アンダーグラウンド 歌詞 坂本櫻 ふりがな付

アンダーグラウンド
踏ふみならして今日きょうも歌うたってく
いつしか僕ぼくを捨すてて 歩あるき出だす日ひまで
アンダーグラウンド
どうかこの先さきもいつものまま
藍色あいいろに染そまった 裸足はだしの街まちへ
どこまでも どこまでも
越こえていけるんだって言いった

田舎町いなかまちで育そだって
幼馴染おさななじみと遊あそんだ
肩かたを聳そびやかすこともなく
せせら笑わらう人ひともいない

君きみは今いま何なにをしてる?
僕ぼくはそれを諒りょうとすることに
抗あらがって汚よごれて
それでも心惹こころひかれたんだ
何なにとも解げせないよな
まごつく気忙きぜわしい日々ひびが
あの頃ころより素晴すばらしい だなんて
とてもじゃないけど 思おもえない

アンダーグラウンド
踏ふみならして今日きょうも歌うたってく
嵐あらしの夜よるを抜ぬけて 君きみに届とどくまで
アンダーグラウンド
威張いばり散ちらすような大人おとなには
ならないと決きめたんだ

君きみの夢ゆめに居いさせて
いざ遠とおくへ行いっても
いつだってそれが 燎原りょうげんの火ひだ
おこがましいって 分わかってるけど

それ以外いがいどうだって
異論いろんはないんだ
防波堤ぼうはていの端はし 冴さえた月つきが
血ちも涙なみだもなく眩まぶしい
アンダーグラウンドの終おわり
ただ君きみの声こえが 咲さいた