恋の神様 feat. くろくも,ねんね,NORISTRY 歌詞 *Luna×音はつき ふりがな付

鏡かがみに映うつった自分じぶんが誰だれかわからなくて
気きづけば駆かけ出だしてた
誰だれも私わたしを知しらない どこかへと

いつだってこの手てで夢ゆめを掴つかんできたでしょ
そして今いま みんなの前まえに立たっている
愛あいされていること 恵めぐまれて幸しあわせだってことも全部ぜんぶ
ちゃんとわかってるつもり

なんだけどいつだって
胸むねがつっかえたままでいるの
私わたしが私わたしじゃなくなってしまったみたい
操あやつり人形にんぎょうみたいだ

鏡かがみに映うつった自分じぶんにさえ 嘘うそをついてきた
本当ほんとうに伝つたえたいのは 違ちがうこと
私わたしを見みてた あなたにも 嘘うそをついてきた
気きづけば駆かけ出だしていた
誰だれも私わたしを知しらない どこかへと

「操あやつり人形にんぎょうみたいになってしまった自分じぶんが、憎にくくて仕方しかたなかったんだと思おもう。
だから逃にげてきたんだと思おもう。
でも、ここでの出会であいがそんな私わたしの人生じんせいを変かえることになるなんて、
思おもってもみなかったんだ」

「あ～ぁ、今日きょうも運命うんめいの出会であい、なかったなぁ。
なんで漫画まんがみたいにうまくいかないんだろう。う～ん...
ただいま～。あ、お客きゃくさん。いらっしゃいませ～... って、ええ!?
な、な、なな、なんで雫しずくちゃんがいるの!?
え、も、もしかして泊とまりに来きたんですか?
えっとあの、あのあの、あの、私わたしファンです! うわぁ～!
どうしよう。ちょっと、お母かあさん!?」

「恋こい... っていうのはまず、一人ひとりでは出来できないの」
「確たしかに...!」
「だから... そう... えっと... そうだ! 出会であいに行いかないと。自分じぶんから」
「なるほどぉ...」
(恋愛れんあいのスペシャリストのアドバイスあれば、わたし最強さいきょうでは!?)
「よし、じゃあやってみよう」

朝あさはパン咥くわえて角かどから飛とび出だして (「あいたっ」)
傘かさは隠かくして雨宿あまやどり
落おとし物もの仕掛しかけて待まつの (「よ～し、恋こいこいこいこいッ」)
あと、怖こわい人ひとに絡からまれるとか...?
(「一真いっしんやってあげて?」「えぇ... まじ?」)

「お願ねがいしまーす!」

誰だれも見みつけてくれないのなら
私わたし/自分じぶんから見みつけに行いかなくちゃ
王子様おうじさまが迷子まいごになったなら
お姫様ひめさまが見みつけに行いくストーリーが
あったっていいよね? あったっていいよね?
紡つむいだっていいよね? 掴つかんだっていいよね?

「ええっ! 本当ほんとうに運命うんめいの相手あいてと出会であえたの!?」
「はい! 次つぎはどうしたら ...?」
「つ、次つぎは... えっと、そうだ! 好すきになってもらわなきゃ」
「はいっ! なんでもやります!」
(やっぱ雫しずくちゃん頼たよりになるなぁ)
「よし、応用おうよう編へんいくよ!」

既読きどくつけたら5分間ふんかん放置ほうち
吊橋つりばし渡わたれば一発いっぱつOK!?
7秒間びょうかん見みつめ合あうだけで 恋こいに落おちるなんて言いうけど
(いち、に、さん、し、ご、ろく、なな、はち!)

はちきれそうな心臓しんぞうだ もう死しんじゃいそうだ
いっそ言いっちゃった方ほうが早はやいんじゃない
日ひが暮くれちゃう前まえに 色褪いろあせちゃう前まえに
別べつに今いますぐ叶かなえちゃっていいよ?

「いってきまーす!」

"恋こいなんて..." と思おもっていたけれど
望のぞんだ結末けつまつを掴つかむために
ムガムチューでイチューにチューイして
壁かべにぶつかったり涙なみだを流ながしたり

「なんか素敵すてきだ」

誰だれも気きづいてくれないのなら
私わたしから伝つたえに行いかなくちゃ
神様かみさまの運命うんめいを待まつよりも

私わたしがページをめくるストーリーが
あったっていいよね? あったっていいよね?
紡つむいだっていいよね? 掴つかんだっていいよね?