懐旧の庭園 歌詞 織田かおり ゲーム「華ヤカ哉、我ガ一族 幻燈ノスタルジィ」 エンディングテーマ ふりがな付

古ふるびた写真フォトグラフ
刻きざまれた 貴方あなたの記憶きおく
金木犀きんもくせいの香かおり 包つつまれ
時間ときの庭園にわ

遠とおのいては 引ひき寄よせられて
想出かこを巡めぐる夢たびの途中とちゅう
懐なつかしんで 触ふれてしまえば
色褪いろあせる事ことは無なく

愛あいしたいと願ねがうも
赦ゆるされぬまま 焦こがれ続つづけて
喜よろこび悲かなしみ 全すべてを
何時いつしか受うけ入いれては
引ひき裂さかれる 運命さだめに触ふれて
壊こわれそうな肩かたは 縋すがるように
契むすばれし日ひに 寄より添そって

閉とざされた時間ときの欠片かけら 脈みゃくを打うつ
秘ひめられし恋心こいごころに 酔よいしれては

手繰たぐり寄よせて 追想ついそうの果はて
失なくさぬように 触ふれたままで
あの日ひの風景ゆめ 漂ただよいながら
色褪いろあせる事ことは無なく

愛あいし方かたも知しらずに
溺おぼれるように 焦こがれ続つづけた
喜よろこび悲かなしみ 全すべてを
何時いつしか受うけ入いれては
引ひき裂さかれる 運命さだめと共ともに
零こぼれそうな愛あいを 胸むねに抱だいて
過すぎ去さりし日ひに 寄より添そって