペダルは大きくて存在感のあるものから、コンパクトなものまでさまざまです。
大きいサイズのペダルは操作しやすく、音量の変化も細かく調整できます。
しかし、大きい分ボードの中に入りきらなかったり、重くて持ち運びにくいのがデメリットです。
手のひらに収まるほどコンパクトなものは、エフェクターボードに組み込みやすく、持ち運びにも便利です。
しかし、ペダルの可動域が狭いため細かい音量調節しづらく、慣れるまでに時間がかかります。
素材
ボリュームペダルを選ぶときは、どんな素材でできているかにも注目しましょう。
金属製のペダルは重くて持ち運びづらいですが、頑丈で衝撃に強く、耐久性に優れています。
また、地面の振動が伝わりづらいので、振動が音に影響することもあまりありません。
樹脂を使用した軽いペダルは、持ち運びやすく軽い力で操作できるというメリットがあります。
足の踏み心地を調整できるモデルもあるため、使用感にこだわりたい人にはおすすめです。
インピーダンス
ボリュームペダルを選ぶときに必ずチェックしておきたい項目が、対応している「インピーダンス(電気抵抗)」です。
実は電子楽器や機材が出力する電気信号には、抵抗値が高い「ハイインピーダンス」と低い「ローインピーダンス」の2種類があります。
ボリュームペダルも同様に「ハイインピーダンスタイプ」「ローインピーダンスタイプ」の2種があり、ハイインピーダンスタイプは抵抗値が高い楽器・機材に対応したもの。
後者のローインピーダンスタイプは、抵抗値が低い楽器・機材向けに最適化されたタイプとなっています。
どちらのタイプも基本的な使い方や機能は同じですが、それぞれにベストな設置位置、機材との組み合わせが決まっているので、購入前に必ず確認しておきましょう。
ハイインピーダンスタイプの特徴と設置位置
電池を使わないパッシブタイプのエレキギター・エレキベースと一緒に使う人や、シンプルな使い心地が好きな人におすすめなのが、ハイインピーダンスタイプです。
内部にパッシブのギター・ベースのボリュームポッドと同じ、250kΩのポッドを搭載しているのが特徴。
インピーダンスの高い信号もクリアに伝達できるため、パッシブのギターやベースといった、ハイインピーダンス出力が基本の楽器の直後に設置されることが多いです。
また、対応できるインピーダンスの幅が広いのもこのタイプの特徴の1つ。
アンプのセンドアンドリターンへの接続には不向きですが、その他のローインピーダンス出力の機材であれば直後に接続しても問題なく使えますよ。
ラインナップが豊富で、ギター・ベース向けに設計されたモデルが多いのもポイントです。
ローインピーダンスタイプの特徴と設置位置
ローインピーダンスの信号に最適化された設計になっているのが、ローインピーダンスタイプのボリュームペダルです。
主に25kΩのポッドを搭載しているタイプで、ローインピーダンスに特化している分、正しくつないだときの安定感はバツグン。
そのため、アンプのセンドアンドリターンやエフェクターの直後といった、ローインピーダンス出力が基本の場所によく配置されます。
もちろんローインピーダンス出力の楽器の直後に接続してもOK。
ハイインピーダンス出力の楽器の直後には使えないため、少し扱いが難しいですが、正しく使えば安定したサウンドが得られるタイプです。
ハイインピーダンスとローインピーダンスの見分け方
各楽器・機材のハイインピーダンス出力とローインピーダンス出力を見分ける方法は、とてもシンプルです。
電池を使わない「パッシブピックアップ」を搭載したエレキギター・ベースは、全てハイインピーダンス出力。
その他のエフェクターやアンプ、電源・電池が必要な電子楽器は基本的にローインピーダンス出力となっています。
そのため、パッシブ楽器かそうでないかに注目するだけでも、ほとんどの機材のインピーダンスを見分けられます。
パッシブ・アクティブが切り替えられる楽器、トゥルーバイパス仕様のエフェクターなどの例外もありますが、幅広い機材に使える考え方なのでぜひ覚えておきましょう。
ボリュームペダルおすすめ12選

ボリュームペダルを検索すると、さまざまなエフェクターブランドから数多くのボリュームペダルが販売されていることがわかります。
それぞれ音や使用感、値段が違うので、初めて買う人はどれを買って良いのかわからなくなりますよね。
ボリュームペダルの定番モデルから個性的なブランドのペダルまで、さまざまな初心者向けの商品を12選紹介します。
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ERNIE BALL 6166 / 6168 / 6165 / 6167
「ERNIE BALL 6166 / 6168 / 6165 / 6167」はアルミ素材でペダル部分の面積も十分広いため、ボリュームの操作が楽に行えます。
耐久性にも優れており、プロミュージシャンのライブツアーでも活躍しています。
