東京世界 歌詞 とみいれな ふりがな付

消きえないネオンに当あてられて
服ふくの影かげが伸のびた先さきに
一人ひとりなりたくない夜よるに限かぎって
誰だれも私わたしを満みたしてはくれない

東京とうきょう世界せかい
色いろのない冷つめたいこの場所ばしょは
君きみがいない静しずけさと溶とけて彩いろどられていく

誰だれかが作つくったこの街まちは
嘘うそと偽善ぎぜんで溢あふれてる
誰だれかのために生いきること
それは苦くるしいこと

夜景やけいを見みよう身みを乗のり出だして
外そとへ出でよう嘘うそみたいな
東京とうきょうの街まちを一望いちぼうしよう

東京とうきょう世界せかい作つくった
誰だれかの傑作けっさくは
消きえていたずっと色いろになって
人々ひとびとの住すむ町まちへ

東京とうきょう世界せかい出来上できあがった
君きみがいない冷つめたさと夜よるに沈しずむ言葉ことばは
満みたされず 幼おさない夢ゆめたちと残のこってる

消きえないネオンに当あてられて
響ひびかない音おとがあるだけ