Rain Dance 歌詞 小野賢章 ふりがな付

透明とうめいな 心音しんおんを 追おって 旅たびに出でるよ
知しらない街まちを抜ぬけて 深緑しんりょくの夢ゆめを見みるのさ

往来おうらいを 滑すべる様ように 時代じだいは 駆かけていくよ
お前まえには 聞きこえていないのかい この街まちに響ひびき渡わたる声こえ

あれは水面みなもに光ひかる陽ひの下した
それは誰だれもが手てにしたくてしょうがない
これはフィルムには写うつらないのさ
ほらクロールで逃にげてくよ
感情かんじょう線せんを鯉こいのように

走はしりたい 命いのち落おとしても このままで
消きえないよ 轍てつは いつでも 側そばにいて

シャツを ぬぐように 涙なみだ 流ながれない
あまり上手うまく笑わらえていないのか この体からだに突つき刺ささる雨あめ

あれは水面みなもに光ひかる月つきの下した
それは誰だれもが手てにしたくてしょうがない
愛あいは目めには見みえないのさ
今いま羽はばたいて行いくよ
あの日ひの風かぜのように

届とどけたい 気持きもち落おとしても このままで
死しねないよ 悲かなしさに いつも 火ひをつけて

叫さけびたい 気持きもちどうしても このままで
可笑おかしいね 嵐あらしの中なかでも ダンスを踊おどっていたいんだ

走はしりたい 命いのち落おとしても このままで
消きえないよ 轍てつは いつでも 側そばにいて

届とどけたい 気持きもち落おとしても このままで
死しねないよ 悲かなしさにいつも 火ひをつけて

走はしりたい 命いのち落おとしても このままで
消きえないよ 轍てつは いつでも 側そばにいて