Lunatic Romance 歌詞 山崎エリイ ふりがな付

淡色光たんしょくひかる 魅惑みわくのヴェール歌うたを紡つむいでく
夢ゆめが泳およぎつく岸辺きしべに独ひとりきり

硝子がらすの林檎りんごを齧かじって ゆらゆら揺ゆれる蜃気楼しんきろう
そよ風かぜになびくイヤリング 触さわる癖くせが取とれないの
転ころがるピアノと踊おどる 硝子細工がらすざいくの駒鳥こまどり
私わたしだけが生いきる世界せかい そこは秘密ひみつの花園はなぞの

澄すみ渡わたる水面みなもに ひとひらの花はなびら
波伝なみつたう影かげ 二人ふたりを映うつして 月光げっこうが照てらした その横顔よこがおをみて
浅あさく息いきを吐はいた

甘あまく LunaticなRomance
知しれず 一人歩ひとりあるきする
真珠しんじゅのレースがはためく 静しずかな海辺うみべで
鼓動こどうは胸むねを飛とび出だして 闇やみに突つき刺ささる

淡色光たんしょくひかる 魅惑みわくのヴェール歌うたを紡つむいでく
夢ゆめが泳およぎつく岸辺きしべに二人ふたりきり

静しずかによせてはかえす 柔やわらかい砂すなの上うえで
さざ波なみが唄うたう子守唄こもりうた 身体中からだじゅうが覚おぼえてる

あんなに遠とおくで光ひかる 星屑ほしくずも掴つかめるのに
冷つめたい水みずの中なかから 叫さけぶ愛あいが届とどかない

月光げっこうが照てらした 追憶ついおくのアラベスク
浅あさく息いきを吐はいた

甘あまくLunaticなRomance
空高そらたかくへ舞まい上あがる
瞳ひとみの奥おくで揺ゆれてる未来みらいを見据みすえて
こぼれたひと雫しずくの雨あめが
優やさしく肩かたをなでる

淡色光たんしょくひかる 魅惑みわくのヴェール歌うたを紡つむいでく
夢ゆめが泳およぎつく岸辺きしべに二人ふたりきり

仄暗ほのぐらい海うみの底そこを照てらしてくれた光ひかりは
灰色はいいろの世界せかいを色付いろづけた

月光げっこうが照てらした その横顔よこがおをみて
浅あさく息いきを吐はいた

甘あまくLunaticなRomance
夢ゆめを覚さます朝あさがくる
フェアリーテイルの終焉しゅうえんは
静しずかな海辺うみべで
溺おぼれそうなほど愛あいした あなたを残のこして

淡色光たんしょくひかる 魅惑みわくのヴェール
歌うたを紡つむいでく
夢ゆめが泳およぎつく岸辺きしべに独ひとりきり