ハイインピーダンスで最もスタンダードな6166、ローインピーダンスの6167、アンプのチャンネルを切り替える機能付きの6168、二台のアンプに音を振り分けられる6165など用途によって選べるのも魅力です。
ERNIE BALL Volume Pedal JR. 6180
「ERNIE BALL Volume Pedal JR. 6180」は前述した6166をコンパクトにしたモデルです。
耐久性や音質はそのままでエフェクターボードにも組み込みやすくなっており、世界中で定番のボリュームペダルとなっています。
ギターのボリュームノブと同じポットを使っているため、ボリュームノブを操作している感覚で扱いやすいです。
踏み応えがあるタイプのペダルなので、細かく音量を調整したいときに使うと良いでしょう。
BOSS Foot Volume FV-30H
「BOSS Foot Volume FV-30H」はアルミダイキャスト製で耐久性に優れ、ペダル部分に施された凹凸によってしっかりと足に密着するペダルです。
コンパクトサイズに設計されているので、他のエフェクターの邪魔になりません。
フットペダル部分の角度もしっかりとついているので、小さいからと言って操作しづらいということもないでしょう。
操作性も良く、作りがシンプルな上に頑丈なので、ボリュームペダル最初の一台にはぴったりのモデルです。
VOX V860
「VOX V860」は音量を上げる方向と下げる方向のどちらもペダルにかかる負荷が同じで、どの方向に動かしても違和感なく操作できます。
トルク調整機能もあるので、自分好みの踏み心地にカスタマイズできるのも魅力です。
一つひとつ手作業で結線しているため、クオリティの高い音質を実現しています。
ペダルを通す前後で音質の変化はほとんどなく、純粋に音量の調節がしたいときに最適です。
JIM DUNLOP DVP4
同ブランドの人気機種「DVP3」を小型化したモデルが「JIM DUNLOP DVP4」です。
DVP3はなめらかな踏み心地で、細かく動かすときにもストレスなく操作できます。
コンパクトになったDVP4も操作感は変わらず、小さくなったためボードに組み込むのも簡単になりました。
トルク部分の調整やAUX端子によるチューナーアウトの使用など、機能面でも満足度の高いペダルです。
Shin’s Music Perfect Volume Hybrid
「Shin’s Music Perfect Volume Hybrid」は、日本を代表するエンジニアの鈴木伸一氏が開発したボリュームペダルで、一つひとつのパーツや結線など全てにこだわっています。
ハイインピーダンスとローインピーダンス両方に対応しているため、ギターの種類やエフェクターのセッティング順番を変えたいときにも便利です。
とても自然で高品質と評判が高いペダルなので、予算に余裕があれば検討してみても良いかもしれません。
Roland ボリュームペダル
「Roland ボリュームペダル」は、出力インピーダンスの高い楽器から直接繋ぐのに最適なペダルです。
ペダルの可動域を自由に変えられたり、ミニマム設定により細かい設定も可能なので音量を自由自在に変えられます。
チューナーアウトにも対応しているので、ライブ中にチューニングしたいときなどに使い勝手が良いペダルで、ボリュームペダル初心者にもおすすめです。
BOSS FV-500H / FV-500L
「BOSS FV-500H / FV-500L」は有名エフェクターブランドのBOSSが発売している、現行モデルのボリュームペダルです。
アルミ製で足に密着するような踏み心地なので、演奏しながらでも細かい操作ができます。
ボリュームペダルの名機と呼ばれる「FV100」から受け継いだ音で、音量を上げても違和感のない自然な音に仕上げてくれるのが魅力です。
Xotic XVP-250K Gold Case
「XVP-250K Gold Case」はヴィンテージサウンドをリアルに再現したパーツや、高品質なエフェクターが人気のXoticが手掛けるボリュームペダルです。
新開発の可変抵抗器や独自技術により、原音に忠実なサウンドと滑らかな音量変化を実現。
加えて、アルミ製のボディや紐を使わない構造を採用することで、優れた耐久性も実現しています。
音質重視のハイインピーダンスタイプが欲しい人にピッタリの、高音質なボリュームペダルです。
MOOER Mini Series Leveline
コンパクトなサイズのエフェクターが人気のブランドで、ミニサイズにも関わらず機能性が高いペダルが「MOOER Mini Series Leveline」です。
フットペダル部分が折り畳み式なので、使わないときや持ち運びの際は折りたたんでコンパクトになります。
また、特別な回路を使用することでハイインピーダンスとローインピーダンスどちらにも対応できるので、使い勝手が良いのも人気の理由でしょう。
