世界創造 歌詞 シノエフヒ ふりがな付

世界せかいは
指差ゆびさし君きみを嗤わらうよ
だから僕ぼくは世界せかいを殺ころした
未来みらいが膨ふくれて破裂はれつする前まえに
君きみをそこから連つれ出だすよ、今いま

いない
朝あさ 君きみの痕跡こんせきに目めを追おった
もう何度目なんどめだ
僕ぼくたちは
何なにのために
何なにを奪うばって
生いきているんだろう?

今いまではあの日ひのことを
何度なんども繰くり返かえしている
花はなを見みてきれいだと
当あたり前まえに言いう
あの時ときの僕ぼくらの選択せんたくが間違まちがっていたとしても
生いきている君きみと少すくない命いのちを

君きみと
奪うばい合あう時間じかん
生いきていたね
どうしても顔かおを思おもい出だすよ
重おもい身体からだを引ひき摺ずり生いきて
放はなったら
君きみがいない
「いないから世界せかいだ」
知しらないよ 朽くちてよ
君きみのいないこんな世界せかい
いらないよ 消きえてよ
いくら綺麗きれいでも
僕ぼくにはいらないよ

今いまではあの日ひのことを
忘わすれて生いきられている
嘘うそだよ
何なにもかも思おもい出だして吐はいている

うるり
ららり
君きみの瞳ひとみだ
君きみが僕ぼくを見みてくれたから
僕ぼくは君きみに気付きづけたんだ

僕ぼくだけ残のこされて
連つれてって
「一人ひとりでは生いきれない」
こんな世界せかいとうに飽あきたよ
馬鹿ばかな僕ぼくを笑わらってくれよ
星ほしの瞳ひとみ

蒼あお
覗のぞく白しろい光ひかり
過去かこ
天秤てんびん揺ゆれる 揺ゆれる
見みて
あれが僕ぼくらの世界せかいさ
君きみを見捨みすてた僕ぼくらの世界せかい
だけど君きみは愛あいしていたから
world creation