烏 歌詞 足浮梨ナコ ふりがな付

街中まちじゅうの音おと 一人ひとりで歩あるく
でもいつもとなんか違ちがう
過すぎ去さっていく 失うしなわれたのは
僕ぼくらの日常にちじょうだけじゃない

変かわっていく背景はいけいと まだ泣ないてる烏からすの声こえが
この物語ものがたりを全部ぜんぶ語かたってるように見みえる
またもや同おなじミス犯おかし
涙なみだを流ながすけれど
一いちヶ月かげつ後ごには全部ぜんぶ忘わすれ去さられる

なにも聞きこえない
想定そうてい外がいの人ひとは無視むししていいの?

いつも願ねがっていたよ
最後さいごの言葉ことばは 幸しあわせだったがいいでしょ
いつも願ねがっているの
あたしだけじゃない
まただれかが消きえていく

ただひとつだけ 叶かなうのならば
君きみは何なにを願ねがう?
ウイルスが消きえったって
差別さべつ・偏見へんけんは無なくなんない
あたしの権利けんり 結局けっきょく人ひとは知しらないから嫌きらうの
勘違かんちがい全部ぜんぶしてるだから教おしえてよ

なにも見みえない
想定そうてい外がいの人ひとは消きえてもいいの?

ひとりの険悪けんあくで誰だれか消きえるの
言葉ことばの武器ぶきで 本当ほんとうの武器ぶきで
愛あいを知しっていて
感かんじるのなら
もう一度いちどだけ考かんがえて

人じんの声こえが 烏からすの声こえが
聞きこえなくなるまで
生いき続つづけよう……