KORG ボリュームペダル XVP-20
「KORG ボリュームペダル XVP-20」はローインピーダンスのペダルで、ステレオの出力・入力端子を備えたペダルです。
端子の横にあるミニマム設定のつまみを使えば、より細かい設定ができます。
ペダルのトルクを調整することでペダルの重さを変えることができ、自分の好みの踏み心地を再現できるのも魅力です。
歪んだ音と相性が良いため、歪みの音量をコントロールするペダルを探しているときは、これを選べば間違いないでしょう。
FENDER Tread-Light Volume/Expression
エレキギター・エレキベースの有名ブランド・FENDERが手掛ける、電源が必要なアクティブタイプのボリュームペダルです。
電気信号をローインピーダンスに変換し、音質劣化や痩せに強い状態にしてくれるバッファーを内蔵。
さらに、視認性を高めてくれるLEDも搭載するなど、アクティブならではの機能性に優れた設計になっています。
モダンな雰囲気を感じさせる、スタイリッシュなルックスも魅力のおすすめモデルです。
多機能なボリュームペダルのおすすめ3選
サウンドや機能にこだわりたいという人におすすめなのが、多機能なボリュームペダルです。
電源が必要なアクティブタイプが多いため、定番モデルと比べるとやや取り回しは悪いですが、使いこなせれば演奏環境も快適になるでしょう。
最後に、多機能なボリュームペダルのおすすめモデルを紹介するので、気になるモデルはぜひチェックしてみてくださいね。
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ERNIE BALL VPJR Tuner
- ボリュームペダルのチューナーアウトは魅力的だけれど音痩せが気になる
- ボードにチューナーを置く場所がない
そんな人におすすめなのが「VPJR Tuner」。
ERNIE BALLの高品質なボリュームペダルをベースにしたモデルで、ペダル部分に高精度なデジタルチューナーを搭載しているのが特徴。
このチューナーはボリュームが0になると自動的に起動する設計なので、スタジオ練習やライブといった音を出したくないシーンでも快適に使えます。
ハイとローの両方のインピーダンスに対応しているほか、駆動モードの選択機能や音量表示機能も搭載するなど、機能性にも優れたボリュームペダルです。
HOTONE SOUL PRESS II
高品質かつ高コスパなエフェクターが人気のHOTONEが手掛ける、多機能なペダルタイプエフェクターが「SOUL PRESS II」です。
ボリュームペダルとして機能はもちろん、エクスプレッションとワウ機能も備えているのが特徴。
さらにモードや機能の切り替えも簡単にできるほか、LEDのカラーにより今どのモードを使っているかも手軽に判別できるようになっています。
アクティブ回路を搭載しているので、音痩せやノイズへの耐性もバッチリ。
幅広く使えるボリュームペダルが欲しい人にピッタリのモデルなので、気になる人はぜひチェックしてみてくださいね。
VOCU Baby Volume Pedal
「Baby Volume Pedal」は世界最小のボリュームペダルを目指して制作された、ミニエフェクターサイズのモデルです。
製造は高品質なハンドメイドエフェクターが人気の日本のメーカー・VOCUが手掛けています。
小型なボディながらも、アクティブ仕様を採用することで安定した音質を実現。
バッファードバイパス仕様になっているほか、最大12dBのブーストも可能なので、高品質なバッファー兼ブースターとしても使えますよ。
ペダルのサイズが小さいため踏み方にはコツが必要ですが、省スペースで設置できる高性能なボリュームペダルが欲しい人は要チェックのモデルです。
ボリュームペダルがあれば足元で音量を調節できる!買うときはインピーダンスに注意して選ぼう
歪み系や空間系など、さまざまなエフェクターを使うギタリストは多いと思いますが、ボリュームぺダルを導入することで足元で自在に音量を操れるようになります。
また、セッティングによってはエフェクターの効き具合をコントロールすることも可能なのです。
初めてボリュームペダルを買うときはどれを選べば良いか迷うかもしれません。
そんなときは、インピーダンスの値に注意しながら、自分の演奏する環境や出したい音に合ったペダルを見つけてくださいね。
この記事のまとめ!
- ボリュームペダルとは、足元で音量やエフェクターの効き具合をを調節するペダルのこと
- サイズや素材によって耐久性や踏み心地が異なる
- 選ぶときはインピーダンスの値に注意して、自分の演奏環境に合ったものを選ぼう
- ローインピーダンスのペダルにハイインピーダンスの信号を流さないように注意しよう











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