生残者 歌詞 水咲加奈 ふりがな付

カーテンコールの裏側うらがわに君きみがいた
僕ぼくになおざりにされて
どうしても時間じかんがない

いつから今いまを見みなくなっただろう
支度したくをするだけが取とり柄えの
幕まくが上あがれば
終おわった後あとのことを考かんがえている

撫なでた髪かみは無限むげん
さっき見みた君きみの白しろい服ふく
今夜こんやはここに置おいていこう

『賛美歌さんびかを聴ききながら』

天てんに届とどいた斜陽しゃように
歓喜かんきする僕ぼくたちの姿すがたはとても無残むざんで
世界せかいで一番いちばん美うつくしい瞳ひとみをしている君きみがいた
今いまさら高鳴たかなる本当ほんとうの力ちからを
見みえない言葉ことばでシャッターを切きって
僕ぼくの頭あたまの中なかで保存ほぞんする
思おもい出だすから

溶とけたアメ玉だまのように
唾液だえきに飲のみ込こまれても
これは序章じょしょうにすぎない

『賛美歌さんびかを聴ききながら』

天てんに届とどいた斜陽しゃように
歓喜かんきする僕ぼくたちの姿すがたはとても無残むざんで
世界せかいで一番いちばん美うつくしい瞳ひとみをしている君きみがいた
今いまさら高鳴たかなる本当ほんとうの力ちからを
見みえない言葉ことばでシャッターを切きって
僕ぼくの頭あたまの中なかで保存ほぞんする
思おもい出だすから

さよならは永遠えいえんなんて
浅あさはかなものじゃなくてさ
一時的いちじてきに違ちがうベクトルの世界せかい線せんに
いくだけって信しんじてるから
またあおうね

遅おそいなんてことはない?
それぞれに不自由ふじゆうな心こころ抱かかえて
残のこされたこの世界せかいで