分身 歌詞 松藤量平 ふりがな付

誰だれも知しらない 場所ばしょへ行いこう
雲くもをほどく 笑えみの意味いみ

夜よるを信しんじて 星ほしを数かぞえて
暮くれるだけで足たりないものなどない

あなたが要いる この体からだ
夢見ゆめみた世界せかいは宙ちゅうを超こえるほど広ひろがり
また消きえて繰くり返かえす 分身ぶんしん

触ふれた日ひから どこにいても
元もとの形かたち 探さがす海うみ

時ときを忘わすれて 駅えきのホームで
泳およぐだけで確たしかなものなどない

あなたが居いる この体からだ
記憶きおくと今いまとが宙ちゅうを超こえるほど広ひろがり
また消きえて繰くり返かえす 分身ぶんしん

途切とぎれ途切とぎれ 満みちては欠かけ
空そらに浮うかぶ 月つきの意味いみ
生うまれ変かわる 朝あさが来きても
きっと同おなじ夜よるを知しる

あなたが要いる この体からだ
夢見ゆめみた世界せかいは宙ちゅうを超こえるほど広ひろがり
また消きえて繰くり返かえす 分身ぶんしん