最後の約束 歌詞 中山翼 ふりがな付

浴衣姿ゆかたすがたの君きみは綺麗きれいで 何なにか特別とくべつで
高たかまる鼓動こどう抑おさえながら 空そら見上みあげた

この時間じかんが終おわらぬように
この想おもいが途切とぎれぬように
指切ゆびきりした帰かえり道みちを忘わすれない

約束やくそくも二人ふたりの糸いとも簡単かんたんに燃もえ尽つきてった
もう会あわないなんて嘘うそをつくんだ
本当ほんとうはそばにいたいよ
偽物にせものとわかったバトンだって まだ掴つかんでいよう

君きみがくれる好すきなんて
冗談じょうだん交まじりの言葉ことばで
君きみの全すべて抱だきしめても
何なにひとつ変かわらなくって
それが運命さだめのように

ただの恋こいじゃなくて もうこれは愛あいなんだって
でもそれでも僕ぼくの隣となりに寄より添そって
ぬくもりをください

水面みなもに反射はんしゃした花火ひかりは
僕ぼくの心こころの中なかのようで
どの角度かくどから見みたって まるで変かわらない想おもいがある
違ちがう恋こいして誤魔化ごまかしたって ほら君きみが居いる

わざと遠回とおまわりしたり
気きを引ひくために転ころんだり
ただ流ながれる時間ときのように
忘わすれることが出来できたのなら
どれほど楽らくだろう

夏空なつぞらに 君きみとの記憶きおくを打うち上あげよう
戻もどれぬように
散ちりゆく願ねがいが
君きみを辿たどっていく事ことがないように

最後さいごの約束やくそくをしようよ
どうかあなたは幸しあわせになって…

偽物にせものとわかったバトンなんて もう置おいていこう