タイムカプセル 歌詞 伊津創汰 ふりがな付

150円えんのシアワセ コンビニのアイスバー
あの夏なつの雲くもの ひと欠片かけらが口くちに溶とけた

ファミレスのドリンクバー
メロンソーダ一いっ択たくで
飲のんでたあいつ 居酒屋いざかやで緑茶りょくちゃハイを頼たのんでた

「また明日あしたな」って集あつまってた
小ちいさな草くさむらの秘密ひみつ基地きち
きれいな街まちに馴染なじんだ公園こうえんに
変かわって 子供こども達たちが笑わらってた

タイムカプセルをここに置おいてくよ
いつか形かたち無ないものに変かわっても
抱だきしめていたいよ ガラクタだらけの
今いまでも光ひかってる 宝箱たからばこを

鉄棒てつぼうで逆上さかあがり 擦すりむいた膝小僧ひざこぞう
ひこうき雲ぐもを 渡わたれるような気きがしたんだ

またいつか会あえるのかなって
遠とおい街まちの空そらに浮うかべる
ばかみたいに 騒さわいで怒おこられた
27時じの田舎いなかの星ほし

タイムカプセルをここに置おいてくよ
無なくしたものは山やまほどあるけれど
制服せいふくやスーツなんか捨すてちまえばさ
あの頃ころみたいに 泣なけるのかな

大好だいすきだった 花はなのようなあの子こは
無愛想ぶあいそうな顔かおで客きゃくに舌打したうち
紫陽花あじさい色いろの空そらが枯かれて
玉たまボケ達たちが頬ほおに落おちる

タイムカプセルをここに置おいてくよ
いつか形かたち無ないものに変かわっても
抱だきしめてたいよ ガラクタだらけの
今いまでも光ひかってる 宝箱たからばこを
いつまでも光ひかってる 宝箱たからばこを