ラピスラズリ 歌詞 秋山璃帆 ふりがな付

タオルケットの中なかで
後うしろ髪がみにくちづけた
君きみは笑わらってたね

あたたかいマグカップ
君きみが差さし出だせば
冷ひえた両手りょうてに広ひろがって
包つつまれてく

君きみが注そそいだラピスラズリの陽ひ
瞬またたき目覚めざめて
一人ひとりきりのベットに今いま
舞まい落おちて こぼれていく
僕ぼくはもうきっと他ほかに望のぞまない
たったひとつだけ
ただね、そばにいさせて欲ほしい
どんな場所ばしょでも
迎むかえに行いくよ

夜風よかぜが僕ぼくを追おい越こし
君きみの好すきだった
電子でんしタバコの香かおり
見みえない気配けはいは
風かぜに消きえていった

君きみと過すごしたラピスラズリの夢ゆめ
マグカップに揺ゆれた
二人ふたりだけの物語ものがたりを
飲のみ干ほしてしまえたなら
愛あいの言葉ことばを紡つむいでゆけたら
僕ぼくを許ゆるさないで
優やさしさに傷付きずついてしまう
ただ星空ほしぞらに隠かくれ
朝あさを待まってる

もう会あえないよね ラピスラズリだけ
あの頃ころのままで
何気なにげなく朝あさ眺ながめては
扉とびら開ひらき歩あるいていく

君きみが注そそいだラピスラズリの陽ひ
瞬またたき目覚めざめて
一人ひとりきりのベットに今いま
舞まい落おちて こぼれていく
僕ぼくは ねぇきっと
これからもずっと
君きみを忘わすれない
深ふかく淡あわい瑠璃色るりいろの愛あい

どんな場所ばしょでも
君きみを探さがしているよ

もう一度いちどだけ
僕ぼくを目覚めざめさせて