story 歌詞 崎山つばさ ふりがな付

出鱈目でたらめな速度そくどで沈しずむ 夕日ゆうひを見みていた
あなたみたいね。と
君きみが笑わらえば 綺麗きれいに見みえて

サイドシートにまだ残のこる ムラサキの香かおり
乾かわいた風かぜが かき消けしてゆく
揺ゆれる横顔よこがお

染そまる夏空なつぞらの ファインダーに映うつる メロウな日ひ
蜃気楼しんきろうのように しがみついたままの story

君きみがいたから 優やさしくなれた
向日葵ひまわりのように 微笑ほほえむ あの時計とけいが 今いま
無常むじょうに過すぎてくだけで

小ちいさな砂浜すなはまで二人ふたり 肩かた寄よせながら
分わけたイヤフォンの 音おとが漏もれてく
消きえた横顔よこがお

机つくえの隅すみに 残のこされたままの スペアキー
塞ふさがれたまま 錆さびて剥はがれてゆく story

君きみがいたから 素直すなおになれた
向日葵ひまわりのような 月日つきひの花はなびらが 今いま
虚むなしく枯かれてくだけで

染そまる夏空なつぞらの ファインダーに映うつる メロウな日ひ
蜃気楼しんきろうのように しがみついたままの story

君きみがいたから 優やさしくなれた
向日葵ひまわりのように 微笑ほほえむ あの時計とけいは 今いま
記憶きおくを止とめたままで