BAPTIZE 歌詞 ELFENSJoN ふりがな付

暗くらい篝火かがりび 迷まよい込こむ素足すあし
目めの前まえが 眩くらむほど
他人たにんが眩まぶしいのなら

苦くるしみも 悔くいた過去かこ達たちも
全すべて僕ぼくに預あずけて

諦あきらめて 惰性だせいで往いくより
少すこしは気きが楽らくでしょう

救すくわれぬ傷きずを
晒さらして 捧ささげて

届とどく夢ゆめだけ抱かかえて
落おち行ゆく時間じかんを見送みおくる

差さし伸のべたこの笑えみに 貴方あなたは縋すがる
ねえ 僕ぼくは何者なにものに見みえた?

口付くちづける指先ゆびさき 熟うれた死しを纏まとう
置おき去ざりの迷まよい子ご達たちが

閉とざして絶念ぜつねん
舐なめ合あい 請こうカタルシス

救すくわれぬ澱おりで
絶望ぜつぼうの最中さいちゅう

僕ぼくが何なにに見みえたのか
耳打みみうち教おしえてくれる?

慣なれ合あいの鳥籠とりかごで 貴方あなたは囀さえずる
ああ
刹那せつなの愉悦ゆえつ 嗤わらう月つき

ゆらりくらり 闇やみに問とう
憂うれいを帯おびた花はな
光ひかりを待まちわび
久遠くおんに焦こがれて開ひらく

救すくわれぬ傷きずを
重かさねて 溶とかれて

白しろい箱庭はこにわの空そらへ
爛ただれた羽はねを広ひろげる

空虚くうきょで 至純しじゅんな
この小部屋こべやの中なかで

僕ぼくは何者なにものに見みえる?

定さだめて 教おしえてあげる
満みち欠かけて弧こを巡めぐり
心こころを映うつして
貴方あなたが望のぞむ者ものになる

今日きょうも一人ひとり 迷まよい込こむ
漱すすぐ罪つみの連鎖れんさ
贖罪しょくざいは続つづく