Desert Rose 歌詞 真琴つばさ ふりがな付

ベルベットのカーテンを
力強ちからづよく開あけたあなたに
すべてを見みせているフリの私わたしは
レースに覆おおわれている

レースの内側うちがわは乾かわいた砂すなの地ちで
あてもなく もがき 乾かわいて
掴つかむ砂すなは零こぼれ落おちて
虚むなしさが根ねをはる

誰だれか開あけて このレースを
乾かわききったこの孤独こどくを
潤うるおすだけの優やさしさを
誰だれか教おしえて このレースの
開ひらき方かたを忘わすれたのよ
気付きづかれぬままの Desert Rose

レース越ごしに見みえる ぼやけた街並まちなみは
淡あわく儚はかなく美うつくしい
そんな風ふうに生いきているのと
乾かわくレースの中なか

誰だれか開あけて このレースを
演えんじ過すぎたこの私わたしを
潤うるおすことが出来できるなら
誰だれか教おしえて このレースを
開ひらくことが怖こわすぎるの
乾かわき震ふるえる Desert Rose

もしもあの時とき 戻もどれるなら
装よそおい 演えんじる 私わたしに会あい
覆おおうレースを引ひき剥はがすわ
これが私わたしと 笑わらい叫さけび
泣なきじゃくるほど 美うつくしくあれ
過すぎた理想りそうと Desert Rose

ベルベットのカーテンを
力強ちからづよく開あけたあなたに
すべてを見みせてるフリの私わたしは
レースに覆おおわれている…