アクター 歌詞 エイハブ feat. 初音ミク ふりがな付

「失うしなってしまう物ものほっといてさ
パーティ?君きみ、正気しょうき?」
ほら何時いつだって他人ひとは仲間なかまのフリして
僕ぼくらに忍しのび寄より
ただそうやって強つよく正ただしい言葉ことばで
「賢かしこい人ひと」になり
くだらないことは
ただくだらないままに

Wow Ho ho ho ho ho

知しらない事ことばっかだろうに
正ただしさなど決きめられないぜ
このマダラの知識ちしきで見みえた色彩しきさいは
「誰だれか」とは違ちがう筈はずなんだから

「涙なみだの数かずだけ強つよくなれる」なら
恐おそらく僕ぼくは弱よわい
今いま目めの前まえの君きみが泣ないてる訳わけすら
僕ぼくには判わからない
でも知しらない事ことなら知しらないままでは
罪つみだと思おもうんだ
譲ゆずれないものが
ある筈はずだと歩あゆめる綺麗きれいな僕ぼくでいたい

ねぇ僕ぼくだけなのかい?
終おわらない思おもい遣やり押おし付つけていて
疲つかれ切きったのも貴方あなたの所為せいにして
頭あたまの中なかこんがらがり出だして
演えんじ切きっていた筈はずの役割やくわりが
少すこしずつ綻ほころんでくの

見みえないモノばっかじゃないか
正ただしささえ煙けむに撒まかれて
ただマダラの知識ちしきで見みえた色彩しきさいが
正ただしいと願ねがえばそれでいい筈はずだ

そんな思おもいも偽いつわりだと思おもう心こころを濁にごして
ずっとどこか演えんじ続つづけている
自分じぶんに気きづいて
それを隠かくす嘘うそをついた事ことを
隠かくすための嘘うそを、
重かさね着ぎしたそれを一ひとつづつ脱ぬいで
肌寒はだざむくなる覚悟かくごを決きめる
「貴方あなたといる僕ぼく」と「僕ぼく」の差異さいが
埋うまらなくなった
僕ぼくは「僕ぼく」で居いたいや
僕ぼくはアクター、芥あくた、悪あくだ

忘わすれていたんだよ
忘わすれていたんだよ
忘わすれていたんだよ