屍 歌詞 みゆはん ふりがな付

どこに私わたしの場所ばしょがある?
影かげに取とり憑つかれている
希望きぼう 偶像ぐうぞう 夢想むそう どれも同おなじ

誰だれも答こたえてくれないから
期待きたいのない幸しあわせを願ねがう
それで満みたされてしまえよ

痛いたみのない世界せかいでさ
生いきたいと願ねがっては
救すくいのない人生じんせいに笑わらう
シカバネさ

明あかるい未来みらいなんて
夢見ゆめみたら詰つんで
泣なき言ごとはもう壊こわして壊こわして
そんな世界せかいを作つくった神様かみさまに
もう祈いのることさえしなくなったんだ

どこへ訴うったえても流ながされる
諦あきらめがまとわりつく
妥協だきょう 葛藤かっとう 無用むよう いつも同おなじ

誰だれも答こたえてくれないから
足掻あがくのもうやめにしたんだ
心こころは死しんだ

怒いかりのない世界せかいから
吐はき溜ためを泳およいで
詰つまるように深ふかく息いきをする
シカバネさ

また明日あしたが来きても明後日あさってが来きても
彷徨さまよいながら瞬またたき瞬またたき
そんな世界せかいを作つくった神様かみさまに
起死回生きしかいせいの切きり札ふだはありもしない

みんな不平等ふびょうどうだ
全部ぜんぶ不平等ふびょうどうだ

かき鳴ならせ

本当ほんとうは希望きぼうに満みちた世界せかいで
生いきていきたい 助たすけて助たすけて
死しんだようにただ生いき続つづけるのはやめて
君きみとまた同おなじ光ひかりを見みたい