大切な気持ち 歌詞 白咲花(指出毬亜),星野みやこ(上田麗奈) ふりがな付

一片ひとひらの風かぜにのって
届とどけてくれたの
ありふれた景色けしきの先さきへ
連つれ出だす魔法まほう

思おもい出での中なかに
輝かがやく笑顔えがおで
夜空よぞらにまたたく
星ほしのように寄より添そって
くれているの

大切たいせつな気持きもちを 取とりこぼさないように
ふわりと受うけ止とめる
夕暮ゆうぐれの狭間はざまに 紛まぎれ込こむ優やさしさ
見失みうしなわないように
薄明うすあかりのかがりび
人影ひとかげかき分わけて 手てを伸のばした

めかしこむ夏なつの夜よるに
キラリ光ひかる星ほし
胸むね焦こがす祭まつりの音おと
遠とおく聞きこえる

めぐる季節きせつの中なか
あふれる笑顔えがおが
どんな時ときもずっと
太陽たいようのように照てらして
くれているの

大切たいせつな時間じかんを 手放てばなさないように
包つつみ込こんだつぼみ
涼すずやかなしじまに 溶とけ込こんだ優やさしさ
夜よるの帳とばりの中なか
たゆたうような蛍火ほたるび
にじむ心こころきっと 透すけて見みえた

慣なれない下駄げたの音おと
おぼつかない足元あしもと
我慢がまんして歩あるく痛いたみ
差さし伸のべてくれた手て
おずおずと繋つないだ
惑まどう心こころ 近ちかづいていくの 今いま

伝つたわるぬくもりが 私わたしを彩いろどって
どこまでも広ひろがる
満天まんてんの星ほし空ぞら 紛まぎれ込こむ優やさしさ
見失みうしなわないように
見みつめ合あった眼差まなざし
確たしかに聞きこえたの あなたの声こえ