海が乾く頃 歌詞 八木海莉 ふりがな付

鮮あざやかな記憶きおくは
はっきりしていないのに
暖あたたかさだけ教おしえてくれる

咲さきに行いった人ひと
続つづき朽くちてく
取とり残のこされる
しょっぱいの苦手にがて
6日むいか目めの手紙てがみ
今日きょうはいっぱいお話はなしがある

会あって話はなそうよ
海うみが乾かわく頃ころ
会あって話はなそうよ
時間じかんを忘わすれてしまうくらいに

何回目なんかいめだよ
何なん十じゅっ回かい繰くり返かえす
このくだり
話はなすより聞ききたいよ隣となりで

分わかることも増ふえたからさ
文字もじじゃ伝つたわらない
滲にじんで広ひろがる
2日ふつか目めの手紙てがみ
今日きょうはいっぱいお話はなしがある

会あって話はなせたら
何なにを言いえるだろう
会あって話はなせたら
声こえを枯からし合あうよ最期さいごまで

華はなやかな記憶きおくに
閉とじこもってたいだけ
暖あたたかさ偲しのぶ程ほど煮にえてく

目めに溜たまる声こえが
抑おさえたのに思おもえば余計よけい
言ことの葉は 涙なみだで流ながれていく

会あって話はなそうよ
海うみが乾かわく頃ころ
会あって話はなそうよ
時間じかんを忘わすれてしまうくらいに
会あって話はなそうよ
会あって話はなしたいよ
会あって話はなそうよ
涙なみだに呑のまれても