エキストラ 歌詞 むくえな ふりがな付

きっと優やさしさに踊おどらされてた
君きみのヒロインにはなれなかった
これが結末けつまつじゃなかったならいいな
なんて願ねがってたの

ねえ実じつは聞きいちゃったんだ
私わたしだけじゃなかったんだ
君きみの優やさしい言葉ことばは
特別とくべつではなかった

あの日ひ二人ふたりで見みた映画えいが
主人公しゅじんこうに君きみを重かさねた
思おもい込こみも すぐに消きえそうにないよ Ah...

夜よるの公園こうえんも二人ふたり並ならび歩あるいたこの道みちも
どんな映画えいがよりもっと
煌きらめいて色いろづいて見みえたのに

きっと優やさしさに踊おどらされてた
君きみのヒロインにはなれなかった
これが結末けつまつじゃなかったならいいな
なんて願ねがってたの

巻まき戻もどしも早送はやおくりも出来できない気持きもちがずっと
絡からまったフィルムのよう 身動みうごき取とれないよちょっと
何気なにげない言葉ことばもクセのある仕草しぐさも そのひとつひとつを
映うつしているの

そっと音おとも無ないままに幕まくを閉とじた
エンディングもなかった
たった一瞬いっしゅんだって
鮮あざやかに確たしかに残のこってるのに

おどけて見みせた君きみの魔法まほうは
あの日ひからずっと解とけないままだ
なんてことない空そらひとつでも
君きみと繋つながったままなの

きっと優やさしさに踊おどらされてた
君きみのヒロインにはなれなかった
これが結末けつまつじゃなかったならいいな
なんて願ねがってた

ああいっそ出会であわなければ
君きみもただの脇役わきやくだったら
そんな"もしも"を並ならべてみても
きっとまだ君きみが好すきだなあ

あの時とき感かんじた胸むねの痛いたみも Ah
気付きづかない振ふりした君きみのずるさも Oh
テレビが照てらしたあの横顔よこがおも
まだ色鮮いろあざやかなまま 君きみが消きえない