26 歌詞 ジン ふりがな付

海うみは消きえた
跡形あとかたもなく。
代かわりに、山やまへ迷まよい込こむ。
迷路めいろのような
道無みちなき道みちを
ただただ、永遠えいえんに。

水みずが無ない。食たべ物ものが無ない。
気力きりょくが無ない。造つくれない。

いつもなら、ホラ。こんな風ふうに、
何なにもかもが煌きらめいて。
分別ぶんべつされたこの世界せかいで
コダマするのは、２：６にいたいろくの比率ひりつ。

“たずね人びと、探さがしてます。”

随分ずいぶん、歩あるいて来きたみたい。
この道みちに果はては無ないのか?
でも、歩あるかなきゃ、何処どこにも行いけない。
そうやって、ずっと、ずっと。ずっと…

いつもなら、ホラ。こんな風ふうに、
何なにもかもが煌きらめいて。
分別ぶんべつされたこの世界せかいで
コダマするのは…

たずね人びと。いないはずの影かげ。
空そらはいつの間まにか晴はれて。
分別ぶんべつされたこの世界せかいの
居心地いごこちもそんなに、悪わるく無ないかな?

“たずね人びと、探さがしてます、”

“たずね人びと…探さがしてます…”