葉ざくら 歌詞 Toshl ふりがな付

こんなに 優やさしい 春はるに
最後さいごの 葉はざくらの 花はなびらは
空そらに舞まい 淡あわく 散ちってゆく

桜色さくらいろに 染そまる歩道ほどう
美うつくしく 悲かなしい
いつもの 帰かえり道みち
別わかれの日ひを 想おもう
そよぐ風かぜ 時ときを選えらばず
流ながれゆく 運命うんめい

もし 永遠えいえんが あるならば
平凡へいぼんな日々ひび 続つづいて 欲ほしい
遥はるか遠とおく 消きえてゆく
あなたの 足音あしおと せつない

こんなに 辛つらい 春はるに
最後さいごの 葉はざくらの 花はなびらは
空そらに舞まい 淡あわく 散ちってゆく

私わたしを見みつめた あなたの笑顔えがお
柔やわらかく 愛いとしい
握にぎった 手てのぬくもり
過すぎ去さりし日ひ 想おもう
あの日ひ 素直すなおになれなかった
後悔こうかいは 消けせない

どんな時ときも 支ささえてくれた
深ふかい愛あいに 気きづけなかった
伝つたえてくれた 最期さいごの言葉ことば
涙なみだに掠かすれた「ありがとう」

あなたがいない 春はるも
儚はかない 葉はざくらの 花はなびらは
空そらに舞まい 淡あわく 散ちってゆく

移うつろいゆく 春はるに 芽吹めぶき始はじめた
葉ばざくらは 若葉わかばへ 花はなへ
次つぎの生命せいめいへと 繋つないでゆくのですね
見守みまもってください