生命いのち果はてるもの
海馬かいばを横切よこぎる鼓動こどう
永遠えいえんがそこにあるなら
終おわりは何故なぜ怖こわいの
花はなの香かおりよ煙けむる時雨しぐれ柔やわらかい熱ねつは
解とけて冷つめたく沈しずむ自我じがに命いのちは燃もえている
かたちの無ないもの
それに囚とらわれるもの
歪いびつに揺ゆれる蜃気楼しんきろう
吸すい込こまれてしまいそう
何故なぜ悲かなしいのどうして泣ないているの
脳裏のうりをよぎるテレパシー
死しぬ間際まぎわにわかるなら何なに?
春はるのつぼみよ摘つみ取とられる叡智えいちの場所ばしょは
意思いしと欲望よくぼう渦巻うずまいた時ときに苦くるしく叫さけぶ
この身体からだを流ながれる宇宙うちゅうに
目蓋まぶたの奥おくから優やさしく包くるまれてく
この蒼あおくて拙つたない生命いのちに
産うまれる矛盾むじゅんを僕ぼくらは愛あいしている
息いきをしている味あじも感触かんしょくもある
身体からだだけ感かんじるがまま
動うごけるだけでいいのに
心こころが躍おどる涙なみだが溢あふれてくる
感情かんじょうをなぜ授さずけたの
生いきてたいと願ねがってる
生命いのち果はてるもの
もう会あえなくなっても
満みたされていれば
誰だれかが想おもえば
どんな悪人あくにんでも
遠退とおのく其その意識いしきが
全すべてを悟さとるそのときに
幸しあわせだと思おもえたら
ふと救すくわれて誰だれかは喜よろこんで
明日あすの無ない未知みちのどこかで
何なにも知しらず浮うかぶよ
生命inochi果haてるものterumono
海馬kaibaをwo横切yokogiるru鼓動kodou
永遠eienがそこにあるならgasokoniarunara
終oわりはwariha何故naze怖kowaいのino
花hanaのno香kaoりよriyo煙kemuるru時雨shigure柔yawaらかいrakai熱netsuはha
解toけてkete冷tsumeたくtaku沈shizuむmu自我jigaにni命inochiはha燃moえているeteiru
かたちのkatachino無naいものimono
それにsoreni囚toraわれるものwarerumono
歪ibitsuにni揺yuれるreru蜃気楼shinkirou
吸suいi込koまれてしまいそうmareteshimaisou
何故naze悲kanaしいのどうしてshiinodoushite泣naいているのiteiruno
脳裏nouriをよぎるwoyogiruテレパシterepashiー
死shiぬnu間際magiwaにわかるならniwakarunara何nani?
春haruのつぼみよnotsubomiyo摘tsuみmi取toられるrareru叡智eichiのno場所basyoはha
意思ishiとto欲望yokubou渦巻uzumaいたita時tokiにni苦kuruしくshiku叫sakeぶbu
このkono身体karadaをwo流nagaれるreru宇宙uchuuにni
目蓋mabutaのno奥okuからkara優yasaしくshiku包kuruまれてくmareteku
このkono蒼aoくてkute拙tsutanaいi生命inochiにni
産uまれるmareru矛盾mujunをwo僕bokuらはraha愛aiしているshiteiru
息ikiをしているwoshiteiru味ajiもmo感触kansyokuもあるmoaru
身体karadaだけdake感kanじるがままjirugamama
動ugoけるだけでいいのにkerudakedeiinoni
心kokoroがga躍odoるru涙namidaがga溢afuれてくるretekuru
感情kanjouをなぜwonaze授sazuけたのketano
生iきてたいとkitetaito願negaってるtteru
生命inochi果haてるものterumono
もうmou会aえなくなってもenakunattemo
満miたされていればtasareteireba
誰dareかがkaga想omoえばeba
どんなdonna悪人akuninでもdemo
遠退toonoくku其soのno意識ishikiがga
全subeてをtewo悟satoるそのときにrusonotokini
幸shiawaせだとsedato思omoえたらetara
ふとfuto救sukuわれてwarete誰dareかはkaha喜yorokoんでnde
明日asuのno無naいi未知michiのどこかでnodokokade
何naniもmo知shiらずrazu浮uかぶよkabuyo