夏の花火と君と青 歌詞 DIALOGUE+ ふりがな付

夕焼ゆうやけ終おわり間近まぢか 待まち合あわせまでもうちょっと
新あたらしく買かった浴衣ゆかたは かわいくしてくれてるかな?
慣なれない足元あしもとカラリコロリ 人混ひとごみが更さらに邪魔じゃまして
よろけそうになる瞬間しゅんかんに君きみと目めが合あった

…私わたし、変へんじゃないかな?

あつい、あついよ 体温たいおんだけじゃ説明せつめいつかないや
トクントクン 加速かそくするよ これはなんだろな…ねえ、なんですか?
いつか想おもい出でになるんなら 今いまの「好すき」でいっぱいにしよう
遠とおくの花火はなびが甘あまい魔法まほうをかけた夏なつなんだ

ひゅーどんど、と響ひびく音おとが応援歌おうえんかに聞きこえたんだ
都合つごうの良いい思おもい込こみで ためらいはどっかにいっちゃった

わたあめ やきそば 金魚きんぎょすくい
次つぎ!次つぎ! ねえ全部ぜんぶ行いこうよ!
はしゃぎすぎて赤あからむ顔かおを
お面めんでそっと隠かくした

きれい きれい って情景じょうけいだけじゃ説明せつめいつかないや
どきどき 幸しあわせすぎるよ、夢ゆめなのか? 夢ゆめかもな
いつか花火はなびを見みた時とき、君きみを思おもい出だすのかな
遠とおくの記憶きおくでも絶対ぜったい忘わすれないその横顔よこがおは

最後さいごの一粒ひとつぶ散ちって 夜よるに戻もどる
寂さびしげカラリコロリに混まぜわがままを言いうんだ
「遠回とおまわりしよう?」
…もう少すこしお願ねがい。

楽たのしかったねって言いうだけ
それ以上いじょうは言いえないの
帰かえり道みち終おわり間近まぢか
これが最後さいごかも もう最後さいごかも

あつい、あついよ 体温たいおんだけじゃ説明せつめいつかないや
わかる わかる わかっていた これは恋こいなんだ そう、恋こいなんだ
君きみとまた会あう時ときには 続つづきから始はじめられるかな
こうしてあついまま今日きょうが終おわる

消きえる花火はなびが切せつない魔法まほうをかけた
夏なつでした