それが罪でも 歌詞 elfin' ふりがな付

頬ほおに残のこる泣なき跡あと やさしく撫なでるように
太陽たいようのシャワーが舞まう
歩道ほどうに溶とけた 僕ぼくたちのシルエット
"今いま"しか見みえない

目的地もくてきちなんてないさ 地図ちずも羽根はねもいらない
理由りゆうだって そう デタラメでいい
海うみや空そらより 果はてしない景色けしき
「自由じゆう」と名なづけた

同おなじ時代じだいに 違ちがう秘密ひみつを抱かかえて
僕ぼくらは出会であった
他愛たあいもなく かけがえない 一秒いちびょうを感かんじながら

さらば世界せかい さらば世界せかい めぐり逢あう日ひまで
瞬まばたき忘わすれて かかとが弾はずむよ
どれが未来みらい どれも未来みらい どこにだって行いける
二度にどとない"今いま"だけは 誰だれにも邪魔じゃまさせない
それが罪つみでも

無限むげんの夜空よぞらに打うつ 星ほしたちのタンバリンに
思おもい出での群むれ 重かさねてみれば
永遠えいえんが歌うたう 初はじめてのメロディー
「明日あした」と名なづけた

結むすんだ絆きずなも 身勝手みがってに引ひけば途切とぎれ
近ちかづき過すぎれば 弛ゆるんでしまうものなのかな
ハートとハートの間あいだで

さらば涙なみだ さらば涙なみだ 流ながれ星ぼしとなれ
僕ぼくらの願ねがいに 生うまれ変かわればいい

どれが光ひかり どれも光ひかり 無意味むいみなものはない
二人ふたりとしていない存在そんざい 誰だれにも代かえられない
それが自分じぶんだよ

雪解ゆきどけの蕾つぼみが 春はるを招まねくように
雨上あめあがりの 虹にじのように
終おわりが告つげるのは始はじまり
無数むすうよりも数かぞえ切きれない 次つぎの"今いま"を迎むかえよう

さらば世界せかい さらば世界せかい めぐり逢あう日ひまで
瞬まばたき忘わすれて 踵かかとが弾はずむよ
さらば涙なみだ さらば涙なみだ 流ながれ星ぼしとなれ
僕ぼくらの願ねがいに 生うまれ変かわればいい

どれも未来みらい どれも光ひかり 正解こたえに興味きょうみはない
未完成みかんせいで不完全ふかんぜんな ドラマを続つづけようか
それが罪つみでも
それが罪つみでも