青あおいダリアが部屋へやの隅すみで
それぞれの午後ごごを見みてた
夢ゆめを語かたる恋人こいびとたちと
過去かこをたどる旅人たびびと
ラジオから流ながれる調しらべも
溶とけたバターの香かおりも
空腹くうふくを満みたしはしない
胸むねの奥おくが冷つめたい
陽ひのあたる場所ばしょへ
私わたしを連つれてって
その手てで愛いとおしいと抱だきしめて
土つちも水みずもいらない その腕うでの中なか
しおれていくのよ 蕾つぼみのままで
青あおいダリアが窓まどのむこう
行いきかう人ひとにたずねた
幸しあわせはどこで買かえますか?
悲かなしみは消きえますか?
冷つめたい風かぜがドアを揺ゆらし
そっと私わたしにささやく
命いのちの限かぎり 咲さいて 咲さいて
そして散ちるのよ
青あおい海うみと青あおい空そらの彼方かなたまで
飛とんでいきたい 恋心こいごころかかえ
誰だれも知しらない バラ色いろの花園はなぞので
眠ねむりにつくのよ ひとりぼっちで
陽ひのあたる場所ばしょへ
私わたしを連つれてって
その手てで愛いとおしいと抱だきしめて
土つちも水みずもいらない その腕うでの中なか
咲さき続つづけるのよ 昼ひるも夜よるも
青aoいiダリアdariaがga部屋heyaのno隅sumiでde
それぞれのsorezoreno午後gogoをwo見miてたteta
夢yumeをwo語kataるru恋人koibitoたちとtachito
過去kakoをたどるwotadoru旅人tabibito
ラジオrajioからkara流nagaれるreru調shiraべもbemo
溶toけたketaバタbataーのno香kaoりもrimo
空腹kuufukuをwo満miたしはしないtashihashinai
胸muneのno奥okuがga冷tsumeたいtai
陽hiのあたるnoataru場所basyoへhe
私watashiをwo連tsuれてってretette
そのsono手teでde愛itoおしいとoshiito抱daきしめてkishimete
土tsuchiもmo水mizuもいらないmoiranai そのsono腕udeのno中naka
しおれていくのよshioreteikunoyo 蕾tsubomiのままでnomamade
青aoいiダリアdariaがga窓madoのむこうnomukou
行iきかうkikau人hitoにたずねたnitazuneta
幸shiawaせはどこでsehadokode買kaえますかemasuka?
悲kanaしみはshimiha消kiえますかemasuka?
冷tsumeたいtai風kazeがgaドアdoaをwo揺yuらしrashi
そっとsotto私watashiにささやくnisasayaku
命inochiのno限kagiりri 咲saいてite 咲saいてite
そしてsoshite散chiるのよrunoyo
青aoいi海umiとto青aoいi空soraのno彼方kanataまでmade
飛toんでいきたいndeikitai 恋心koigokoroかかえkakae
誰dareもmo知shiらないranai バラbara色iroのno花園hanazonoでde
眠nemuりにつくのよrinitsukunoyo ひとりぼっちでhitoribotchide
陽hiのあたるnoataru場所basyoへhe
私watashiをwo連tsuれてってretette
そのsono手teでde愛itoおしいとoshiito抱daきしめてkishimete
土tsuchiもmo水mizuもいらないmoiranai そのsono腕udeのno中naka
咲saきki続tsuduけるのよkerunoyo 昼hiruもmo夜yoruもmo