サカナ 歌詞 森中花咲 ふりがな付

もう叫さけんでも 叫さけんでも 身体からだは甘あまくさせる
淋さびしい 淋さびしい

花はな咲さけるたび 震ふるえて
まだ何なにも教おしえないで
ただ肥こえる私欲しよくの城しろ
がらんどうのままで

あなた いじらしく
この手てのひら 秘密ひみつ持もて余あまし
だから歪いびつな感情こころも
言いいなりにさせて

赤あかい意図いと 終焉しゅうえんを綾取あやとる 指先ゆびさきに
漂ただよう 水槽すいそうの底そこ 言葉ことばを失なくしても

何度なんどと
もう叫さけんでも 叫さけんでも 身体からだは甘あまくさせる
淡あわい淡あわい期待きたいは小賢こざかしい罠わな 捕とらえて
もう叫さけんでも 叫さけんでも 身体からだは甘あまくさせる
淋さびしい 淋さびしい この有様ありさま

藍あい 焦こがれても
手てに入はいらないと
誰だれより知しってる私わたしだから

尾おひれで泳およいで
打うち上あげられても
二に度どと出会であえない真昼まひるの夢ゆめ

何度なんどと
もう叫さけんでも 叫さけんでも 身体からだは甘あまくさせる様よう
もう叫さけんでも 叫さけんでも 身体からだは甘あまくさせる
淋さびしい 淋さびしい

何度なんどと
もう叫さけんでも 叫さけんでも 身体からだは甘あまくさせる
淡あわい淡あわい期待きたいは小賢こざかしい罠わな 捕とらえて
もう叫さけんでも 叫さけんでも 身体からだは甘あまくさせる
淋さびしい 淋さびしい この有様ありさま