fragment 歌詞 いむいぱぴ子 ふりがな付

描えがいて もがいて
叶かなえることが
この人生じんせいの全すべてと
信しんじて疑うたがわず

仄暗ほのぐらい部屋へや
待まち受うけるのは
散見さんけんする乱みだれた生活せいかつで
描えがいたどれもに指ゆびは掛かからず
天てんを仰あおぎ目めを瞑つぶる

空そら仰あおぎ鳥とりに叫さけんだ
僕ぼくは幸しあわせになりたいだけです
太陽たいようの光ひかりを纏まとって
ゆっくりと羽はばたいてた

描えがいて 願ねがって
辿たどったつもりが
この人生じんせいの大半たいはん
そうじゃないことばかり

仄暗ほのぐらい部屋へや
窓際まどぎわの写真しゃしん
綺麗きれいな花はなが挿さしてあった花瓶かびん
生活せいかつの端はしに散ちらばっていた
天てんを仰あおぎ目めを瞑つぶる

空そら舞まう鳥とりは静しずかに
僕ぼくの足元あしもとで羽はねを休やすめ
流暢りゅうちょうに語かたりかけ消きえた
鮮あざやかな羽はねが散ちった

大空おおぞらを飛とびたいと願ねがった鳥とり
大空おおぞらを知しらなかったと言いう
残のこされた羽はねをかき集あつめ
掌てのひらに視線しせん落おとす

ひとつまたひとつと
埃ほこり被かぶり燻いぶってたものは
この人生じんせいを象かたどっていた
日々ひびの中なか煌きらめいてた