夢切符 歌詞 おチビさん feat. 初音ミク ふりがな付

寝ねつけない午前ごぜん三さん時じ 時計とけいの針はりは止とまったまま
窓まどに差さし込こむ月明つきあかり ひとつの光ひかりが空そらへと消きえた

それから気きがついた時ときには 名前なまえのない駅えきにいたんだ
向むこう側がわで誰だれかの足音あしおと 制服せいふくの人ひとが近ちかづいて来きて
「彼かれは私わたしにこう言いった」

夢ゆめへ 向むかう切符きっぷをお持もちでしょうか
明日あすへ 向むかう切符きっぷをお持もちでしょうか
それがなくては どこにも行いけない 進すすめない
幻想げんそう列車れっしゃは汽笛きてきを鳴ならして 空そらへ舞まった

なりたい自分じぶんになるために まずは切符きっぷを手てに入いれなきゃ
努力どりょくは報むくわれると思おもってた だけど現実げんじつは 違ちがったみたいだ

そうさ 人ひとは傷きずつけ合あって 争あらそい合あう運命うんめいなんだ
誰だれかの夢ゆめが欲ほしくなって それを自分じぶんのものにしたくて
やっと手てにした切符きっぷだって 軽かるく奪うばわれちゃって
もう どうでもいいやって 一人ひとり泣ないた

これでよかったんだって どうせ私わたしには無理むりだったんだ
なのに どうして こんなに 悔くやしくて涙なみだが止とまらないの
それはあなたが本当ほんとうに 真剣しんけんだったという証あかしなんです
想おもいが消きえない限かぎり 一人一人ひとりひとり切符きっぷを持もっています

「あなたの」
夢ゆめへ 向むかう切符きっぷをお持もちでしょうか
明日あしたへ 向むかう切符きっぷをお持もちでしょうか
それがあれば この先さきもきっと大丈夫だいじょうぶ
幻想げんそう列車れっしゃは朝日あさひを照てらして 空そらへ舞まった

夢ゆめはいつか醒さめてしまうものだから