奏色恋音 歌詞 戦国アニマル極楽浄土 ふりがな付

刹那せつなに動うごき出だした鼓動こどうが貫つらぬく
気きづけば後うしろ姿すがた引ひき止とめ抱だき寄よせる

そなたをもっと あなたをもっと
互たがい身分みぶん知しらず惹ひかれ 落おちて

謳うたえ声こえなくなっても音おと失うしなっても
この手て、この目め、この身み全すべてで届とどけよ音色ねいろ
握にぎりしめた拳こぶしから光ひかり放はなって
ひと滴しずくの涙なみだも残のこさず拭ぬぐってみせよう

敵国てきくにとの宵よい戦いくさ 極月ごくげつのひとつ
目めの前まえ立たつのは焦こがれた想おもい人びと
鳴なかぬホトトギスが虫むしの知しらせ
刃やいば落おとすのはどちら どちら?
叫さけべ 追憶ついおくの雨あめは心こころを撃うって
この身み果はててもはらり散ちっても想おもいを馳はせて
運命さだめを捨すて抗あらがってあなたへと走はしる
浴あびる吐息といき 感かんじる体温たいおん ふたつで落おちて

ひとつ 言葉ことばを紡つむいで音色ねいろを結ゆって
届とどくまでに花はな飾かざり付つけて心こころ告つげよう
ふたつの影かげ重かさなって月つきが隠かくして
そなたの元もと あなたの元もと 鳴ならせよ鼓動こどう

謳うたえ 声こえなくなっても音おと失うしなっても
この手て、この目め、この身み全すべてで届とどけよ音色ねいろ
握にぎりしめた拳こぶしから光ひかり放はなって
ひと滴しずくの涙なみだも残のこさず 拭ぬぐってみせよう
謳うたえ叫さけび続つづけると
想おもい届とどくまで